SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

途中経過(超カンタン)

2016-03-15 23:34:56 | その他
え~、たいへん簡単で「え、それだけ!?」ってくらい短いのですが
先日のシーザーさんの件の途中経過のご報告。


「どうなったの~?」

どうなったかと言うと、まだどうもなってないんだけどね。

ロサンゼルス郡のアニマルコントロール局のレイズ副部長さんという方によると
約1週間に渡る調査はほぼ完了し、地方検察官と結論について検討する為の日時を打ち合わせる予定とのこと。

このレイズさんと言う人は広報担当のようで、今回の件での当局からマスコミへの談話は全てこの方です。

行われたのは現場の検証や、被害者であるブタさんの検診、関係者への聞き取り調査などで
「ミラン氏は常にたいへん協力的で、必要な情報をすべて快く提供してくれた」のだそうです。

ま、つまり調べることはすべて調べて材料は揃ったので、これから検証して結論を出すよってことですね。


「ブタさんも犬のサイモンも元気なの?」

元気だよ。ブタさんの怪我も治って、体も心も健康で元気に暮らしているそうだし
サイモンも毎日ご機嫌で飼い主さんと穏やかに散歩しているようね。

サイモンの飼い主のサンディさんが各マスコミや自身のFacebookでコメントを発表していました。
サンディさん自身とサイモンがどれほど救われたか(サイモンは文字通り命を救われたからね。)
実際に現場で見ていた時も、ブタはきちんと大切に扱われていたことなどを。

番組打ち切りを求める署名は目標の1万5千まで、あと2300ちょっとというところまで集まっているようですね。
まあまあお茶でも飲んでも落ち着きなはれ、という感じかしら。

近いうちに結論が出るかと思いますので、またその時に。



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シーザーさんの動物虐待疑い捜査の件

2016-03-11 19:56:34 | その他
タイトルを見て驚かれた方も、チラッとSNSなどで見かけたという方も、私よりも詳しくご存知の方もいるかもしれませんが
今朝飛び込んできたニュースをご報告しておきますね。

ことの起こりは2月26日に放送されたCesar911の中での出来事。
番組の中でのブタの扱いについて、あるアニマルライツアクティビストから「動物虐待ではないか?」との通報が有り
地元のアニマルコントロールとシェリフがドッグサイコロジーセンターに調査に出向いたというもの。

実は私、この放送を見ていないのであれこれと見解を述べることはできません。
批判する人々とナショナルジオグラフィックの両方が短いビデオを発表しているけれど
短く編集されたものだけで判断はできないですしね。

さて、ロサンゼルスタイムスなどで報道されているニュースの内容をまとめますと......。

2月26日の放送で、飼い主から相談を受けたのはフレンチブルとボストンテリアのミックスであるサイモン。
サイモンは他の動物への攻撃性が酷く、同じ飼い主のペットだったブタ2匹を殺してしまったと前歴があります。

番組の中で、サイモンはドッグサイコロジーセンターに連れてこられてリハビリを受けました。
その過程で、センターで飼われている数匹のブタと一緒に広場の中で過ごすという時間がありました。
その時にサイモンはブタに襲いかかり、一匹の耳に裂傷を負わせてしまいました。
その日のセッションはそれで終了。サイモンとブタたちは引き離されました。

翌日にはピットブルのジュニアとサイモン、そして同じ顔ぶれのブタたちが再び対面。
前日怪我をしたブタにハーネスを着け、そこにサイモンのリードをつないでのセッション。
これをきっかけにサイモンはセンターの他の動物とも穏やかに接することができるようになったという結末でした。

動物虐待との通報が寄せられたのはブタたちとの初回のセッション。
犬にブタを襲わせるのは動物虐待に当たるのではないかというものでした。
通報者の言い分では、センターのスタッフの男性が襲われたブタの後ろ足をつかむ映像が確認されており
ブタが叫び声をあげたために、サイモンが刺激されて襲撃につながったとのこと。

捜査は怪我をしたブタの医療記録、当日の全ての目撃者の証言などを総合して、
今回の件が動物虐待の犯罪として立件されるか否かを決定すると発表されています。

ナショナルジオグラフィック側は、上記のようなアクシデントの経緯を説明した上で
怪我をしたブタはただちに手当を受け傷は回復、現在心理的なダメージの様子は見られないとしています。
サイモンはリハビリテーションを受けて、殺処分になることもなく飼い主と暮らしています。


「で?おかーさんはどー思うの?」

先に書いた通り、おかーさんは番組全部見てないから、何とも言えないんだよ。
LAタイムスにはアニマルコントロールの捜査官の談話も載っているんだけど
その人も捜査には出来事の前後関係を把握することが大切と言っている通り
糾弾のために編集されたビデオも、番組のハッピーエンドの宣伝ビデオも、一方だけ見ての判断はできないし。

木曜日の夜、シーザーさんの自宅に捜査官やシェリフが訪れたそうですが、シーザーさんは州外に出張中で
対応したのは未成年の息子さんだったと書かれています。きっとカルヴィン君ですね。心細かっただろうなあ。



「でもシーザーさんじゃなかったら、サイモンはきっとどこかに連れて行かれてたよね。」

うん、それはほぼ確実だと思う。
シーザーさん以外のトレーナーだったら9割方はサイモンのリハビリは引き受けないで殺処分を勧めるでしょうね。

続報が有れば、またここで報告しますね。

あ、ロサンゼルスタイムスの記事原文はこちらです。



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遅まきながらシーザー本

2015-09-20 23:55:10 | その他
もう既に手元にお持ちの方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、9月18日に発売になったこの本、
ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの犬と幸せ に暮らす方法55
日経ナショナルジオグラフィック社


アマゾンの動物学部門でベストセラー1位になっておりました。

「シーザーさん、さすがの人気。」

2013年に出版されたこちらの本の日本語版です。
Cesar Millan's Short Guide to a Happy Dog: 98 Essential Tips and Techniques
National Geographic


私、この本は読んでないんですけれどね。


「え~、おかーさんダメじゃない。なんで読まないの?」

いや~、書いてある内容は知ってるからいいかなと思ってさ(笑)
だって番組も見倒してるし先に出版された本も読み倒してるしさ~。

日本語版の方をアマゾンで紹介されていた最初の4~5ページをちらっと見てみたら、今回の翻訳はなかなかいい感じ。


「おかーさん、それはちょっとエラソーじゃない?」

あ、すみません。(ニヤにエラソーとか言われたかないが。)
本の前書きで『はじめに』として書かれている文章。
メキシコを出てアメリカに渡り、アメリカ生活の方が長くなった現在の位置から
昔のことを振り返っている内容なんですが、これが良いんですよ。
まずシーザーさんの一人称が「僕」であるところが良い!
英語だと「I」のひとつだけですが、日本語に訳した時に「僕」にするか「私」にするかで印象は大きく変わりますもんね。
私の中ではシーザーさんの文章の一人称は「僕」が基本なんです。
文章の内容によって「私」とする時もあるけれど、基本は絶対に「僕」。


「ふーん、なんか色々ややこしいんだね。」

まあね。でもこの本は判りやすく書かれて判りやすく翻訳されているのでややこしくない。
テレビやYouTubeなどで断片的に見ていた方のまとめや、シーザー入門編としてはとても良いと思います。
                
それから日本ではナショナルジオグラフィックワイルドで放送されているCesar911のDVDも発売されていました。
DVD ザ・カリスマドッグトレーナー シーザー・ミランの愛犬レスキュー
日経ナショナルジオグラフィック社


私としたことが、遅まきながらのシーザー本紹介でした。(読んでないけど。)



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アンドレ君のイベントレポート

2015-08-11 23:52:27 | その他
今日、シーザー・ミラン氏のYouTube公式チャンネルにアップロードされた動画のご紹介。


「今日はお兄ちゃんのアンドレ君だよ~。」

先日、シーザーさんの次男カルヴィン君の新番組のお話を書いたら「お兄ちゃんは元気かなあ」とおっしゃる方々がいらしたので、動画を見た瞬間「これはご報告せねば!」と思ったんですよ。


「あたしもアンドレ君見る~。」

じゃ、さっそくどうぞ。


What's up Dawg というタイトルがついていて、シリーズなのかな?
(このタイトルものすごく訳しにくいんだけど、「よーお前ら調子どうよ?」って感じかな。
Dawgってダチとか仲間とかツレとかいう感じの言葉だけど、Dogのスラングでもあります。)

今回は「Bulldog Meet up=ブルドッグオフ会」のレポート。
インスタグラムに愛犬のブルドッグの写真をアップした人が、同じくブルドッグを飼っているフォロワーさんと連絡を取って
一緒に犬連れでビーチに出かけ、その写真をまたアップしたら「今度は私も参加したい」という人が増えていって
どんどん大きな会になって行って恒例行事になったという巨大オフ会。
今回はロサンゼルスはダウンタウンのアート地区での開催だったそうです。


「アンドレ君いい感じだね~。ニコも会ってみたい。」

元気いっぱいという感じのカルヴィン君とはちょっと違う落ち着いた雰囲気は以前のまんまだけど
はにかみ屋さんだった感じがなくなって、自信と余裕が感じられるようになったみたい。


「表情がお父さんとよく似てる~。」

うん。アンドレ君、顔立ちはお母さん似だけど表情はお父さんとよく似てる。
特に人の話を聞く時の雰囲気とか目の動きとか、とてもいい感じで似てる。

ご一家もいろいろあったけど、息子さん二人が立派になって勝手に親戚気分のおばちゃんも感無量ですよ。

このWhat's up Dawgシリーズって、私が覚えている限りでは今回初めてのような気がするし
検索してみても他のは出てこなかったので、きっと今回始まったんだと思います。多分。
今後はこのシリーズはアンドレ君が担当するのかな?


「どうでもいいけど、アンドレ君ちょっとアーティスト系な雰囲気よね。」

うん、そだね。オシャレな感じだよね。

皆さんも勝手に親戚気分、満喫なさってくださいね~(笑)



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カルヴィン君のMutt&Stuff

2015-07-15 23:58:22 | その他
昨日の予告とタイトルの通りです。
カルヴィン君というのは、言わずと知れたシーザー・ミラン氏の息子さんですね。

カルヴィン君が出演する子供向けの番組がスタートしたというお話です。

「先週の金曜日から放送が始まったのよ。」

番組のパイロット版が3月に放送されてたらしいのですが、私としたことが知らなかった。
それが好評だったので、無事にシリーズとして制作されたようですね。

Nickelodeonという子供向けのチャンネルで、小学校就学前くらいの子供たちを対象にした番組で
タイトルは「Mutt & Stuff」。Muttというのは雑種犬という意味で、Stuffというのは番組のマスコットの犬の名前です。
(マスコットというには微妙......いや、はっきり言えばちょっと不気味な着ぐるみなんだけど 笑)

こちらは番組開始の前日に親子揃って出演したニュース番組のビデオです。
《追記》
すみません!動画が削除されているので、別のものに差し替えます。

別のニュース番組のビデオ。こちらは公式チャンネルなので大丈夫なはず。
最初からこれを貼り付ければよかったですね。反省。



「どんな番組なのか紹介してもらえますか」とキャスターの男性に聞かれて
ちょっと緊張しながら、だけど丁寧に言葉を選んで話すカルヴィン君、好印象です。
あのちっちゃいヤンチャ坊主がこんな好青年になって、おばちゃんは感慨深いよ。


「で?どんな番組なの?」

はいはい。ビデオから要約いたしますと……。
番組は小さい子供達が犬のことをより理解して、犬を尊重し、正しく接することを学んで
良い飼い主になるための情報を楽しく伝えていこうというもの。
シーザーさんの従来の番組とは違って、すでに起こってしまった問題を解決するのではなくて
教え伝えることで、問題が起きないように予防していくのが目標になっています。
タイトルにMuttという言葉が入っていることからも伺えるように
子供達にシェルターにいる犬たちのことも積極的に伝えていき、雑種であっても
純血種の犬と同じように素晴らしい存在なんだよと伝えていくそうです。

雑種犬の存在をアピールし、Muttをタイトルに付けると言えば、ミラン・ファウンデーションの
あの活動が思い出されますね。インタビューの中でも触れられています。
活動のタイトルは「Mutt-i-grees」。どんな活動か、詳しくはこちらを。
2012年のdog actuallyの記事「犬が子供達に教えること」

《追記》
上に記したように動画を差し替えましたが、内容に大きく変わりはありません。
ただ、こっちの番組ではMutt-i-greesについては触れられていないです。
これが先に貼った動画を選んだポイントだったんですよ。



「いいぞーっ!雑種ばんざーい!」

番組はね、私もwebで観てみたんですよ。
舞台はMutt&Stuffという犬の幼稚園。Dog Whispererの父から、ここの責任者に任命されたカルヴィン君。
彼のまたの名はPuppy Whispererなんだそうです(笑)
ちょいブサなマスコットのスタッフ君とたくさんの犬たち(本物)、2匹の野良猫のマペットが登場します。
あ、そうそう。しゃべる消火栓も出てたわ。それからシーザーさんね。

犬たちを順番にお風呂に入れるカルヴィン君。子犬のルビーは今日が初めてのシャンプーです。
「ルビー!初めてのお風呂!イェ~イ!最高だよ!」とテンションマックスのスタッフ君。
対照的にテンションだだ下がりでどっかに行ってしまったルビーちゃん。途方にくれるカルヴィン君。
「子犬のそばで、あんなデカイのが騒いだら怖がるんじゃないの?」と思ってたら、そこがテーマでした。

「僕は犬のシャンプーは得意なのに、どうしてルビーは逃げるんだろう?」と考えたカルヴィン君。
「あっ!そうか。スタッフだ!スタッフが興奮し過ぎて、ルビーを不安がらせたんだ。」

スタッフ君はカルヴィン君とシーザーさんから、犬のそばでは優しく落ち着いた態度でいることと諭されました。
特に子犬が何か初めてのことをする時には、周りの人が落ち着いていないと犬を不安にさせてしまうよ、と。

1回の番組の中にいろんなことを詰め込まず、大切なことをひとつだけテーマにしているのが良いなあと思いました。
楽しいシーンや演技がいっぱいで、小さい子供も楽しんでいるうちに自然と学ぶことができるという感じです。

番組開始にあたっては2~3年前から準備が始まり、カルヴィン君の演技訓練などもあったそうです。
その甲斐あって、なかなかのショーホストっぷりでしたよ。
《追記》
差し替えた動画によると、カルヴィン君13歳の時に「自分のテレビ番組を持ちたい」とシーザーさんに相談したのが
この番組のきっかけになったんだとか。「恵まれてるわよね~」という女性キャスターの言葉に笑ってしまいました。
うん、本当に本当に恵まれているということをしっかり心して成長してほしいよ、おばちゃんは。

小さい子供達への教育は未来を創っていくことです。
こういう番組、日本にもあるといいなあと思いました。


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