幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

ウイルスが脳を破壊…発症したら死亡率100% 「狂犬病」昔の病気ではありません

2019-04-03 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-00010000-yomidr-sctch

そもそも、動物由来の感染症は撲滅が極めて困難なのです。犬を始め、多くの哺乳類から感染する狂犬病は今も世界のたくさんの地域で流行しています。 世界保健機関(WHO)が示す狂犬病のマップを見ると、アフリカやアジアの多くの地域、あとブラジルなど南米などでも流行していることが分かります。実はこれ、「犬から感染する」狂犬病に限定した地図なのです。例えば、アメリカ合衆国では犬から狂犬病は感染しませんが、コウモリからは感染することが知られていて、毎年、患者が発生しています 。
 「狂犬病」と名前がついていても、感染できる動物は(犬以外にも)もっとたくさんいるってことです。アメリカのような先進国でも狂犬病が発生しているというのは驚きですね。アライグマ、スカンク、コヨーテ、キツネなんかも狂犬病ウイルスを伝播(でんぱ)させます。

ウイルスが脳を破壊 世界で毎年5万人以上死亡

 狂犬病ウイルスは、動物が人間をかむことで感染します。一回感染すると、ウイルスは神経を伝って脳に上がり、ここで脳を破壊してしまいます。暴れだす患者。逆に動かなくなってしまう患者。患者の症状は様々ですが、分かっていることは一つ。いったん狂犬病を発症したら、患者の死亡率はほぼ100%だってことです。世界では、毎年5万人以上の方が狂犬病のために命を落としています。
 幸い、日本では動物の予防接種の普及などで狂犬病ウイルスは存在しません。しかし、21世紀になって、国外で動物曝露(ばくろ)を受けた方が日本で狂犬病を発症した事例が2件あります。ただ、狂犬病を発症した人から別の人に狂犬病ウイルスが感染することは、ほとんどありません。
 とにかく、海外ではまだまだたくさんの国で狂犬病が発生しており、とくに無造作に犬に近づく小さな子供で、このような被害が起きやすいのです。

流行地に行く前にトラベルクリニックで予防接種を

 というわけで、海外渡航をする皆さん。狂犬病流行地に赴くときには、必ず予防接種を受けていってください。日本にもトラベルクリニックがありますが、こういう場所で渡航前予防接種を提供しています。神戸大学病院感染症内科では、1か月間に3回の筋肉内注射での狂犬病予防接種を推奨しています(接種方法はいろいろあります)。注意一秒  怪我(けが) 一生。狂犬病の予防をちゃんとしておけば、死に至る病を防ぐことができるのです。ところで、故・立川談志は「あれは、注意一生 怪我一秒が正しいんだ」と言っていました。どっちが正しいのかなー。
(参考)日本旅行医学会のホームページ http://jstm.gr.jp/infection/%E7%8B%82%E7%8A%AC%E7%97%85/
 各地のトラベルクリニックのリストは 日本渡航医学会ホームページ からも閲覧できます。
 このリストに載っていない医療機関でも予防接種を提供しているところはあります。神戸市だと 中央市民病院 や 海星病院 が有名です。いろいろ調べてみてください。

予防接種を受けずにかまれたら、免疫グロブリンやワクチンで曝露後予防

 万が一、予防接種を受けずに海外に行き、犬にかまれたとしても、そこで絶望する必要はありません。曝露後予防と言って、狂犬病の免疫グロブリンやワクチンを注射して、発症を防ぐことができます。ただ、この場合ワクチンの接種回数はとても多くなります(いくつかの方法があるのですが、少なくとも4回)。
 あと、日本国内では狂犬病免疫グロブリンは入手できません。曝露後予防はできるだけ急いだほうが良いこともあり、海外のクリニックで免疫グロブリンと曝露後予防接種を受けることが必要なときもあります。ぼくは2003年から04年まで北京の国際クリニックで診療していましたが、中国内外で犬にかまれた、という電話連絡を受けてクリニックに搬送してもらった赤ちゃんなどに免疫グロブリンやワクチンを注射していました。

予防接種を受けていても、かまれたら追加接種が必要

 事前に予防接種を受けていても、やはり犬にかまれたときは追加の予防接種が必要です。でも、その回数は2回だけですし、免疫グロブリン注射は要りません。ということは、日本に帰国してから対応することも十分にできるってことです。
 海外に留学したり、駐在したりする人の健康維持は大切です。旅行保険が重要なのはよく知られていますが、事前の予防接種については割とノーガードです。学校の保健センター医師や産業医なども十分に推奨していない場合もあるようです。もう一度言っておきますが、狂犬病は発症したらそこでおしまいです。「保険」としての予防接種、しっかり準備してから現地に赴きましょう。

コメントから

東南アジアのタイで長期滞在している時に野犬に咬まれて直ぐに病院に行って「咬傷後ワクチンを接種して貰った経験があります。狂犬病は咬まれた直後、3日目、7日目、30日目、90日目と5回の接種で発症を防げます。その他に破傷風接種は咬まれた直後、30日目、180日目と3回接種されました。咬まれないに越したことは有りませんが、東南アジアの野犬って自国民以外の外人に襲い掛かる確率が高いので今後渡航される方々は十分気を付けましょう。

狂犬病という病名が犬だけと誤解されやすい気がする。 海外に住んでおり、戯れついてきた猫にふくらはぎをガブッとされた時はかなり焦った。病院ですぐにワクチン打ったけど、同時に大切なのは清潔な水で噛まれた部分を十分に洗い流す事。できれば石鹸でゴシゴシと。 犬に限らず噛まれたら必ず病院へ行って下さい。必ずです

破傷風もそうだけど、甘く見てる人が多いね。 破傷風は錆びた鉄によるケガとか園芸中のケガなんかが言われるけど、動物に咬まれてもなる可能性がある。 血が出ないようなひっかき傷や甘噛みでも同様にリスクはあるので、ワクチン摂取がされてない可能性があるならすぐに病院へ行ったほうが良い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目の異常は脳梗塞の恐れ、淋病やクラミジアは目からも感染

2019-04-03 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190402-00000006-pseven-life

「突然、両目の視野が半分ほど欠けて狭まった時は、目の病気ではなく脳梗塞の可能性があります。片方だけ見えづらくなるなら網膜剥離の可能性がありますが、両目の視野が大きく欠損した場合は、ほぼ脳の病気だと考えていいでしょう。この場合、すぐに脳外科や脳神経内科などの専門医を受診することをすすめます」

◆目やに

 “目やに”が病気のサインになることもある。

「淋病やクラミジアは目からうつることがある。感染すると目やにが出るのが特徴です。血便や発熱を伴う難病である潰瘍性大腸炎は、初期症状として視界がぼやけることがある。下痢に加えて視界がぼやけて見づらくなったら、可能性があると考えていい」(平松さん)

 こうした目の異変を敏感に感じ取るために、平松さんは「片目ずつ見る」習慣をつけてほしいと話す。

「目は左右両方が補完しあって1つの物を見ているので、片目に症状が出ていても気づきにくい。40才からは、月1回のペースで片目ずつ周りを見る習慣をつけてください。看板やカレンダー、何でもかまいません。片目ずつ見て、見え方が変ではないか、急に視力が落ちていないかなど普段から確認しましょう」

◆日常の動作ができない

 これまで難なくこなしていた日常の動作ができなくなるのも、病気の兆候の場合がある。医療ジャーナリストの市川純子さんが言う。

「特に脳血管のトラブルの場合は、顕著です。急に言葉が出てこない、ろれつが回らないのは、脳に大きなトラブルがある可能性が高いから。ペットボトルの蓋をあけることができなくなったとか、ぞうきんが絞れなくなったというのは、老化による握力低下ではなく、脳に問題が起こったからかもしれない。鍵穴に鍵を入れられなくなったという人もいました」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新元号の全候補が判明!英弘・久化・広至・万和・万保・令和 令和の考案者は国文学者・中西進氏か

2019-04-03 | 日本問題

新元号 6案すべて判明 「令和」考案は中西進氏か https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190402/k10011870221000.html?utm_int=all_contents_just-in_001

新元号の選定作業で、政府が示した6つの原案すべてが明らかになり、新元号に決まった「令和」以外は、 ▽「英弘(えいこう)」、 ▽「久化(きゅうか)」、 ▽「広至(こうし)」、 ▽「万和(ばんな)」、 ▽「万保(ばんぽう)」の5つの案でした。「令和」の考案者は、関係者の話などから万葉集が専門の国文学者、中西進氏とみられます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぽちっと宜しくお願いします。


人気ブログランキングへありがとうございました。