神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No184 昭和記念公園

2024-05-28 23:40:49 | あそび
 都知事選の候補者が出てきました。候補者がどういうことをよしと考える人かを見極めることが必要です。
     

(1)先日、昭和記念公園へ弁当を食べに行ってきました。
 だいぶ曇っていて、写真には不向き、雨に降られなければまだいい方、といった感じでしたから、通常なら出かけるのを思いとどまるところが、無料公開日でしたから、「タダなんだからいいや」とばかりにでかけてみました。
 ふつうは、「昭島口」といって公園の西にある入り口からさっそうと入るのですが、孫との思い出のところが「大山団地」の方の入り口近くにあるので、そちらに回ってみました。

(2)入ってすぐビックリしました。それが次の写真です。
 この松、この先どうなるのでしょうか。
 こんなになるまで目が行き届かないとは、いったいここの公園管理はどうなっているのでしょうか。早く手を打たないと、蔓延します。心配ですねえ。
   

(3)入ってすぐ孫とのおもいでの場所に行ってみました。
 曇ってましたが、むかしと同じににぎやかでした。
 小さい子が一所懸命にジャンプの真似をしていました。そして、てっぺんに登ろうとする子もいました。でも、5~6年生くらいの大きい子がジャンプすると、その余波で、小さい子たちはいっぺんにひっくり返り、足がふにゃふにゃとして地につかなくなり、中にはトランポリンから放り出されるのではないかと思うほどに飛ばされる子もいました。
 それを見ながら、「あの頃は早く大きくならないかと思ったなあ。今まわりにいる親たちもきっとそう思っているんだろうなあ」と思いました。

   

(3)次に、もう少し大きくなって冒険ができるようになってから遊ばせた、怪獣のいる公園に行ってみました。
   

 ここには、こういう怪獣が全部で4つあって、この怪獣の上を子供たちがおっかなびっくりしながら伝って動き回り、冒険を楽しんでいたものです。
 私は、この怪獣の下で、孫がいつ落下しても支えられるように、足元まで手を上げて警戒していたものですが、この写真のように、いまは誰も乗る人がいません。
 不思議に思って周囲を見ると、上り口がある後ろ側に、立ち入らないように柵が設けられ、柵の外側で遊ぶようにと掲示もありました。
 かつてにぎわったこの一帯は、時々、子供連れの大人がやってきて、怪獣のオブジェを見て通り過ぎるだけの、閑散とした無用の場所と化していました。
 それで、ここを出ようとすると、次の掲示看板があるのに気が付きました。
   

(4)私は、なにかの事故でもあって登るのを禁止したのかと思いましたが、「コンクリート劣化」が原因でした。
 でも、設備が劣化することはわかっていることでしょう。

(5)上の「松枯れ」やこの「怪獣の劣化」を見ると、ほかの設備の維持管理は大丈夫なのか、公園の管理や財政はどうなっているのか、心配になります。
 都庁のイルミネーションの経費は48億円かかるという話でした。それを回せば、という話になりそうですが・・・。

(6)公園にはよいスポットもあります。ちょっと曇っているのが残念ですが。
   

(7)それから、つぎのような芸術的な?ものもあります。
   

(8)でもね、いちばんはみんなで楽しめるところでしょう?
 たとえば、つぎのようなです。
   

(9)ところが、公園にいたとき、東にある自衛隊がヘリコプターを飛ばしてうるさく、おまけに米軍の戦闘機が、7回(延べ10機)飛来して耳をつんざき、心配そうに見上げる人も結構いました。
 こういうことをやめさせたい。私は戦争が嫌いです。戦争ごっこみたいなことをやめさせようという人にみんなの代表になってほしいと思っています。

(10)1時間ほどして出ましたが、あこがれの朴が見えました。
   
  
 人と同じように、花にも明日はありません。一期一会。
 では、ここで。


 

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