幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

ツイートから9月15日

2020-09-15 | 医療、健康
(結果) ・49684件の研究が抽出され、基準を満たした77件の研究を解析対象とした。 ・全体で何らかの理由で医療機関を受診、あるいは入院した妊婦の10%(95%CI 7-14%, 28研究の11432人の妊婦)が、COVID-19疑い/確定と診断されていた。 ・最も多い症状は発熱(40%)と咳(39%)だった。
 
 

1型糖尿病の子供が通常の年より40%増加。
COVIT19によって引き起こされるとの認識が薄く、これまで誤診が多かったと思われる。
以上最新のニュースより。
日本ではようやく川崎病の関連を発表しましたが、アメリカはより先をいっています。


【イベルメクチン】
#SARSCoV2 のメインプロテアーゼに対する結合親和性が報告。
メインプロテアーゼは、ウイルスのゲノムから翻訳された蛋白質を切断し機能させる酵素。
イベルメクチンがメインプロテアーゼを阻害することでウイルスの複製を抑制できると考えられる。

 

【イベルメクチン】
宿主細胞内の蛋白質インポーチンを阻害
インポーチンは種々の蛋白質を核内に輸送する機能を持つ
#SARSCoV2 はインポーチンを介して宿主細胞の核内に侵入し複製
インポーチンにイベルメクチンが結合→不活化
これによりウイルス核内への侵入を阻害?


感服!経路追跡ってこういうものでしょ!いや凄いです!これであとどういうシチュエーションの接触があったのかの聞き取りをすれば感染機会までわかる。凄い!
引用ツイート
横浜市の9/13のデータを反映させました
陽性判明日,性別も情報に加えました
保育園クラスターから別の小学校にも派生しているようです


本日の全国の感染数・推移
大阪32人、愛知23人、栃木21人、神奈川16人、埼玉16人、千葉11人
9月14日 新たに確認された感染者数(NHKまとめ)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/


1) 妊婦のCOVID-19感染に関するsystematic review
2) ロシアのワクチン論文に26人の科学者が疑問を呈する公開書簡
3) レムデシビルは現在、供給過剰状態!
4) AZD1222の臨床試験は日本でも再開
5) イスラエルは9/18から全国規模で再ロックダウン
6) ワクチンの平等分配の枠組み「COVAXファシリティー」


●妊婦のCOVID-19感染に関するsystematic review
→77件の検討のsystematic review and meta-analysisです。
まとめるとこんな感じ。
・妊婦のCOVID-19は症状は非妊婦よりも症状が軽く、妊婦の死亡率は確定例で0.1%程度。
・一方で、ICUあるいは人工呼吸器管理率は妊婦の感染例は非妊婦よりも高い。


妊婦のCOVID-19感染に関するsystematic review
→77件の検討のsystematic review and meta-analysisです。
まとめるとこんな感じ。
・妊婦のCOVID-19は症状は非妊婦よりも症状が軽く、妊婦の死亡率は確定例で0.1%程度。
・一方で、ICUあるいは人工呼吸器管理率は妊婦の感染例は非妊婦よりも高い。


・妊婦の重症化のリスク因子は、高齢、高BMI、高血圧、糖尿病
・妊婦の感染例は、非感染妊婦に比べ早産リスクが有意に高い(OR 3.01)
・出生児の入院率も非感染妊婦に比べて高い


・受診妊婦のSARS-CoV-2の陽性率
 陽性率は検討地域の流行状況により変わるので、値自体には意味はないでしょう。
 検討論文のプール解析結果では、全例スクリーニングで7%、症状ありの検査で18%の有病率


・各事象の頻度のまとめ
 最も多い症状は発熱、咳ですがいずれも4割程度。
 検査値異常ではCRP上昇(49%)が最頻でリンパ球減少は35%。
 CTでの肺炎像は65%。
 死亡率0.1%、ICU管理4%、ARDS 9%、人工呼吸器管理3%
 新生児敗血症が4%


・26人の科学者(多くはイタリアの大学)が、ロシアのワクチン(スプトーニクV)の早期臨床試験の公開データの信用性に疑問を呈する公開書簡を出した。


署名者1人の個人ブログ内の記載によると、「1/2相試験のデータ内に複数の参加者が同一レベルの抗体価を示していた」という。「単純な確率論に基づけば、異なる研究間で多くの同一データがある事などありえない(highly unlikely)」と


●レムデシビルは現在、供給過剰状態!
→米国で供給量の2/3しか購入されていないと。
高額であることと、現時点で重症例の投与に限定されているのが原因との事です。
生産体制という点からは、軽症例から早期投与という理論的には恐らく正しい戦略に移行できる状態にはあるようです。


イスラエルの新規感染者は1日4000人へ増加
これを受けて、地域限定ではなくイスラエル全土で最低3週間のロックダウンが決定。
18日から実施と。
イスラエル、再び全土でロックダウンへ 最短でも3週間


ワクチンの平等分配の枠組み「COVAXファシリティー」
WHOが先進国に参加を呼びかけ、9/18が期限だそうです。
現時点で多くがまだ参加を表明していないと。
日本も多分まだですが、恐らくは参加するかと。
WHO事務局長、先進国にコロナワクチン配分計画参加を呼び掛け
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20200914064.html

 
 
 

 

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新型コロナ イベルメクチン

2020-09-15 | 医療、健康

予防にも効くとかもありましたし。

https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/05/11/06909/

北里大、新型コロナに対しイベルメクチンの医師主導治験を開始へ

2020.05.12

北里大学は近く、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する抗寄生虫薬「ストロメクトール」(イベルメクチン)の医師主導治験を開始する。北里大学大村智記念研究所(旧北里生命科学研究所)感染制御研究センターの花木秀明センター長は、本誌(日経バイオテク)の取材に対し、「我々は、in vitroの実験で新型コロナウイルスに対する有効性を確認した。臨床での有効性を科学的に検証する必要があると考え、医師主導治験の開始を決めた」と答えた。具体的な試験デザインなどは今後明らかになるとみられる。

 イベルメクチンは、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大の大村智特別栄誉教授と米Merck社の共同研究で創製された抗寄生虫薬だ。大村特別栄誉教授は1974年に、土壌中に生息する放線菌が産生する化合物のエバーメクチンが、抗寄生虫作用を持つことを発見した。その後、Merck社が、その誘導体であるイベルメクチンを合成した。イベルメクチンは、寄生虫の神経細胞や筋細胞に存在するグルタミン酸作動性Clチャネルに選択的に結合し、Clに対する細胞膜の透過性を上昇させる。その結果、寄生虫の細胞に過分極が生じ、まひすることで寄生虫が死に至る。家畜動物の寄生虫駆除に用いられる他、ヒトに対しては熱帯地域などで問題となる河川盲目症(オンコセルカ症)の治療などに用いられてきた。河川盲目症は回旋糸状虫という線虫の一種による感染症。目のかゆみ、発疹、瘢痕(はんこん)などを生じ、失明することもある。

 Merck社は1981年にイベルメクチンを動物医薬品として発売。その後87年からはヒト用医薬品として河川盲目症の流行する地域に無償提供している。国内では02年に腸管糞線虫症の効能・効果で承認され、06年に疥癬の適応症が追加された。MSDが製造販売元、マルホが販売元になっている。

 花木センター長によると、「イベルメクチンに関しては、2012年以降、様々なウイルスの増殖(複製)を抑制することが報告されてきた」という。「それらの報告を基に、オーストラリアの研究チームは、2020年4月にイベルメクチンが新型コロナウイルスの増殖を抑制することをin vitroの実験で確認した。北里大の大村智記念研究所でも同様の結果を確認済みだ」(花木センター長)

 また、米Utah大学の研究チームは2020年4月19日に、COVID-19患者に対するイベルメクチンの有効性に関する研究結果を論文発表した。同研究は、2020年1月1日から3月31日までにCOVID-19と診断された患者の観察研究のデータを解析したもの。具体的には、米国、欧州、アジアなどの合計169の病院からのデータを対象に、イベルメクチン(150μg/kgを単回)を投与した群(投与群)と投与していない群(非投与群)の各704例(合計1408例)について、死亡率を比較した。なお両群で、患者の年齢や、性別、人種、重症度などの患者背景はそろえてある。解析の結果、全体の死亡率は非投与群では8.5%であったのに対し、投与群では1.4%であり、死亡率が有意に低下した(p<0.0001)。

 この結果に対し、花木センター長は、「Utah大の研究結果は極めて重要な情報だ。ただし、この研究で利用したのは観察研究のデータであり、情報量も極めて限られている。この研究結果だけでイベルメクチンがCOVID-19に有効かどうかを判断することはできない」と指摘。そこで北里大は、「医師主導治験によって、患者にとってイベルメクチンが本当に有益であるかどうか検証する」(花木センター長)。

 では、もし仮にイベルメクチンが新型コロナウイルスに有効であるとしたら、どのような作用機序が考えられるのか。花木センター長は「コンピューターを利用したシミュレーションでは、イベルメクチンは、新型コロナウイルスのメインプロテアーゼに対する結合親和性が報告されている。メインプロテアーゼは、ウイルスのゲノムから翻訳された蛋白質を切断し、機能させる酵素。そのため、イベルメクチンがメインプロテアーゼを阻害することでウイルスの複製を抑制できると考えられる。また、イベルメクチンは、インポーチン(Importin)という宿主細胞内の蛋白質を阻害することも分かっている。インポーチンは、種々の蛋白質を核内に輸送する機能を持つ蛋白質だ。新型コロナウイルスは、インポーチンを介して宿主細胞の核内に侵入して複製される。そのため、インポーチンにイベルメクチンが結合し、不活化することで、ウイルスの核内への侵入を阻害するのではないかと考えられる」と説明する。

 花木センター長は、医師主導治験の詳細について、「試験デザインなどの詳細は規制当局と相談中」としている。また、「治験薬の確保などに関しては、同薬の販売元であるマルホに相談をしている。医師主導治験によって有効性が確認された場合、同薬の製造販売元であるMSDが承認申請することになるため、MSDとも連絡を取っている」と説明している。

 イベルメクチンは、2020年5月に入って急速に治療薬候補として注目されるようになった。北里研究所の広報担当者は、「5月6日に西村康稔経済再生担当大臣が本学を視察した際に、西村大臣から『安倍首相もイベルメクチンに期待を示している』という趣旨がメディアに向けて伝えられた。またイベルメクチンは、大村特別栄誉教授がノーベル賞を受賞した契機となった医薬品であることも影響し、注目されるようになったのではないか」と話している。いずれにしても、イベルメクチンのCOVID-19に対する有効性に関して、十分なエビデンスは今のところ確立していない。

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