「おとーさん昨日は帰ってきませんでした。」
ニヤ、それじゃあ何だか人聞きが悪いじゃないか。
オットは昨日は出張で留守だったんですよ。１泊だけで今日の夕方に帰ってきました。
空港まで私が送り迎えしたんですが、家に着いたら私に「ここでしゃがんで待ってるからニコとニヤを呼んできて。」
はいはい。お嬢さん方お待ちかねですからね。呼んで参りますわよ。
「スイートニコちゃ～ん！リトルニヤちゃ～ん！」
ホントにこう言ってた。スイートニコちゃんは嬉しすぎて走り回って、おとーさんを素通りして行ってますけど。
ちょっと珍しいオットとリトルニヤのイチャイチャ画像。
「おとーさん、ナデナデしてもいいわよ。」
「ニヤちゃん、ダディ帰ってきたよ～。ニコはよく走るねえ、わっはっは。」
ちょっと見えにくいけどニヤが耳を完全にペッタンコにして甘えてます。
３周くらい走ってやっと落ち着いたニコの番。
「ニコ、こっちおいで。」「おとーさん
おとーさん」
「おとーさん、おとーさん、ニコね昨夜おとーさんがいないからよく眠れなかった。」
「そーかそーか、もう大丈夫だよ。」
「なに、あのイチャイチャっぷり。」
一番眠れなかったのは私だーっ！
ニコはベッドには来たものの、夜中の２時くらいまで横にならずにベッドの上でおすわりしていました。
「ダウン」と言うと一度は伏せるんだけど、またすぐにおすわりの姿勢で玄関の方向を向いてジッとしてるんです。
そして外で車の音がするとすっ飛んで行って確認して、ガッカリして戻って来るの繰り返し。
ニコ、あのおかげでおかーさんスゴーく安眠妨害されたんですけど。
「え～だっておとーさんが居なくて心配だったからぁ。」
それなら静かに心配してくれたまえ。
ニコがすっ飛んで行くたびにニヤも飛び上がっては私の体を蹴るのでますます寝るどころじゃない。
その上、朝は５時半になったら起き出して窓際でジーっと外を見始めるし。
君たちは夜寝なくても昼間ずっと寝てればいいけど、おかーさんはそういう訳にはいかないんだからね。
あ～眠たい眠たい。
昨日のお返事、ちょっとお待ちくださいね。すみません。
うへへへへ～」
ワクワクワクワク」
