また他に書いた記事のリンクですみません。
でも今日のメインはお知らせではないんです。
とりあえず記事はこちら
コリーやシェパードなどの牧畜犬種やレトリーバーやポインターなどの猟犬種は人間と協力して作業をしますよね。
反対にテリアやサイトハウンドは人間の指示を受けずに自立して作業をします。
この協力作業犬種と自立作業犬種の社会的学習の違いについて、ハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学が行なった実験について書いています。
で、記事の中では「牧畜犬種やガンドッグなどの協力作業犬種」「テリアなどの自立作業犬種」と、犬種についてはサラッとしか書いていません。
なぜかと言うと、この実験に参加した犬種が知らないものだらけで具体的に書くと混乱しそうだったから。
ハンガリーの研究機関なのでハンガリー原産の犬が多くて面白いんですよ。
実験参加犬のうち協力作業犬種に分類されたのはこちら
ジャーマンシェパード、ムーディ、ボーダーコリー、プーミー、
ハンガリアンビズラ、ラブラドール、ブービエデフランダース、
コリー、オーストラリアンシェパード、ゴールデンレトリーバー
シェトランドシープドッグ、ワイマラナー、ブリアード、
カーディガンウェルシュコーギー、タービュレン、
そして自立作業犬種に分類されたのはこちら
アイリッシュテリア、ダックスフンド、トランシルバニアンハウンド、
ホファヴァルト、ピットブルテリア、バセットハウンド、ガルゴ、
ヤクーチアンライカ、ケアンテリア、フォックステリア、
ジャックラッセルテリア、コモンドール、ハンガリアングレーハウンド、
ウエストハイランドホワイトテリア、ポーリッシュグレーハウンド、
ボルゾイ、シベリアンハスキー、
ね?馴染みのない名前が多いでしょう?
私が知らなかった名前を太字にして、画像を探して来ました。
ムーディ(またはムディ)はこういう犬。
ハンガリー原産の中型の牧羊犬だそうです。
オオカミが羊の毛皮を着ているように見える😄
こちらはプーミー(またはプミ)
やっぱりハンガリー原産の中型の牧羊犬です。
ハンガリーの犬って毛がモシャッとした感じが多いのかしら😁
By No machine-readable author provided. Caronna assumed (based on copyright claims). - No machine-readable source provided. Own work assumed (based on copyright claims)., CC BY-SA 3.0, Link
こちらはブリアード
フランス原産の大型犬で、牧羊犬の他に家畜の番犬でもあるそうです。
そしてここからは自立作業の犬たち。
アイリッシュテリア
中型のテリアで、テリア種の中でも最も古い犬種だそうです。
並外れた狩猟欲が特徴。
congerdesignによるPixabayからの画像
トランシルバニアンハウンド
ルーマニアまたはハンガリーのトランシルバニア地方原産のセントハウンド。
貴族の猟犬として飼育されていたんですって。
By Lnko2323 - Own work, CC BY-SA 3.0, Link
ホファヴァルトという犬種はこちら
一見するとレトリーバーみたいですが、自立作業犬種なんですねえ。
ドイツで家畜を守る番犬として飼育されていた犬種だそうです。
ヤクーチアンライカ(名前だけ聞いても犬と認識できない😅 )
ロシア原産のソリ犬で、とても古い古代犬種だそうです。
スピッツ系で樺太犬にも似ていますね。
By Ajarvarlamov - Own work, CC BY-SA 3.0, Link
そしてコモンドールという犬種がこちら。
モップドッグとも呼ばれるプーリーとよく似ていますが
プーリーは中型の牧羊犬であるのに対してコモンドールは大型の家畜番犬。
知らない犬種のことも興味深いなあと思ったんですが、ヤクーチアンライカやハスキーなどソリ犬は自立作業に分類されるんだというのも面白いです。
犬ゾリって人間の指示よりも犬の判断がメインなんですね。
犬の研究、難しくて頭がこんがらがることも多いけれど興味深いことがいっぱいあって面白いです。