本日は、昨日と打って変わって、とってもマジメーな話。

「ごはんのことなんだって。でもなんだか楽しくなさそう。」
粘土と格闘したりしていて、リンクを貼るのが遅くなりましたが月曜日に更新されたdog actuallyの記事。
「そのペットフードのラベル、正しいですか?」
52ブランドのペットフードをDNA解析して調べたら、約3分の1のブランドでラベルに書かれていない種類の肉が含まれていたり、
表記されているのは「肉」なのに、実際には副産物が含まれていたり、というようなことがあったという記事です。

「え~、それってヒドーーイ。」
この記事の中で触れている論文はオンラインで全文を読むことができるのですが、35ドルくらいするんですよ。
ちょっと読んでみようかなと思ったのですが「え~35ドル~?それはちょっと高いなあ。」と思ってやめました(笑)
でも、どうやら論文の方でも、そのラベルと中身が違ってるブランドの発表はしていない様子。
ただ、この論文とは関係はないのですが、「ああ、やっぱり」と思われるような事例があるのでちょっとご紹介しておきますね。

「なんだかややこしそうな話だね。」
うん、でもあんまりややこしくならないように書きます。
今年の5月、超大手ペットフードメーカーのピュリナ社が、中堅(というには小規模かな)メーカーのブルーバッファロー社を提訴しました。
ピュリナ社が独自に第三者の研究機関に依頼してブルーバッファロー社の製品の検査をしたところ、
ラベルにはチキンとしか書かれていなかったのに、チキン副産物(バイプロダクツ)が含まれていることがわかったというもの。
ピュリナ社が直接何か被害を被ったというわけではないのですが、ラベルに虚偽の表示をしたということで裁判所に提訴したわけです。
ブルーバッファロー社は2002年に設立された新しい会社ですが、穀物を使わない高品質のプレミアムフードを売りに急成長しています。
現在、業界でのシェアは約5%(小さい数字に見えますが、この規模の会社としてはすごい数字です。)
私も以前に2~3回購入したことがあるのですが、この2年ほどの間にテレビCMなどもバンバン打つようになり
そのCMも他のメーカーに対して、やや好戦的な感じで「ちょっと好みじゃないな」と思って買うのを止めていました。
そういう姿勢が仇になって超大手メーカーのこういうアクションを引き出したのかな~なんて思っていたのですが、
今月の中頃、ブルーバッファロー社自らが自社の製品にラベルに表記されていないチキン副産物が含まれていたことを発表しました。

「あら~。で、どうしてそんなことが起こったの?」
ブルーバッファロー社の説明は「フードの原材料を仕入れているウィルバー・エリス社が、本来発注したのはチキンミールであるのに、中身がチキン副産物ミールでラベルがチキンミールと誤表記されたものを出荷した。今後ウィルバー・エリス社との取引は停止する。」
(ミールってなに?チキンミールとチキン副産物の違いってなに?というのはこちらをご参照ください。)
まあ言ってみれば、全部仕入先の責任であると言ったわけですね。
同社のウェブサイトではウィルバー・エリス社は他のメーカーにもたくさんの原料を出荷していると書いています。
遠回しに「うちだけじゃないよ」と言っているようにも見えますね。
ピュリナ社とブルーバッファロー社は今も係争中。
(個人的には「どっちもどっちやん?」という感じはしますが。)
こういうのって多分氷山の一角であるような気がします。
dog actuallyの記事の本文中にも書いたけれど、それでも私は今購入しているフードのメーカーは信頼することにしています。
まあ、どこかで線を引いて「信じよう」と決めて腹をくくらないとしょうがないですしね。
うちは基本的には手作りにしているから、あんまり切迫感がないというのもありますが。

「毎日食べるものだから、信頼できる会社を見つけるのが大切だよね。」
さて、そんな食の安全の話と関連しますが・・・
この度、ブログを通じて仲良くしていただいているブロ友さんがペット用の鹿肉販売のサイトを立ち上げられました。
サイトの名前は 「yucky'sいぬねこごはん」
地元のハンターさんと協力しあって、新鮮おいしい安全な鹿肉をお求めやすい価格で購入することができます。
しかも売上金は犬猫の保護活動のために活用されていきます。
お肉の品質は、食にこだわりのブロ友さん達のお墨付き。
ぜひ一度覗いてみてくださいね。
リンクがうまく貼れないので、Facebookのこちらから。
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「ごはんのことなんだって。でもなんだか楽しくなさそう。」
粘土と格闘したりしていて、リンクを貼るのが遅くなりましたが月曜日に更新されたdog actuallyの記事。
「そのペットフードのラベル、正しいですか?」
52ブランドのペットフードをDNA解析して調べたら、約3分の1のブランドでラベルに書かれていない種類の肉が含まれていたり、
表記されているのは「肉」なのに、実際には副産物が含まれていたり、というようなことがあったという記事です。

「え~、それってヒドーーイ。」
この記事の中で触れている論文はオンラインで全文を読むことができるのですが、35ドルくらいするんですよ。
ちょっと読んでみようかなと思ったのですが「え~35ドル~?それはちょっと高いなあ。」と思ってやめました(笑)
でも、どうやら論文の方でも、そのラベルと中身が違ってるブランドの発表はしていない様子。
ただ、この論文とは関係はないのですが、「ああ、やっぱり」と思われるような事例があるのでちょっとご紹介しておきますね。

「なんだかややこしそうな話だね。」
うん、でもあんまりややこしくならないように書きます。
今年の5月、超大手ペットフードメーカーのピュリナ社が、中堅(というには小規模かな)メーカーのブルーバッファロー社を提訴しました。
ピュリナ社が独自に第三者の研究機関に依頼してブルーバッファロー社の製品の検査をしたところ、
ラベルにはチキンとしか書かれていなかったのに、チキン副産物(バイプロダクツ)が含まれていることがわかったというもの。
ピュリナ社が直接何か被害を被ったというわけではないのですが、ラベルに虚偽の表示をしたということで裁判所に提訴したわけです。
ブルーバッファロー社は2002年に設立された新しい会社ですが、穀物を使わない高品質のプレミアムフードを売りに急成長しています。
現在、業界でのシェアは約5%(小さい数字に見えますが、この規模の会社としてはすごい数字です。)
私も以前に2~3回購入したことがあるのですが、この2年ほどの間にテレビCMなどもバンバン打つようになり
そのCMも他のメーカーに対して、やや好戦的な感じで「ちょっと好みじゃないな」と思って買うのを止めていました。
そういう姿勢が仇になって超大手メーカーのこういうアクションを引き出したのかな~なんて思っていたのですが、
今月の中頃、ブルーバッファロー社自らが自社の製品にラベルに表記されていないチキン副産物が含まれていたことを発表しました。

「あら~。で、どうしてそんなことが起こったの?」
ブルーバッファロー社の説明は「フードの原材料を仕入れているウィルバー・エリス社が、本来発注したのはチキンミールであるのに、中身がチキン副産物ミールでラベルがチキンミールと誤表記されたものを出荷した。今後ウィルバー・エリス社との取引は停止する。」
(ミールってなに?チキンミールとチキン副産物の違いってなに?というのはこちらをご参照ください。)
まあ言ってみれば、全部仕入先の責任であると言ったわけですね。
同社のウェブサイトではウィルバー・エリス社は他のメーカーにもたくさんの原料を出荷していると書いています。
遠回しに「うちだけじゃないよ」と言っているようにも見えますね。
ピュリナ社とブルーバッファロー社は今も係争中。
(個人的には「どっちもどっちやん?」という感じはしますが。)
こういうのって多分氷山の一角であるような気がします。
dog actuallyの記事の本文中にも書いたけれど、それでも私は今購入しているフードのメーカーは信頼することにしています。
まあ、どこかで線を引いて「信じよう」と決めて腹をくくらないとしょうがないですしね。
うちは基本的には手作りにしているから、あんまり切迫感がないというのもありますが。

「毎日食べるものだから、信頼できる会社を見つけるのが大切だよね。」
さて、そんな食の安全の話と関連しますが・・・
この度、ブログを通じて仲良くしていただいているブロ友さんがペット用の鹿肉販売のサイトを立ち上げられました。
サイトの名前は 「yucky'sいぬねこごはん」
地元のハンターさんと協力しあって、新鮮おいしい安全な鹿肉をお求めやすい価格で購入することができます。
しかも売上金は犬猫の保護活動のために活用されていきます。
お肉の品質は、食にこだわりのブロ友さん達のお墨付き。
ぜひ一度覗いてみてくださいね。
リンクがうまく貼れないので、Facebookのこちらから。
