《はじめに》
dog actuallyの新しい記事が更新されています。
動物虐待犯罪者を登録リスト化する法律。......さて。
ちょっと堅い話で恐縮なのですが、よかったらごらんください。
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ニコニヤの散歩コースは徒歩で行く範囲だけでもけっこう色んなルートがあります。
これは野生動物に遭遇する率の高いコース。公園の中のハイキングトレイルです。
「草むらにコヨーテさんがいたりするんだよ。」
これから暑くなってくると、早朝と夕暮れ時に散歩するようになるんですが
そういう時にはこのコースにはあんまり来ません。怖いですからね。
この数日はけっこう涼しかったので、夕方まだ日の高いうちに散歩していたのでトレイルコースに。
「おかーさんが何か見つけて、おっ!とか言ってました。」
ニコニヤのウンチョスを拾う時、ちょっと目をやった先にたまにそういうブツを見つけることがあります。
「だから何を見つけたの?」
犬のフンそっくりなんだけど、やたらと毛深いブツ。
だいたいちょっとだけ奥まった木立ちの入り口あたりにあります。
それはコヨーテのフンですね。
当たり前だけど、彼らは小動物を丸ごと食べるので消化できない毛はそのまんま排泄されます。
特に少し乾燥したフンでは、毛がとても目立って毛深い感じに見えるんですよ。
「おかーさんがまた変なことを熱く語ってすみません。」
「ついでにあたしのプライバシーの侵害をしたことも謝ってほしい。」
そのちょっと乾燥した毛深いフンを見て「これって遠い昔に見覚えがあるような......。」
昭和の時代に育った私の子供時代は、町内をウロウロ歩く野良犬を見かけることがありました。
その野良犬たちのフンも道端に落ちていましたが、その中に時々みょ~に毛深いのがあるなと思っていました。
コヨーテのフンを見て「そうか!子供時代に時々見かけたアレはネズミやイタチなんかを食べていた野良犬のフンだったんだ!」と
数十年の時を経て、蘇った記憶とともに納得したのでした。
だからどうなんだって話なんですが、自分的にスッキリしたもので(笑)
今思えば野良犬がウロウロしてるって怖いような気もするんですが、
自分の周りでは人間と野良犬の事故というのは聞いたことがなかったなあ。
小学校で飼っていたニワトリが襲われてしまったことはあったけれど。
思えば子供の頃は親や周りの大人から「知らない犬に近寄ってはいけない」というのはもちろんのこと、
「犬と目を合わせてはいけない」「走って逃げてはいけない」と教えられていたものでした。
今にして思うと、どれも理にかなっていて正しい振る舞いですね。
今の時代よりも人間が動物の行動に目を配って理解している部分もあったのかもしれない。
ま、とは言っても犬は外につなぎ飼いが普通で、動物を捨てるハードルが低かった時代が良かったとは言いませんが。
「コヨーテのフンを見て、子供時代のこと思い出してたの?」
うん、そう。ニコニヤと歩きながらツラツラとそんなことを考えてたの。
我ながら変なノスタルジーの感じ方だなと思ったけど(笑)
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