この日はプチ断食を行い、朝から水以外は口にいていなかった。
10時過ぎから奈良県立橿原考古学研究所の公開講演会に出かけた。
畝傍御陵前まで長距離の移動だ。会場には12時ごろ着き、開会まで1時間ぐらいあるのに、列ができていた。
入場券を確保し、席に荷物を置いてから周囲を散策したり、配られたレジュメを読んだりした。
講演会のタイトルは 「出雲の青銅器祭祀から大和の前方後円墳祭祀へ」
この講演会は東京でも行われ、東京では入場は抽選だったようだ。
講演者は、学会でトップレベルの研究者や権威と呼ばれる人たちだ。
講演会は13時から16時過ぎまで行われた。
内容は、今まで読んだ本やニュースやその他講演会で知った内容も多く含まれ、驚くほどの新しい知見や学説はなかったが、興味ある講演会だった。
た一部講演者の中には考古学的知見や学説を飛び超えて日本書紀の天皇と結び付けたのは、いかがなものかと思われた(レジュメにはそうした記載はない)し、それをたしなめるような発言も司会者の結びの挨拶にあった。
古代史考古学は、学問的厳密さを誤ると物語になり、皇国史観の補強材料に使われる恐れがあるのだ。
古代史は、厳密な考古学的成果と文献批判をもとに構成されるべきである。
そうした手続きを怠った古代史は、単に物語=小説でしかない。
考古学者や歴史学者は、(学説を構成するときに)小説家になってはならないことは、基本中の基本であろう。
帰りは鶴嘴で降りて、運動のため少し離れたファストフードまで歩き、講演会でもらったレジュメを読み直した。
10時過ぎから奈良県立橿原考古学研究所の公開講演会に出かけた。
畝傍御陵前まで長距離の移動だ。会場には12時ごろ着き、開会まで1時間ぐらいあるのに、列ができていた。
入場券を確保し、席に荷物を置いてから周囲を散策したり、配られたレジュメを読んだりした。
講演会のタイトルは 「出雲の青銅器祭祀から大和の前方後円墳祭祀へ」
この講演会は東京でも行われ、東京では入場は抽選だったようだ。
講演者は、学会でトップレベルの研究者や権威と呼ばれる人たちだ。
講演会は13時から16時過ぎまで行われた。
内容は、今まで読んだ本やニュースやその他講演会で知った内容も多く含まれ、驚くほどの新しい知見や学説はなかったが、興味ある講演会だった。
た一部講演者の中には考古学的知見や学説を飛び超えて日本書紀の天皇と結び付けたのは、いかがなものかと思われた(レジュメにはそうした記載はない)し、それをたしなめるような発言も司会者の結びの挨拶にあった。
古代史考古学は、学問的厳密さを誤ると物語になり、皇国史観の補強材料に使われる恐れがあるのだ。
古代史は、厳密な考古学的成果と文献批判をもとに構成されるべきである。
そうした手続きを怠った古代史は、単に物語=小説でしかない。
考古学者や歴史学者は、(学説を構成するときに)小説家になってはならないことは、基本中の基本であろう。
帰りは鶴嘴で降りて、運動のため少し離れたファストフードまで歩き、講演会でもらったレジュメを読み直した。