夕食後。
亭主が皿洗いをしてくれてる間、子供たちとパズル(ジグソーではない、もっと子供向けのヤツ)をやっていた。
ルル(末っ子、1歳半男)にかまけている間に、リリ(2番目、3歳女)がふざけて、パズルのビニールカバー(袋)を頭からかぶってしまった。
本人としては冗談のつもりだったらしいが、危ないので、すごい剣幕で怒った。
「こんなのかぶったら、ダメじゃないの! 息ができなくなって死んだらどうするの!
ビニール袋かぶったら息が苦しくなって死ぬんだよ! もう、絶対かぶったらダメ!!」
楽しそうだったリリの表情が一転した。
「ごめんなさい・・・(半泣)
おかあさん、リリがしんだら いやなの?」
深刻な表情での質問だったのに、怒った勢いで答えてしまった。
「あたりまえでしょう!あんたたち育てるのこんなに大変なのに、死なれたりしたら、もう、やってられない!!」
それを聞いてララ(1番上、5歳女)が私の顔をのぞきこんできた。
「おかあさん、こどもそだてるの、たいへん? たのしくない?」
・・・うわ。
まずい。
つい本音が・・・いや、子供には言ってならないことを言ってしまった。
そう気づいて、必死でフォローした。
「大変だけど、楽しいよ。あんたたち病気になるし散らかすし自分でできないことが多くていっぱいお世話しないといけないから大変なんだけど、かわいいし、一緒に遊ぶの面白いし、お母さんはあんたたちが大好きだから、死んで欲しくないんだよ。死んだらとってもとっても悲しいんだよ。子供の誰か一人でも死んだりしたら、そのあと毎日毎日泣いてるはず。だから、死なないでね。死ぬかもしれないようなこと、しないでね。お母さんが言ってることわかる?」
ララがにっこりした。
「うん、わかる。」
リリも真剣な顔でうなずいた。
膝に抱いていたルルの顔は見えなかったが、1歳半なりに聞いているだろう。
フォロー成功、かな。
子育ては常にぶっつけ本番、である。
夜、久しぶりにリリが喘息の発作を起こした。
ルルも少しゼーゼーしていたので、私は三段ベッドの一番上(リリの所)と一番下(ルルが寝ている)を何往復もした。
まだロクにしゃべれないルルが「アンパンマン」と寝言を言っていた
ゼーゼーしてるのに、どんな夢を見てるんだろう。
やっぱり子育ては大変なのだが・・・もちろん、楽しい。
亭主が皿洗いをしてくれてる間、子供たちとパズル(ジグソーではない、もっと子供向けのヤツ)をやっていた。
ルル(末っ子、1歳半男)にかまけている間に、リリ(2番目、3歳女)がふざけて、パズルのビニールカバー(袋)を頭からかぶってしまった。
本人としては冗談のつもりだったらしいが、危ないので、すごい剣幕で怒った。
「こんなのかぶったら、ダメじゃないの! 息ができなくなって死んだらどうするの!
ビニール袋かぶったら息が苦しくなって死ぬんだよ! もう、絶対かぶったらダメ!!」
楽しそうだったリリの表情が一転した。
「ごめんなさい・・・(半泣)
おかあさん、リリがしんだら いやなの?」
深刻な表情での質問だったのに、怒った勢いで答えてしまった。
「あたりまえでしょう!あんたたち育てるのこんなに大変なのに、死なれたりしたら、もう、やってられない!!」
それを聞いてララ(1番上、5歳女)が私の顔をのぞきこんできた。
「おかあさん、こどもそだてるの、たいへん? たのしくない?」
・・・うわ。
まずい。
つい本音が・・・いや、子供には言ってならないことを言ってしまった。
そう気づいて、必死でフォローした。
「大変だけど、楽しいよ。あんたたち病気になるし散らかすし自分でできないことが多くていっぱいお世話しないといけないから大変なんだけど、かわいいし、一緒に遊ぶの面白いし、お母さんはあんたたちが大好きだから、死んで欲しくないんだよ。死んだらとってもとっても悲しいんだよ。子供の誰か一人でも死んだりしたら、そのあと毎日毎日泣いてるはず。だから、死なないでね。死ぬかもしれないようなこと、しないでね。お母さんが言ってることわかる?」
ララがにっこりした。
「うん、わかる。」
リリも真剣な顔でうなずいた。
膝に抱いていたルルの顔は見えなかったが、1歳半なりに聞いているだろう。
フォロー成功、かな。
子育ては常にぶっつけ本番、である。
夜、久しぶりにリリが喘息の発作を起こした。
ルルも少しゼーゼーしていたので、私は三段ベッドの一番上(リリの所)と一番下(ルルが寝ている)を何往復もした。
まだロクにしゃべれないルルが「アンパンマン」と寝言を言っていた
ゼーゼーしてるのに、どんな夢を見てるんだろう。
やっぱり子育ては大変なのだが・・・もちろん、楽しい。