とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

子育ては大変?

2005-03-17 10:05:57 | 育児
夕食後。
亭主が皿洗いをしてくれてる間、子供たちとパズル(ジグソーではない、もっと子供向けのヤツ)をやっていた。
ルル(末っ子、1歳半男)にかまけている間に、リリ(2番目、3歳女)がふざけて、パズルのビニールカバー(袋)を頭からかぶってしまった。
本人としては冗談のつもりだったらしいが、危ないので、すごい剣幕で怒った。
「こんなのかぶったら、ダメじゃないの! 息ができなくなって死んだらどうするの!
 ビニール袋かぶったら息が苦しくなって死ぬんだよ! もう、絶対かぶったらダメ!!」
楽しそうだったリリの表情が一転した。
「ごめんなさい・・・(半泣)
 おかあさん、リリがしんだら いやなの?」
深刻な表情での質問だったのに、怒った勢いで答えてしまった。
「あたりまえでしょう!あんたたち育てるのこんなに大変なのに、死なれたりしたら、もう、やってられない!!」

それを聞いてララ(1番上、5歳女)が私の顔をのぞきこんできた。
「おかあさん、こどもそだてるの、たいへん? たのしくない?」

・・・うわ。
まずい。
つい本音が・・・いや、子供には言ってならないことを言ってしまった。
そう気づいて、必死でフォローした。

「大変だけど、楽しいよ。あんたたち病気になるし散らかすし自分でできないことが多くていっぱいお世話しないといけないから大変なんだけど、かわいいし、一緒に遊ぶの面白いし、お母さんはあんたたちが大好きだから、死んで欲しくないんだよ。死んだらとってもとっても悲しいんだよ。子供の誰か一人でも死んだりしたら、そのあと毎日毎日泣いてるはず。だから、死なないでね。死ぬかもしれないようなこと、しないでね。お母さんが言ってることわかる?」

ララがにっこりした。
「うん、わかる。」
リリも真剣な顔でうなずいた。
膝に抱いていたルルの顔は見えなかったが、1歳半なりに聞いているだろう。
フォロー成功、かな。
子育ては常にぶっつけ本番、である。

夜、久しぶりにリリが喘息の発作を起こした。
ルルも少しゼーゼーしていたので、私は三段ベッドの一番上(リリの所)と一番下(ルルが寝ている)を何往復もした。
まだロクにしゃべれないルルが「アンパンマン」と寝言を言っていた
ゼーゼーしてるのに、どんな夢を見てるんだろう。

やっぱり子育ては大変なのだが・・・もちろん、楽しい。
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3歳児とアンパンマン

2005-03-07 10:03:31 | 育児
全国の幼児がいる家庭の多くはそうだと思うが、我が家も例にもれず「アンパンマン」が子供たちに好まれている。
そのアンパンマンに関して、子供らしい話があるので、その中の二つを。

[エピソードその1]
リリ(次女、3歳)はアンパンマンが大好きである。
ある日「おかあさんに ないしょのはなしが あるんだけど」と耳打ちしてくれた。

「アンパンマンがね、リリのところにきて ひみつのはなし、するはずよー。
『ぼく』っていってるけど、アンパンマンは ホントは おんな だって。」

そういえば、ララ(長女、5歳)も3歳ごろはアンパンマンを女だと言い張っていたなー。
保育園の友達に指摘されて、男だということを納得したんだっけ。
リリはいつ気がつくかな?

[エピソードその2]
同じくリリ。彼女はドキンちゃんも好きである。

リリ「ドキンちゃん、だいすき! リリ、ドキンちゃんとけっこんしたい!!」
ララ「えー? リリ? ドキンちゃんは おんな だよ!?
 おんなとおんながけっこんしたら こどもがたくさんうまれて たいへんだよ!!」

・・・うーん。
ま、訂正しないどこ(^^;
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バレンタインデーと翌日のきなこだんご

2005-02-17 01:18:58 | 育児
バレンタインデーの話なので、数日前のことだが。
リリ(次女、3歳)が保育園で作ったというチョコレートのお菓子を持って帰ってきた。
小さな袋の中にアルミカップに入ったお菓子(直径1.5cm程度)が2個、入っていた。
「おとうさん と おかあさんに ひとつずつ、あげる」という。
まぁ嬉しい、ありがとう、ともらって即座にひとくちで食べてしまった。

そうしたら、リリが泣き出した。
「リリも・・・あじみ・・・したかったのに~。ちょっとだけ たべたかった~。」
そう言われても、もう食べてしまったのだ。どうしようもない。
まだ食べていなかった亭主は、一部をリリにかじらせてから、自分が残りを食べた。
リリはまだ言う。
「おとうさんは あじみさせてくれたのに~
 おかあさん~ どうして ぜんぶ たべちゃったの~(泣)」

あーあ。
困ったヤツだ。

試みに「そんなこと言うんだったら、もうリリが作ったチョコレートは食べない」
と逆ギレしてみた。
「やだ~、おかあさん~ 食べて~」とリリは泣く。
「だからー、食べたよ。とーーってもおいしかったよ。でもゴメンね、全部食べちゃったよ。
 次はちゃんとリリにも味見させるから」となだめても聞かない。

亭主が笑いながら「お母さんと一緒に食べたかったんだよな」と言う。リリうなずく。
そうか。だったら次の機会を作るしかないか。
そこでまた「きなこだんご」(1月13日の日記)登場。

「リリ、明日、お母さんと一緒にきなこだんご作ろうよ。いっぱい味見していいよ。」
「うん!あしたのあさ、おかあさんといっしょに きなこだんご つくる!」
(朝?そんな時間があるのか??)
「じゃあ、早起きしたら作るってことにしようね。」
・・・という次第で、さっさと寝かしつけた。

翌日。
いつも通りの時間にしか起きなかったリリが「きなこだんご!つくる~!」と騒ぎ出した。
20分あればできるので、まぁ、何とか間に合うと思い、朝食の支度が済んだ台所で作らせた。
リリは、きな粉と砂糖を混ぜて味見。「おいしい~!」
もち粉でダンゴを作りながら味見。「これは ちょっとだけ おいしくないね」
そしてゆであがったダンゴをきなこに混ぜて、もちろんリリは味見。「おいしい!!」
・・・よかった、よかった。

朝食前にみんな1個ずつ食べて、残りは朝食のデザート(?)になった。
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後悔する、ということ

2005-01-13 00:47:20 | 育児
昨日のできごと。
夕食後に「鏡開き」と称して子供たちと鏡餅(中に小さな丸餅が5個入っていた)を食べた。
きなこ、のり巻き(しょうゆ味)で食べたのだが、5個だけだったのであっという間に食べ終わり、子供たちは「まだおなかがすいてる!」とうるさい(夕食後なのに)。
うるさいので、残ったきなこを利用し、もち粉でだんごを作らせて「きなこだんご」を食べさせよう、と もち粉 を出した。以前にこれはやったことがあるのだ。

[子供と作るデザート きなこだんご:30分コース(2、3歳から可能)]

材料:もち粉 100g、水 90g(適宜増減する)
   きなこ(砂糖を適宜混ぜて甘くしたもの)
手順 1.もち粉と水をボウルに入れる
   2.手をよく洗った3歳児にボウルの中の材料をこねさせる
   3.水ともち粉が十分に混ざったら、小さいおだんごを作らせる。
   4.鍋に湯を沸かし、だんごを入れて、浮いてきたものから穴あきお玉ですくう
   5.きなこをまぶしたら、できあがり。

という具合でやるつもりで、リリ(仮称、3歳女)に声をかけたら・・・
「つかれたから、やらない。おかあさんつくって~」
という返事である。
(3歳で「疲れた」というセリフもどうかと思うが、親の口癖がうつったのだろうか。最近は朝起きると「つかれた~ あるけない~ おかあさん~ だっこして~」というリリである。)
疲れたというよりは、お父さんと弟のルル(仮称、1歳半)と風船で遊び始めたところだったので、中断したくなかったというのが本当の所だろう。

まぁ、リリがそういうのなら、と姉のララ(仮称、5歳)を誘った。
ララは「やるやる~!!」と読んでいた本を放り出して台所に来たので、やらせる。
ウサギ(?)やへび(?)の形のだんごを作っていたが、途中からは私がだんごを作り、ララは鍋の中で浮いてきただんごをお玉ですくう役を嬉々としてやっていた。
なかなか手際がいいので「ララ上手~!こんなに上手にやってくれると、おかあさん助かる~!」とほめちぎるうちに、きなこだんごは完成した。

皿に載せ、楊枝で刺し、食卓に持っていった。
食いしん坊のリリとルルはもちろん、甘いものは敬遠しがちな亭主もかなり食べた。
「ララが上手に作ったからね~。ありがとうね~」とほめ続けていたら、リリが食べるのをやめ、泣き出した。
「リリもつくりたかった~。おかあさんと、きなこだんご、つくりたい~」と泣いて駄々をこねる。
・・・今頃そう言われてもなぁ。
もう、きなこがなくなっちゃったし、これ以上つくっても、みんなたぶん食べないぞ。
リリは、ララがほめられたから悔しいのだ。自分も上手に作って私にほめてもらいたいのだろう。
でも誘った時に断ったのはリリ本人である。それを忘れてもらっては困る。

「おかあさんが『一緒に作る?』って聞いたとき、リリは『つかれた~』って言ったんだよね」
と確認すると、リリは泣きながらうなずいた。
「つかれた、って言わなければよかったね。作るって言えばよかったのにね」
とダメ押しすると「おかあさんと つくる~ おみせいって きなこ かってくる~」と泣きながら言う。
・・・そりゃあ確かに不可能じゃないが、こちらとしては、そんなことをする気はまったくない。
この際だから「自分がした選択を、自分でふりかえり、後悔すること」を学習してもらうことにして、3歳児でもわかりそうな言葉で説明した。

「きなこもちを作らない」のは、リリが自分で決めたこと。
自分で何かを決めるとはどういうことか、を3歳であっても理解すべきだ。
取り返しのつかない残念な決定をしてしまうこと、が誰の人生にもたくさんあるのだ。
パソコンやゲームマシンじゃないんだし、それはもうリセットできない。
その瞬間に戻って決定し直すわけにはいかないのだ。
そういうことになってしまったら、心ゆくまで嘆き悲しんで後悔し、次に同じようなことで後悔しなくて済むよう心がけるしかない、のだ。

3歳のリリに「後悔する」ことがどこまで判ったかは不明だが、横で聞いていたララは思い当たったことがあったらしく「ララも後悔したことがあるよ」と自分の体験を話し出した。
抱いたままリリを泣かせつつ「次におかあさんがきなこもちを作ろうって言ったら、遊ぶのをやめて、一緒に作ろうね」と何度かいいきかせた。リリは泣きながらうなずいていた。

もう存分に泣いたかな、と録画しておいたテレビ番組の話(アルゴリズム行進を忍者がやってた!)をしたら、ぴたっと泣き止み「みる!みせて!」と姉と一緒にはしゃぎ始めた。子供は思いっきり泣けば、ころっと気分転換する。
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いじめられっ子にならないために、親子でやってみたこと

2004-11-11 01:49:18 | 育児
子供の病気だの、入院だのといったヘビーな話題が続いてて、イヤなんだが・・・

長女(仮称ララ、5歳)がどうやら保育園で「いじめ」の対象となりつつあるらしい、と気づいたのは数ヶ月前。
「○○がララのこと、クサイって言う。ちゃんとお風呂にも入ってるし、くさくないのに。」と娘が言ったのが最初だった。それから、次第に「くさい」と言われる回数、からかう友達の人数が増えて行った。

「くさくないもん」と言い返してもダメ。「くさいって言う人がくさいんです~」と反論したら「ララが今くさいって言ったからくさい!」と言われたそうだ。いい匂いがするシャンプーやリンスをしてもダメ。私のコロンをかけてみたりもしたが、もちろん効果はない。担任の先生にも一度言ったが、注意された子はその日だけはやめて、その後また言うようになっているらしい。
最初は男の子だけが言っていたようだが、女の子でも言う子があらわれた、という所で、これは本格的な対策が必要だ、とダンナをまじえて話をしてみた。

「そんなヤツは『ふざけんなこのバカ』って言って叩いてやれ」

・・・というのが我が亭主殿の答え。
娘も私も、思わず笑ってしまった。
さすが私の惚れた理論物理学博士様、言うことが素敵~。(惚れた目にはなんとやらで失礼!)

よし、この路線で行こう、と決めた。

この数ヶ月、くさいくさいと言われ続けた娘。近頃は「くさい」と言われると半べそをかいていたらしい。
完全にナメられているのだ。ここで逆襲すれば、テキはひるむに違いない。
反撃できるくらい、強くなることが必要だ。

良く言えば優しい、悪く言えば弱い性格のララは、以前、2歳下の妹(リリ)におもちゃを取られ続けて泣いてばかりいた頃があった。
「泣かないで、リリみたいに力ずくでとり返したら?貸さないって言ってるおもちゃを取るリリが悪いんだよ」と私が言ったら、ララはおもちゃを妹から奪い、取り返すのに成功した。(もちろん、リリは泣いたが、それは自業自得ということで。当時確か2歳だったが、2歳児でも嫌がる姉から物を強奪してはいけない、ということは理解しなくてはならない。)
その時のララの表情が忘れられない。自分にこんな力があるのを初めて発見し、覚醒したばかりのような、誇らしげな自信のついた顔をしていた。その時のように、自分の力を発見し、強くなって欲しい。

・・・しかし、ララは、友達を叩いたことなどない。
「おともだちをたたいたら、先生に怒られるから、たたきたくない」とおびえたように言う。
膝の上にのせて抱きしめながら話をした。
(3人姉弟の一番上なので最近は抱くことも滅多になく、スキンシップの良い機会だと思いつつ。)
先生とは、保育園で終わり。でも友達は、同じ地域に住む限り、小学校も中学校も一緒だ。
先生に怒られたくないからといって、たたかないでいて、この先ずっとずっと「くさい」と言われるよりは、先生に怒られても「くさい」と言うのをやめさせる方がいい。友達をたたくのは悪いことだけど、友達に「くさい」というのはもっともっと悪いことだから、悪いことをそのままにしておいてはいけない。悪いことに負けないで、戦わなくてはならない。
・・・そんな話を、5歳児の頭でも理解できるように、話した。
「戦う強い女になれるか?セーラームーンやプリキュアだって悪いヤツらと戦ってるぞ?」という感じで。

娘は納得したようだ。
「強くて優しくて賢くておしゃれなララになる!」と言う。
(お嬢さん、それはちと欲張りすぎじゃないか?)

手順も決めた。最初からたたくのではなく、まずは「もう一回『くさい』って言ったらたたくよ」と言い、次に言ったらたたく。たたきかた(腕を横に振り上げて平手打ちする方法)も教えて、クッションをたたかせて練習させた。亭主殿の名言である「ふざけんなこのバカ」と大きな声を出す練習もした。

翌日、登園前からララは「ドキドキする!!」と言っていた。
そしてお迎えに行った時に「どうだった?」と聞いたら「くさいって言われたから、たたいたけど、先生に怒られちゃったよ~」という。
以下、ララの話。
男の子の一人が「この人、くさいんですけど~」と言ってきたので、手順通り、最初は言葉で警告し、2回目に叩いた。すると叩かれた子が先生に言いつけて、二人とも先生に怒られた。しばらくしてまた同じ子が「くさい」と言ったのでまた叩き、また二人とも先生に叱られたが、相手よりも娘の方が強く叱られた。

娘としては大好きな先生に叱られたことが悲しくて泣いた、という。
しかし、その後は誰も娘に「くさい」と言わなかったらしい。

これは先生にも事情を説明する必要がある、と連絡帳にこれまでのいきさつを詳しく書いた。
保育園の先生が「おともだちをたたく」という行為を許可してくれるとはとても思えなかったので、事前に説明はしなかったのだが(確信犯的悪い親ですみません)、信頼できる良い先生でもあり、先生をのけものにすることもないような気がして、全部正直に説明し「良い解決法がありましたらお教え下さい」と最後に書いた。

先生の対応は迅速だった。翌日すぐ、クラス全員を集め、話をしたらしい。
「保育園でも昼食後シャワーを浴びるし、みんな清潔でくさいはずがない。
 なのに「くさい」と自分が言われたらどんな気持ちがするか。」
子供達の心に届いただろうか。

連絡帳には「配慮が足りなくてララを傷つけてしまったようで、申し訳ありませんでした」とも書いてあった。「良い解決法は、よくわかりませんが・・・」と連絡帳には書いてあったが、これ以上の解決法は望めない、と思う。

そうして二日がすぎた。まだ誰も娘に「くさい」と言わないらしい。
「一度強く出れば、そういうヤツは言わなくなるんだよ。」とダンナは言う。
ずっと続けば良いのだが。
コメント (8)
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子供の泣き声が聞こえる

2004-10-13 00:00:20 | 育児
blogの投稿ページを開いて書き始めたら、子供の泣き声が聞こえた。
今のところ亭主が見てくれているだろうが、部屋に戻ろう。
3番目の子の熱、寝る前は37度8分だった。
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歩き始めの子は転ぶ

2004-09-29 00:30:36 | 育児
今日(正確には昨日、だな)、保育園にお迎えに行ったら、末っ子が鼻血を出したあとがあった。
おや?と思っていたら、保育士さんの説明。

「保育園でも歩き始めてるんですよ!
 で、歩いたあと前に倒れて思いっきり鼻を打ったみたいで(^^;
 鼻血が出てました。すみません、注意不足で。」

家でも前に倒れたり後ろに倒れたりしてるから、まぁ、仕方ないかと思う。
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台風の中、子供が歩き始めた

2004-09-28 01:29:53 | 育児
先週末からの台風が、また沖縄本島地方に戻ってきそうな気配だ。
だんだん風が強くなっている。
土曜日の夜中に突如(というような感じだった)暴風域に入り、翌日午後には抜けていたが、まさかまた戻ってくるとは。全く迷惑な話だ。

でも、台風のおかげ(?)で家にこもらざるをえないので、家族ですごす時間が増える。
この週末には末っ子(1才)がようやく歩く意欲を見せるようになった。
両腕を広げて「おいでおいで~」と声をかけると、とっても嬉しそうな顔で数歩、踏み出してはこちらの腕の中に倒れ込んでくる。
歩く楽しさを全身で表現している子供の姿を見ていると、外の暴風雨が嘘のようだ。
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子供の独占欲

2004-09-10 00:54:30 | 育児
我が家には3人の子供がおり、それぞれが「母親を独占したい!」という気持ちを表現する方法が三者三様で実に興味深い。

一番下(1歳)は、私の膝に他の子が乗っていると「そこは自分の指定席だ!」といわんばかりに、全身を使って押しのけようとする。頭突きしたり、手で押しのけてみたり、背中とお尻を押し込んでみたり。
しかし悲しいかな、末っ子の身体は小さい。全身を使っても姉たちにはかなわない。
そのため、つい、私が姉たちに場所をゆずるように言ってしまう。
(・・・これってやっぱり末の子を甘やかしてることになるのかな?)

2番目(3歳、仮名リリ)は身体と言葉で激しく独占欲を表現する。
「リリだけのおかーしゃん!
 リリだけのおかーしゃんでしょう?
 リリだけのおかーしゃんになって!!」などなど。
これはもう、理屈ではきかない。まぁ、確かに上と下にはさまれてほとんど母を独占できずにいるし、それがこの子の場合とくに辛いんだろうと思ったりする。だからできるだけ、「今だけは、ね」「もう少しの間だけよ」などと言いつつ、抱きしめてあげることにしている。
そうすると、自分で歌を作って歌いだしたりするので、おかしい。
「♪いまだけは リーリ だけの おかーしゃん~♪
 ♪もうすこしーは リーリ だけの おかーしゃん~♪」
こういって私の肘を触ってくる。2番目は私の肘を触るのが大好きなのだ。

一番上(5歳)は、そういう弟や妹をみながら「私だってホントはおかあさんに甘えたいのに、いつもガマンしてるんだからね!」と主張する。下の子達が寝静まるとすぐさま身体をくっつけてくる。

一番下が生まれる前、妹が生まれて二人姉妹になった頃、一番上に「私だけのおかあさん?」と尋ねられるたびに「ううん、二人のおかあさんよ」と事実に即して答えていた。
そうしたら「おかあさん、本当は違っててもいいから、私だけのおかあさんになって欲しい!私だけのおかあさんっていうことにして~!」と言われたことがある。

・・・。

「嘘でもいいから私だけを『愛してる』って言って欲しい」なんて、二股かけられた女が男に言うようなセリフじゃないか?と思いつつ、そーーーんなに母を独占したかったのか、と少し驚いた。
子供にそこまでの独占欲があるのならそれなりに尊重し応えてやらなくてはならない、と思い、それ以来、私が3人の子の母である事実は事実として教えることにして、それ以外の「気持ち」というか、一人だけに注目している時、他の子が目に入らない時、というのを意図的に作り出すようにしている。時、というほどの長さではなく瞬間、と言った方がいいくらいの短い時間だったりするが、3人まとめて見ていることが多い中で、一人だけを見つめる瞬間、一人だけと向かい合っている瞬間、は母である私にも貴重な貴重な時間である。
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