平日の午前中に、仕事の状況をみて。
今日はお昼休み時間とあわせて2時間、私が抜けても大丈夫だ!と判断し。
「11時から外出します、1時には戻ります」と職場を出た。
行き先は、子供たちが行っているはずのスイミングスクール。
リリ(6歳女)とルル(4歳男)の二人は、週に1回、保育園に来るスイミングバスに乗り、
保育園の先生に連れられてスイミングに通っているのだ。
ある程度スイミングに慣れたら、親が見学に来ることは奨励されているので(子供がはりきるため)
都合がつく時に行きたかったのだ。今年度のスイミング見学はこれが初めて。
スイミングでは、ガラス張りの窓のはるか遠くに小さく、リリとルルの姿が見えた。
ルルは進級したばかりで、ちょっと落ちつかなげな様子。
ほかの子たちがプールサイドで座って待っている間も、ルルだけ立っていたり。
途中のトイレタイムでは、スペシウム光線!の手つきをしながら歩いていた。
水に入るのが楽しそうなので、見ていてこちらも楽しくなる。
リリは慣れたもので、ボビング(水の中にもぐることを繰り返すこと)を上手にやっていた。
私が着いたのが終了15分前くらいだったので、しばらくするとみんな上がって挨拶し
シャワースペースに向かった。
リリとルルは、そのとき初めて私が来ていることに気づいたようだ。
最初に気づいたのはリリ。
とても嬉しそうな表情で私に手をふり、すぐにルルに教えていた。
教えられたルルも、大喜び。
予告せず見学に行ったので(仕事の状況がどうなるかわからなかったから)驚いたのだと思う。
着替えて出てきた子供たちは、まっすぐ私のところに来てくれた。
「おかあさん!いつ来たの?リリがじょうずに泳ぐの、見てた?」
「おかあさん!!ルル、しんきゅうしたんだよ!リリといっしょなんだよ!」
口々に話しかけてくる。かわいい。
「お母さんが突然、来たからびっくりした?」と尋ねてみた。
それに対するリリの返事。
「リリはね、いつもね、おかあさんが来るかも、来るかも、って思ってるから、
びっくりしなかった」という。
ルルも負けじと「ルルも!おかあさん来るかもって思ってた!」と言う。
そうか。
リリは去年までの経験で、私が予告なしで突然来るということを憶えているのだ。
だから毎回、今日来るかも、と心の隅でちょこっと期待して…
その期待はほとんど裏切られて終わってるのだろう。
今日が今年度、初めての見学なのだ。
でも、それでも諦めないで毎回、期待しているのだろう。
ちょっと、胸がしめつけられるような気持ちになった。
「なかなか、見に来てあげられなくてごめんね」と言ったら
リリは「いいよ!おかあさん、今日、来てくれたんだし!!」と満面の笑顔で答える。
ルルは「おかあさん、だいすき~」と抱きついてくる。
スイミングバスに乗って保育園に戻る子供たちを見送り、私も仕事に戻った。
午後の仕事は猛烈に忙しかったが、子供たちの笑顔にエネルギーをもらって、
夜までの仕事を、私も元気に乗り切った。
今日はお昼休み時間とあわせて2時間、私が抜けても大丈夫だ!と判断し。
「11時から外出します、1時には戻ります」と職場を出た。
行き先は、子供たちが行っているはずのスイミングスクール。
リリ(6歳女)とルル(4歳男)の二人は、週に1回、保育園に来るスイミングバスに乗り、
保育園の先生に連れられてスイミングに通っているのだ。
ある程度スイミングに慣れたら、親が見学に来ることは奨励されているので(子供がはりきるため)
都合がつく時に行きたかったのだ。今年度のスイミング見学はこれが初めて。
スイミングでは、ガラス張りの窓のはるか遠くに小さく、リリとルルの姿が見えた。
ルルは進級したばかりで、ちょっと落ちつかなげな様子。
ほかの子たちがプールサイドで座って待っている間も、ルルだけ立っていたり。
途中のトイレタイムでは、スペシウム光線!の手つきをしながら歩いていた。
水に入るのが楽しそうなので、見ていてこちらも楽しくなる。
リリは慣れたもので、ボビング(水の中にもぐることを繰り返すこと)を上手にやっていた。
私が着いたのが終了15分前くらいだったので、しばらくするとみんな上がって挨拶し
シャワースペースに向かった。
リリとルルは、そのとき初めて私が来ていることに気づいたようだ。
最初に気づいたのはリリ。
とても嬉しそうな表情で私に手をふり、すぐにルルに教えていた。
教えられたルルも、大喜び。
予告せず見学に行ったので(仕事の状況がどうなるかわからなかったから)驚いたのだと思う。
着替えて出てきた子供たちは、まっすぐ私のところに来てくれた。
「おかあさん!いつ来たの?リリがじょうずに泳ぐの、見てた?」
「おかあさん!!ルル、しんきゅうしたんだよ!リリといっしょなんだよ!」
口々に話しかけてくる。かわいい。
「お母さんが突然、来たからびっくりした?」と尋ねてみた。
それに対するリリの返事。
「リリはね、いつもね、おかあさんが来るかも、来るかも、って思ってるから、
びっくりしなかった」という。
ルルも負けじと「ルルも!おかあさん来るかもって思ってた!」と言う。
そうか。
リリは去年までの経験で、私が予告なしで突然来るということを憶えているのだ。
だから毎回、今日来るかも、と心の隅でちょこっと期待して…
その期待はほとんど裏切られて終わってるのだろう。
今日が今年度、初めての見学なのだ。
でも、それでも諦めないで毎回、期待しているのだろう。
ちょっと、胸がしめつけられるような気持ちになった。
「なかなか、見に来てあげられなくてごめんね」と言ったら
リリは「いいよ!おかあさん、今日、来てくれたんだし!!」と満面の笑顔で答える。
ルルは「おかあさん、だいすき~」と抱きついてくる。
スイミングバスに乗って保育園に戻る子供たちを見送り、私も仕事に戻った。
午後の仕事は猛烈に忙しかったが、子供たちの笑顔にエネルギーをもらって、
夜までの仕事を、私も元気に乗り切った。