michi の てくてく日記

歩きニスト. 76 years old。


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  16年
年目。

📕「兄の終い」

2023年11月26日 08時55分03秒 | Weblog
 昨夜 一気読み。
  翻訳家の村井理子さんを 私は知らなかったのだが
  東京で 長女が 村井著「実母と義母」を読んでいて  知ることに。

  早速、「兄の終い」を借りだし 一気に読み上げた。

   大人になって 疎遠になった 兄 、 54歳。
  その訃報を 遠い宮城県 多賀城市の警察から 知らされる。
 
   著者は 滋賀県琵琶湖沿いの住まいに家族と住む。
  
    それからの 怒濤の何日か~~。 記録魔?の 著者だからこそ
   📕にするまでに 描写ができている。

    離婚後  小学生の男子と暮らしていた 持病持ちの54歳の

    兄の  後始末を 妹の著者と 元妻の奮闘記。

    兄妹だから 後始末は当然~とは、 思わない。

    だが 残された小学生が居る。

    足の踏み場もない 住まいの 片付けは?  諸々の片付けは?

    あ~~~逝くときは きちんと 片付けて逝かないと 迷惑 千万なのだ  と、しみじみ思いながら 📕のページをめくる。

    片付けが無理なら 貯金を遺す。~~なんでしょうね。
  しかし
   仕事が上手くいかないから 金にも縁が薄いわけで。

   後始末の記事は 読むことあるが

   この他みたいに 具体的な 奮闘記は あまり読んでいない。

   多賀城市の描写も入り(多賀城市は 芭蕉が訪れており、俳句の人は、よく訪問する。私は 夫と旅している)

   小学生の甥は ペット(亀と魚)も 一緒に  母親の元に行く。

   警察  大家さん  学校の先生や友達、父死後 独りになった小学生を里親がみてくれる   みんな親切で暖かい。

  読んでいて救われる。  

  しみじみと 生きるのも それなりに大変だが  逝くのも 大変なこと!

  

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