昨日はサンクスギビングデーでした。
昔々イギリスからメイフラワー号に乗ってアメリカ大陸に移民してきた人たちが
狩猟も農耕のやり方も知らないままで厳しい冬を越せずに次々に命を落として行った中、
大陸の原住民ネイティブアメリカンの人々が食べ物を分け与え狩猟や農耕を指導してくれて
イギリスからの移民たちはどうにか生き延びることが出来たんですね。
そのことに感謝して原住民たちを招待して食事会を開いたのが感謝祭サンクスギビングの由来。
で、アメリカ特有の食材を使っての食事会なのでターキー、トウモロコシ、ポテトがメインになるんですってよ。

「ふーん、おかーさんには全く何の関係もない話よね」
ほんと、その通りだよね。
サンクスギビングデーって、由来は別にしてもアメリカ人の中の位置づけとしては日本のお正月に近い感じ。
多くの人が出身地に帰省して、一族が揃って伝統的なごちそうの食卓を囲むというもの。
うちはオットが一人っ子で両親はもう他界しているので、一族総出の食卓というのは縁がありません。
一番仲のいい友達夫婦が二人とも一人っ子でうちと似たような感じなので、親戚のように
毎年サンクスギビングデーを一緒に祝っています。

「うちのパパとママのことよ」
友人夫婦の愛娘ズーマちゃん。これは去年の写真です。
ズーマちゃんはニコより一つ年上の15歳。大型犬だからニコよりも高齢な感じです。
少しずつ筋肉が落ちて体重も落ち、だいぶ体力がなくなってしまっているそうです。
でも食欲はあって、毎日ママの手作りのごはんを楽しみにしているし、ゆっくりのんびりのお散歩も楽しんでいるとのこと。
おうちの中が色々とズーマちゃん仕様になっていて、人を招く状態じゃないのよ〜ということで
今年はうちの近所のサンクスギビング・スペシャル・ランチビュッフェに行ってきました。
楽チンで美味しくていいよね〜。準備も後片付けも要らないし。
食事の後は我が家でまったり。ニコもニヤも久しぶりに友人夫婦に会って大喜びしていました。
これは本日の朝のニコ。
サンクスギビング当日は雨降りだったのですが、今日はスッキリ晴れでした。

「雨降りの次の日は違う匂いがするんだよ」
祝日を友人と過ごし、連休の週末は犬たちと散歩して、アマゾンプライムとNetflixを観て過ごす。
そういう刺激のない、ゆるーい休日の素晴らしさを噛みしめて感謝する今日この頃。
元々のサンクスギビングの由来には関係のない私ですが、与えられたものや時間に(giving)
感謝する(thanks)という意味では、けっこう正しく、この日を過ごしたのではないかと思います。