素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

ペガサスフォームの話

2021年01月11日 10時04分36秒 | 日記
今週のニコニコクウガは、ペガサスフォームの導入回だったんですけど。
(先週はドラゴンフォームのお披露目回)

ドラゴンフォームが身軽さ特化フォームなのに対し、ペガサスフォームは感覚器官特化フォーム。
これに対して、ニコニココメで「感度3000倍フォーム」「対魔忍フォーム」ってコメントがついたのには笑いました。

導入回の今回は、突如聞こえすぎる耳、見えすぎる目が手に入ってしまい、主人公の五代がそれを持て余して戦えなくなる、ってところで終わるんですが。
ドラゴンフォームだと低下した筋力を補うため、ドラゴンロッドという棍を生み出す力を得ることに対し、ペガサスフォームだとその高まった感覚器官を最大限に生かすため、ペガサスボウガンという射撃武器を生み出す力を得るのです。

ここのところ秀逸でね。

何がって言いますと。
私さ、射撃の花形って狙撃だと思うんですわ。

ただの遠距離攻撃じゃダメだと思うんですよ。狙撃でしょ。やっぱり。
何発もバンバン撃って、数撃ちゃ当たるってのは射撃の魅力を引き出せてない。

1発撃って、確実に仕留める。これでしょ。

五代がペガサスフォームに目覚めたのは、遥か上空から毒針を撃ち出し、地上の人間を射殺して回るスズメバチ種怪人「メ・バヂス・バ」に対抗するため。
あまりに高いところを飛んでいるので、こちらから攻撃する手段が無いんです。このときの五代には。
それを打開するために、霊石アマダムが反応したのか、目覚める。

そしてペガサスフォームの真価に気づいた五代がペガサスボウガンを生み出し、自分は絶対にやられない、一方的に攻撃できると思い込んでる怪人を狙撃して一撃で倒すんですよ。
ここのところ、燃えるよねぇ。
自分は安全なところに居ると思い込んでる敵を倒すカタルシス。最高ですわ。

そういう風に、ヒーロー番組としても十分面白いんですが。

ドラマ部分も最高で。
役者、特に子役の演技が上手くてね。

最初の古代遺跡で発掘作業中にグロンギの覚醒に立ち会ってしまい、殺されてしまった大学教授の遺族が出てくるんですけど。
彼女ら、警察にやってきて、捜査の進捗確認と、自分たちの家で見つけた怪しいものが、捜査の役に立つのではないかと持ち込みに来る。しかし。
応対に出て来た警察の人(一条さん)は、忙しいし、実際遺族の人たちにしてあげられることが無いので、自分たちより役に立ってくれると思われる人の紹介をするだけで終わっちゃう。
で、それが「たらい回し」「無視」に遺族たちには映ってしまう。

警察やその他の人にとってみれば、凄惨な事件でもそれは「たくさんある凄惨な事件のひとつ」に過ぎないけど。
遺族にとってみればそれは「目を背けられない辛いたったひとつの事件」なんだよと。

この辺の悲しい意識のギャップが面白く。
やっぱクウガは別格ですね。

氷炎将軍フレイザードが本格参戦

2021年01月10日 03時00分15秒 | 日記
今週で本格的に氷炎将軍フレイザードが参戦ですな。
悪役としてはかなり好きな部類なので、嬉しい。

ですけど。

最初の見せ場がいきなり修正されてたなぁ。

これは多分記憶違いじゃ無いんだけど、フレイザード

美貌の女賢者マリンの顔を、燃え盛る炎の手で焼くんですよね。

で、アポロに

「女の顔を焼くとは!」

と非難され、一言

「傷つくのが嫌なら戦場に出てくるな。戦場に出れば、男であっても女であっても関係ねぇ!」

……これ、フレイザードがマリンの顔を焼いた、と明確に分かるようにしておかないと成り立たない台詞だと思うんですけど。
アポロの非難、顔を焼いたことをちゃんと言ってたのかな?
そこが怪しいのですよね。
顔が焼かれる絵があったのは記憶してるんですけど。
修正されてるなと思ったのはそこ。
でも、そこを修正するなら台詞の方で元を取るような工夫、欲しかったなぁ。

今回の形だと、フレイザードがマリンを乱暴に投げ飛ばしたことをアポロが非難してるようにも見える。
そうすると、確かに「ハァ? 何言ってんの?」って言われても仕方ないわな。

フレイザードがマリンの顔を焼いたのは、敵を苦しめて自分の勝利の愉悦を強めたいから、以外の理由は無いわけで。
戦略上どうしても必要と感じたからした、じゃないのよね。

まぁ、そういうわけで残虐なヤツなんですよ。
彼を象徴する有名な台詞

「オレは戦うのが好きなんじゃねぇんだ……勝つのが好きなんだよォォッ!!」

これ、次回多分出るよね。
勝って、蹂躙し、自分の強さに酔いしれる。
そのためだけに戦う。クズ野郎です。
倒されるときは興奮しますよ。
だから好きな悪役。

……だけどね。
彼がそうなった理由、一応あって。
まあ、一番大きなところは、彼を創造したハドラーが、当時クズ野郎だったから、その性質を受け継いだことなんですけど。
その次が「生まれて間もなく幹部の座に就くことになったから、勝って結果を残さないと自分の存在意義を保てない」って強迫観念もあるんだよね。
それでも、ろくでもないクズ野郎には変わらないんですけどさ。
そういう悪役の掘り下げは大事ですわな。
そうしないと、倒したときの「乗り越えた」感が薄まってしまうし。

……まあ、それをやり過ぎると、ジャンプ編集が言うところの「敵の成長という、一番の無駄」に行きついてしまうんでしょうけどな。

今期のアニメ

2021年01月09日 09時33分02秒 | 日記
新年スタートのアニメが続々はじまってますけど。

私が新たに見るのはこんな感じ。
「天地創造デザイン部」
「蜘蛛ですが、なにか?」
「Dr.STONE(2期)」
「はたらく細胞」
「はたらく細胞 BLACK」
「ビースターズ(2期)」
「オーフェン(2期)」
「約束のネバーランド(2期)」
「八十亀ちゃんかんさつにっき(3期)」
「Re:ゼロ(2期後半?)」
「転生したらスライムだった件(2期)」
「闇芝居(8期)」

……続編多いな。
デザイン部と蜘蛛以外全部続編ですな。

このうち、天地創造デザイン部だけは1話を見てますね。
他はまだ放送して無いorまだ録画してるだけ、ですわ。

天地創造デザイン部は、世界を作った神様が、多種多様な生物をデザインするのが面倒なので、要望だけ伝えて天使たちにその要望に応える形の生命体をデザインさせている、って設定の作品で。
見ると「生物の習性、形態って理にかなっててスゲエな」って思える。
理系の人にオススメの作品です。

現実の生物だけに話を向けるのではなく、想像上の生物にまで言及するのも面白い。

例えば、地獄の住人が「地獄にケルベロスを住まわせたいんだけど」ってデザイン部に依頼してきて。
じゃあケルベロスを作ってみましょう、ってやってみるとか。

で「頭が多いと、肉体の操作が上手く行かなくなるだろ」「頭が3つもあると、食事の欲求も3倍になる。デブるぞ」などの数々の問題が浮上。
それを解決するために、色々知恵を絞る。

……アニメでそこの話まで行くかどうかわかりませんが、そういうノリの作品で。
1話だと「ペガサスを現実に作ったら馬糞しまくりで、ガリガリやせっぽちの羽根馬か、筋肉バキバキのマッスル羽根馬の二択だ!アンタの要望通りのペガサスは作れない!」って生物創造の技術部の天使に文句言われる。
そういうのがあります。

理由は「飛行生物は飛ぶために身体を軽くしないといけない」「体重を上回る飛翔力が必要」
そうすっと、馬糞しまくりは必須で、うんこが出来たら即排泄するようにしないといけなくなる。だって少しでも軽くしないといけないから。
で、あとは身体の重さの問題。
跳ぶためには飛翔力が体重を上回らないといけないので、身体の方を軽くするなら骨スカスカで、ちょっとぶつけると骨折してしまうような虚弱体質。
そうしないなら、それ以上の力で羽ばたく必要があるから、筋肉達磨以外の選択肢がない。

そういうのを理詰めで説明してくれるのが面白いんですよね。
ニコニコでは明日から配信されるようですので、興味ある人は是非。

ヤンジャン感想。

2021年01月08日 00時00分00秒 | 日記
かぐや様

久々にかぐや様のしっと暗黒顔が見れたw(相手は伊井野)
最近は会長をゲットしてすっかり妻の座を勝ち得たと思ったからか、余裕が出てきて昔は頻繁にやってた嫉妬シーンが無くなって寂しく思っていたところでしたが。
久々に拝めたよ。

でも、顔だけですけどね。
嫉妬に狂い、恋人(未来の夫?)を寝取ろうとする不届きモノをどうしてくれようかと思案しているコワカワイイ顔のみ。
キレッキレの罵り文句が無かったのが寂しい。

「女から嫌われる女」だなんて、どうしちゃったんですか!?

「地球の癌」「人の姿をした家畜」「プライドが無く他人に依存する事にばかり長けた寄生虫」「なんの躊躇いもなく男に躰を預ける性欲の化身 男を食い物としか見ていない下賤の女」「穢れた血脈」

……こんな、数々のキレッキレの罵倒の言葉を読みたかったのに。

やっぱ、胸の大きさ的に憎悪しきれないとか?
(ありえるから困るよね。藤原書記だけでなく萌葉にもキツかったしな。かぐや様)

まあ、冷静に考えたら、伊井野が他人の恋人を寝取るなんてありえないんですけどね。
人の道に拘るタイプなのに、そんなことをするはずがない。
完全に本能の声を理性で押さえてしまえる子なのに。

まあ、かぐや様もそれが本当のとこは分かってるから、伊井野が耳打ちしたことを即信じて機嫌を直したんだと思うんですけども。
そんな真似が出来るなら、つばめ先輩の問題、あそこまで拗れてねぇわ。
(拗れる前に石上に告白して、自分の方に寄せていたはず)


推しの子

復讐に使えるからと、その子を得るために、女の子の唇にキスするって、許されるんでしょうか?
自分はこれ、例えるなら「復讐に使えるからと、通りすがりの人間を捕獲してどうこうする」ようなもんに思えるんですけども。

しかも少しでも惹かれているのならまだしもさ。
ただの数合わせ的なものですしな。
(あかねの方は多分本気だとは思うんですが)

有馬かなだけなんですかね。
アクアが心底思ってる女性は。

キャッチボールを通して、そのあたりに気づいてしまうのが良いですね。
投球のチェック、練習以外にも。
関係性の確認。愛の証拠。
そういう意味合いのある行為でもありますしな。

キャッチボールしてみて「あ、こいつだけしかいないかも」って気づいたように思えました。
……となると、ラストのコマがホント辛いんですけども。

小説の設定の話。

2021年01月07日 00時00分00秒 | 日記
今書いてる異世界ものでドラゴンを出そうと思ったんですけど。

そのまんま出すと、設定的に矛盾するなと気づいたのでちょっと考えました。

どう矛盾するのか?

いやさ。
その異世界、人間を「神が世界の主人として創造した」って設定にしてたので。

そうするとさ、ドラゴンみたいな、明らかに人間を超えている種族が居ると、おかしくね?
そこに気づいた。
そんなもん居たら、全然人間が世界の主人じゃ無いじゃん。

ドラゴンの知性が獣並みで、ちっとも人間の脅威ではない、なら何も問題ないけど。
ドラゴンがそんなモンスターで登場していいわけ、無いもんなぁ。

ドラゴンはやっぱり、国をひとつ危機に陥れるとか。
国をひとつ興す切っ掛けになるとか。

そういうモンスターであるべきよね。

だから、ちょっと考えて。
なんとか、矛盾が起きない設定でドラゴンを考えましたよ。
ヒントになったのはやっぱりTRPGソードワールド無印。
あれの世界設定はためになるわー。
そこからヒントを得て、日本神話の神代の時代の話を混ぜ込んでドラゴンの設定を作った。

こんな感じ。
その異世界、聖なる神と邪神が争って、相討ちになって双方死んで魂だけの存在になった、っていう。
ソードワールドの創世神話に似た感じの設定にしてたんですけど。

そのときに流れ落ちた聖なる神と邪神の血液が、周辺に居た精霊たちと融合して誕生した、ってことにした。

これならドラゴンが人間と同等かそれ以上の知性を持ち、かつ強大すぎる力を併せ持っていても問題ない……ハズ。
神様の血液から生まれたのなら、神に近い能力持ってても問題無いし。
発生がイレギュラーなのだから、人間の創造理由から考えて「居たらおかしい」存在でも問題ない。

ドラゴンは西洋だと邪悪の象徴で、東洋だと聖なる存在ですな。
で最初、すでに出してる魔界の生物・デーモンと似た感じで、魔界に生息する魔獣の一種にしようか?
そういうアイディアもあったんですけどね。
それだと「デーモンは召喚者を殺害すると魔界に強制送還される」って設定にしてたんで、それと矛盾しちゃうなと。
だってさ「デーモンは強制送還されるのに、何でドラゴンはそうならないの?」絶対そういうツッコミ入るし。
じゃあデーモン同様召喚者を殺害すると強制送還、にしてしまうと、デーモンとの差別化ができず「ドラゴンって出した意味あるの?」って話に。
なのでボツに。

……ただ出せばいいってもんじゃないと思うんすわー。
だからまぁ、だいぶ考えました。