幸せの深呼吸

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結核は過去の病気じゃない! 札幌で37人が集団感染 60歳以上の高齢者は要注意 そのワケは?

2019-04-07 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190406-00000001-hokkaibunv-hok 

4月1日、札幌市保健所は結核の集団感染があったと発表しました。市内に住む50代の男性が職場の健康診断で異常が見つかり、医療機関を受診、結核と診断されました。
 保健所が男性と接触のあった人を調査したところ、家族や勤務先の人など37人に感染。うち15人が発病しました。現在、治療により順調に経過しているということです。
【結核とは】
 結核にかかり病気が進行すると、肺にぽっかりと穴が開いてしまいます。
 初めのうちは咳、痰、微熱が長引くなど風邪に似たような症状ですが、重症化するとかっ血、血を吐くなどして死に至ることもあります。
 そして、これは空気感染するので集団感染が起こります。1950年までは日本人の死因の第1位で"国民病"と恐れられていました。
【現在でも恐ろしい病気】
 結核は、過去の病気ではありません。人口10万人当たりの患者数は、他の先進諸国に比べ日本は多く、アメリカの約5倍。
 WHO(世界保健機関)の分類では、日本はいまだに、結核の"中蔓延(まんえんI)国"。しかも、国内で発病した人の10人に1人は死亡するという恐ろしい病気です。
 去年1年間で結核にかかった人は北海道で685人、うち札幌市は265人と決して遠い病気ではありません。さらにそのうち、約72%が60歳以上、高齢者が罹りやすいんです。
【高齢者が多いワケ】
 高齢者が若いころは、まだ結核が流行していました。そのころ、結核菌に感染した可能性があるんです。
 しかし、若いうちは抵抗力が強く菌を封じ込めていて発病には至りません。それが年齢を重ね、免疫力が低下すると菌が活動を始めて発病してしまうんです。
 そして、70代の人の約40%、80代の人の約70%が感染している可能性があると言われています。発病しない人の方が多いんですが心配です。
【BCGの効果は?】
 子どものころ、接種したBCG(結核のワクチン)の予防効果は10年から10数年。子どもの結核予防には効果がありますが、成人に対しては効果は高くないということなんです。
 2週間以上セキや痰、微熱が続くようなら、早めに病院にかかることをおすすめします。

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外国人材の受け入れ拡大、国の想定を上回る事態に!定員の3倍近い数が応募!試験人数を拡大へ

2019-04-07 | 日本問題

外国人材 在留資格取得できる試験の応募 想定上回る https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190406/k10011875121000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005

今月から外国人材の受け入れを拡大する新たな制度が始まりましたが、外国人が在留資格を取得できる試験への応募が、国の想定を上回る事態となっています。 法律の改正によって今月から14の業種で外国人材の受け入れが拡大され、日本語の試験と分野ごとの技能試験に合格した外国人は在留資格が取得できます。

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「夜型」の人が努力しても、決して「朝型」になれない

2019-04-07 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190406-00010001-wired-sctch

 『Nature Communications』にこのほど掲載された新たな研究結果は、あなたを朝きちんと起きられる人に変えるまでの力はないだろう。しかし、なぜ朝型人間と夜型人間にわかれるのか、その謎を解く手がかりを与えてくれる。研究結果によると、朝型人間と夜型人間の違いは「何をしているのか」ではなく、遺伝子によって決まるのだという。
これはすでに、ある程度わかっていたことだ。過去の研究では、人間の体内時計を制御する遺伝子が計24個あることがわかっている。体内時計とは人間の体内で起きる睡眠と覚醒のサイクルのことで、「概日リズム」とも呼ばれている。
そして3人の生物学者が2017年、体内時計をコントロールする時計遺伝子「Period」を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した。Periodは、あるタンパク質を夜間につくることで、「眠る時間だ」と知らせてくれる。そして日中になると、この活性が低下する。

時計遺伝子と朝型人間

Periodは24個とされた時計遺伝子のひとつだったが、今回の研究によってこの数は351個になった。英国のエクセター大学医学部で生命情報科学を専門とし、この研究を率いたマイケル・ウィードンは次のように話している。
「もっている時計遺伝子の数によって、朝型の度合いが決まります。研究からわかったことは、351個ある時計遺伝子のうち最も多くもっている上位5パーセントの人は、最も少ない下位5パーセントの人と比べて、平均で25分早く眠りにつくということです」
言い換えると、早く眠りにつきたくなる人も、夜に能率が上がると感じる人も、すべて351個の遺伝子で決められている。このため本人にはどうしようもない、ということなのだ。
なお、この研究では新たな遺伝子の発見だけでなく、こうした遺伝子が活性化される可能性の高い体の部位にも焦点を当てている。
論文の執筆者でエクセター大学医学部に所属するサミュエル・ジョーンズによると、体の部位によって組織の種類は異なるのだという。そのうえで、すべての組織にはすべての遺伝子が含まれているのだと説明する。一方で、すべての組織において、すべての遺伝子が活性化しているわけではないという。
「概日リズムに関連することを突き止めた遺伝子は、脳と網膜で活性化されている傾向がみられました。この傾向のおかげで、朝型人間や夜型人間を生み出す際に、体のどの部位が重要なのかがわかったのです」と、ジョーンズは話す。「こうした遺伝子が脳内で活性化されているという結論は、驚くに値しません。脳が体の“マスタークロック”であることは周知の事実だからです」

体内時計のメカニズム

厳密に言うと、視床下部の視交叉上核(suprachiasmatic nucleus:SCN)と呼ばれる領域にマスタークロックがあり、ここで時計遺伝子が活動している。視交叉上核には“振り子”があって、これが周囲の環境から放たれるさまざまな信号を受け取り、1日のうちでいま何時かを体に“セットする”と考えられているのである。
視交叉上核が受け取る信号のひとつは光だ。例えば、網膜が「夜だ」と信号を送ると、脳はメラトニンと呼ばれる眠りを誘うホルモンを分泌する。
ウィードンとジョーンズの研究で、朝型人間の遺伝子が網膜に集中していることがわかったのは重要だ。光の信号を処理するメカニズムや、その結果「寝る時間だ」と体に信号を送る(あるいは送らない)仕組みは、本質的に遺伝子によって決められている。
この研究で発見されたふたつの遺伝子には変異が認められたが、これが光を検知するメカニズムを変えた可能性がある。
「光の量を使って体内時計が学習することはわかっていました。でも、朝型人間と夜型人間では光の量を検知するメカニズムが異なることまでは解明されていなかったのです。この事実は、光の量を検知するメカニズムの違いが根本的なレヴェル、つまり遺伝的レヴェルで起きている可能性を示しています」とジョーンズは語る。

夜型とメンタルヘルス

つまり、夜型か朝型かをコントロールする術を、わたしたちはもっていない。それが、この研究結果の興味深い点といえる。なぜなら、夜型の生活を送ることは、うつ病や統合失調症といったさまざまな精神疾患に広くかかわっているとされているからだ。昨年の報道によると、うつ病や双極性障害になる確率や孤独感にさいなまれる確率は、いずれも夜間に活動量が多いと報告した人たちに高い傾向が見られた。
とはいえ、これは「卵が先か、ニワトリが先か」という状況であるようにも思える。精神面における健康の問題が睡眠パターンを乱すのか、あるいは睡眠パターンが乱れることから精神面における健康の問題が生じるのか──。
「遺伝子が常に先です」とジョーンズは話す。「そこで、概日リズムと病気との関係において、どちらが原因であるかを理解することができました」
もちろん、必ずしもそうとは言い切れない部分もある。統合失調症などの病気の場合、この病気自体に遺伝的な要因もあるからだ。しかしながらジョーンズは、人は遺伝的に朝型人間あるいは夜型人間になりやすく、そしてこのことが精神面における健康を害するリスクに影響していることは、ほぼ確実だと言う。

遺伝子には逆らえない

今後は、ライフスタイルと遺伝的傾向のミスマッチによって精神疾患が生じる可能性があるかどうかに目を向けるべきだろう。朝型の遺伝子をもつ人は、現代社会で言うところの朝9時から夕方5時までを軸としたライフスタイルに適応しやすいという点において、ジョーンズとウィードン双方の意見は一致している。
自分の遺伝子に逆らうことが精神的にいいはずはないのだ。そして、これを確かめるのが、研究者の次の課題となる予定である。
将来的には、定時ではない時間帯で能率が高まる人がいるという事実を踏まえて、より柔軟なフレックスタイム制の導入を正当づけることができるだろう。生産性を高めるだけでなく、働く人の精神面における健康を促進することにもつながる。

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