
岸 惠子著
岸惠子さんも 85歳になられた。
ソンケーの岸さんだが(このような日本語を嫌われる方ですが)
上質な日本語 で 書かれた「過ぎ来しかた」一代記。
安穏と暮らしていないから 皺もないのよ、と。
(はい、と承りました)
かつて 高野山夏期学校に参加した折りに、岸さんが講師として話され
私は1番前で お声を聴いた。畳敷きの部屋とて 、岸さんとの距離は1m。
世界の時事を絡めて小説を書きたいと いう岸さんへ
幻冬舎・見城社長は 「岸さんには、下品力が足りない~~」 と。
下品力!
まぁ ことほど左様に 様々なことが
詰め込んであります。
アランドロン氏のことも。
楽しく一気読み。

おしんを 見ると
脚本・橋田壽賀子さんの考え方が
きちんと (当たり前だが) 表れている。
今朝は
おしん、酒田へ寄り、加賀屋の皆へ 結婚の挨拶。
加代と二人きりになると
加代のつらい気持ちを知ることに。
問い詰められ おしんは「嘘」を。
その「嘘」が おしんを生涯苦しめる。
加代の「好きな人と一緒になる、おしんはえらい!」 と。
そんなもんかなぁ~~😄😄