素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

ヤングジャンプで連載中の漫画の話。

2020年01月25日 06時51分03秒 | 日記
「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」

かなり面白い。

連載開始時は「ただのハーレムものか?そういうのは守備範囲外なんだが」と思って、あまり期待しないで第一話を読んだんですけど。
これはあれだね。

だいぶ前に連載終了したけど、web漫画サイト「となりのヤングジャンプ」で連載してた「THE・GIRLS・SCHOOL」と読み味似てる漫画ですわ。
狂気を感じるギャグ漫画。
(THE・GIRLS・SCHOOL……アイドル並の美形ばかりが在籍する女子高に赴任したある新人男性教師が、教え子の女生徒に「担任の童貞を学生時代に奪ったと言えば、将来自慢できる」というクソみたいな理由でモーションをかけられるイカレギャグ漫画)
断じてラブコメじゃないと思うw
程度の差こそあれ、登場人物もれなく頭おかしいからw

「THE・GIRLS・SCHOOL」はちょっとメチャクチャ過ぎて、話に収拾ついてないところがあったから、そのせいで打ち切られてしまったのかなと思いましたけど、この作品はそこにギリギリ正気を足して、物語としての真っ当さをギリ確保した感じ。
登場人物が狂人ばかり過ぎると読者は感情移入できんもんな。

話のあらすじは

主人公・愛城恋太郎はこれまでの人生で何度も女の子に告白するも(その回数なんと100回!)全て拒絶されてきた経歴の持ち主。
彼は性格が真面目で優しい上、人望もあるのだが、何故か上手くいかない。
しかし中学卒業後の下校中、「これからお主は高校で運命の人と出会う」と神に告げられる。しかもそれは100人も居ると。

ただし。

その100人の運命の人は、主人公にフラれるとなんだかんだあって命が尽きてしまう運命になるそうで。

主人公は悩むのですが。そこで気づく。

「そうだ!全員僕の彼女にしてしまえばいいんだ!」

かくして、彼には高校で100人の彼女を作るという使命が課せられたのだった。
そーゆー物語。

今週笑ったのは、3人目の彼女が出来たので、既存の彼女2人に新しい彼女を紹介するという狂ったシーンで

彼女その1「脳みそ腐ってんのかおめー!!!」

彼女その2「別の女の子を好きになったからって、私たちをフラないでくださるなんて……どこまで優しい方なんですか!!」

「脳みその防腐剤箱で必要だこれ!!」

こういうノリ好きだわw
心が疲れたときは、こういう漫画を読むのがオススメですな。

第16代アメリカ大統領・リンカーンの逸話で

「リンカーンは政務で疲れたときに読むため、常にデスクに最新の笑話の本を常備していた」ってのがあるそうですし。

夢追い人は居た方がいいな

2020年01月24日 00時11分18秒 | 日記
私、ホリエモンこと堀江貴文氏、好かんのですが。
生き方、思想信条が気に入らないので。

ただね、彼がやってることを全部否定しているわけでも無いんですよな。

例えば、宇宙事業。
どのくらい本気でやってるのか、私は知らんのですが、彼が以前

「格安で宇宙に行く方法を確立する」

「将来的には他の惑星に中継基地のようなものを作り、太陽系に進出できるような環境を作ってみたい」

そんなようなことを何かの取材で言ってたんですわ。
どのくらい本気で言ってるのか分からないですけどさ。

仮に100%本気だったとして。
私は「無理無理無理」と言ってせせら笑うようなことはしたくないかな。

じゃあ出来ると思ってんの?

いや、無理だと思いますけど。
少なくとも、堀江氏が存命中の間は。

でも、誰かが無謀だとしてもやってみることはやっとかないといけないと思うんですよね。

前にも言ったけど、このまま世界平和を謳いながら人口増加を放置していくとするなら、いつかは地球から人間を外に出さないといけないときが来るはずですし。
だって地球で抱えきれなくなったらそうする以外無いじゃんよ。
で、そのときになってから「格安で外宇宙に進出できる技術環境」って言いだしても遅すぎる。

だから「世界平和と宇宙進出技術はセット」私はそう思うんですが。

そんなことを実家に居るときに言ったら

親曰く「いやいやいや。どうせそこに行くまでに大戦争が勃発して人口がガクンと減るから心配ない」(おい

まぁ、その可能性は高いなー、とは思うけど。
エゴの制御って難しいもんなぁ。

ぼくンちのフーマ

2020年01月22日 00時09分56秒 | 日記
来週、現在東映チャンネルで放送中の「宇宙刑事シャイダー」で、子供時代の私の心にトラウマを刻み込んだ話をやるのですわ。

タイトル「ぼくンちのフーマ」

内容は、ある一般家庭にフーマの不思議獣が入り込み、一家を侵略。
シャイダーこと沢村大がそれに気づき不思議獣を退治して一家を救う話なんですけど。

何が怖かったかといいますとですな。
この不思議獣、一家を恐怖で縛ってフーマの言いなりにさせるだけじゃなくてね。

自身がデカくなるために、大量の食糧を必要とし。

一家の財産を食い潰していくんですな。

まず、一家の愛犬を丸ごと喰い殺し。
一家の父親の貯金を全額使わせ大量の食肉を購入。
それだけでは飽き足らず、サラ金に手を出させて限界まで借りさせて、それで買えるだけの食糧を買わせる。
全て喰い尽くすと

不思議獣「おい!今度は犬を買ってこい!最初に喰ったあの犬は美味かった!」

父親「もう勘弁してくれ!貯金はもう無いし、サラ金にももう金は借りられない!」

不思議獣「うるさい!金が無いなら盗んで来い!言うことを聞かないならお前の娘を喰うぞ!」

まさにしゃぶり尽くす。
これが子供時代怖くてねー。この家族、財産全部取られて、多額の借金までさせられて、もう終わりじゃ無いのか!?って。
子供のとき、サラ金は破滅への片道切符。絶対に借りてはいけないってイメージがすでに脳内に出来上がっていたので、それを強制するフーマの不思議獣がメッチャ怖かったよ。

でもこの一家、このままじゃ不思議獣に財産を全てやられていくの分かってるけど、それを外に訴えたら助けてもらえる前に不思議獣に何をされるか分からないので、なーんも言えないのよね。
このどうしようもなさ。
単純暴力の前では、自分が強くない限り、法律なんて何の意味も持たない。
それを最初に教えられた話なのですわ。

それが家の外の話ならまぁ、家に逃げ帰ればとりあえずは安心かもしれないけど。
家の中に入り込まれちゃあなぁ。逃げ場が無い。
そこが怖くてね。思い出深い回なんですよ。

シャイダーの方では、不思議獣に逆らえず近所のペットショップで「お金は後で払うから」と嘘を吐いて犬を連れて来た一家の長男の少年が、泣いているのを沢村大に見つけてもらって、助けてもらうわけですけど。

怖いことに、構図的に似た事態になる現実の事件、実際にあるよね;
家族の一人がヘマをして、家の中にフーマの不思議獣に匹敵するような反社会的なモンスターを招き入れてしまい、家を地獄に変えちゃう事例。
そしてこっちには助けてくれるシャイダーは来ない。
具体的な事例は胸糞悪くなるのであげませんけど、大人になってそういう事件を見ると「ああ、シャイダーのあの話を思い出す」って思ってしまいます。

人間側の掘り下げ具合がいいわ(今週のゼロワン)

2020年01月21日 00時18分30秒 | 日記
今週のゼロワンは前回から引き続き「人間VSヒューマギアお仕事5番勝負」

今回のお題は「住宅販売」

「家を売るために生まれて来た」と豪語する、不動産業界の住宅販売の申し子の男と、飛電が誇る住宅販売ヒューマギアとの戦いだったんですけど。

人間側が同僚に「お前なんで不動産業界に入ったの?」と問われて、一瞬言葉に詰まるも、自分の原点「子供時代酷い家に住んでいたから、素晴らしい家に憧れた」を思い出し、住宅に対する思い入れを懐かしそうに語るのがね。
やっぱ何かしら仕事に対して思い入れが無いとなかなかね。
こんな「申し子」って言われるような人間にはなれないよな。

でもさ。

彼の本心はそんな「俺は素晴らしいものを客に売る素晴らしい仕事をしている」という仕事人としての誇りに溢れていたんでしょうけど。
それでもやっぱり「ヒューマギアに負けて、自分の仕事が奪われる」のは怖いか。

怖いよな。当たり前だ。

そのためなら、自分の仕事人としての誇りを溝に捨ててしまうような真似もしてしまうか。

メイン視聴者のちびっこには分からんかもしれんけど、これは大人には怖いのよ。
仕事は自分の存在意義と直結するからね。

私が彼の立場なら、同じことをしてしまうかもしれないわ。
その辺の彼の心の葛藤のようなものが伝わってきました。

悪魔の誘惑ですよねぇ。
あの状況でのレイドライザーの譲渡。
顔を隠せる上、超人になれるんですから。

最終的に、レイダーになっての妨害工作だけでは追いつかなくなって。
対戦相手のお仕事ヒューマギア・住田スマイルの仕事を直接妨害しに来てましたが。

差別的な発言を繰り返し、激しく彼女を侮辱する姿が。
メッチャ痛々しかったですな。

ヒューマギアの仕事を心底恐れているからああなってしまったんだろうな。
人間、明らかに劣った奴をわざわざコケにして貶めて、悦びを覚えるような人間は少数ですけど。
ああいう風に「自分の居場所を奪いかねない、かつて格下だったはずの存在」ってのに対してはその限りでは無いですね。

食べるために殺しておいて「マズイ」はねぇよな

2020年01月20日 05時57分37秒 | 日記
ドードー鳥といえば、有名な絶滅動物ですけど。
この動物に関しては先日話したステラーカイギュウより悲惨かもしれませんの。

この動物も、乱獲で絶滅したんですけど。
何故乱獲されたのか?

肉が美味かったから?否。

羽が美しかった?多分違う。

理由は「簡単に捕まえられたから」

知ってる人多いでしょうけど、飛べない鳥なので。ドードー鳥。
動きも鈍かったようで、簡単に捕まえられたとか。

しかし、肉は不味かった。
それでも乱獲されたのは「食えないことも無いから」
とりあえず味は度外視で最優先で腹を満たしたい場合の安牌だったわけですわ。だから乱獲された。
実際、船乗りの食卓によくドードー鳥料理が上ったそうですが、数日それが続くと「いい加減にしろ!!」と船員たちがブチ切れたらしい。
でも、それしか食えるもの無かったんだからしょーがねーじゃんよ。
船のコックとしてみれば、自分勝手にキレられても困る、ってなもんでしょうけど。

食われるドードー鳥としてはどうなのか。

乱獲されて、絶滅に追いやられながら。
「美味い美味い」と肉を食うならまだいざしらず。
「不味い!」「食えたもんじゃない!」「またかよ!いい加減にしてくれ!!」

こんな風に罵られながら食われるのはね。
「じゃあ食わないでくれよ!」「絶滅させないでくれよ!」

昔のジャンプ漫画でさ、みえるひと、ってタイトルのバトル漫画ありましたけど。
作中で悪霊が、他の霊の魂を大量に吸い込んで捕食し、全て腹に収めた後、一言

「マズイ」

捕食を免れた霊が「絶対に許せない!」と怒りをあらわにしていましたが。
それと一緒の罪深さがありますな。

つよきすってギャルゲーで、作中ヒロインの一人が

「食材をできるだけ美味く食べるのは食材に対する礼儀だ」と言って、釣って来た魚を不味くてもいいから早く食べようと言い出す他の子の意見を却下するの。

そんなシーンあるんですが、人間はそういう風にありたいですね。