

天沼 寿子著
具体的な 終末を記してある本として、役立つ本。
昨年秋の亡くなる8日前まで、きちんと 終いじたくを書いていられる。
アッパレ!な、亡くなり方!
享年69。
抗がん剤を拒否した、いきさつから始まり、 一気に読めてしまう。
「死ぬにも体力がいる」これが最後の頁。
エンディング・ノートのプリントを友人から受け、「終末」への一歩を踏み出したつもりの私だが~~~~~「終末」は、 そう甘くはなさそう。
デポー39 という、自由が丘のアンティーク店のオーナーであった、天沼さんなので がんで痩せた折りのファッションや 部屋の設えなど 本としても読みごたえあり。