NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

日本の近現代史を再考する。

2017-10-21 | コラム
いま
私は貧困なため
大局的な論考を述べ
社会貢献したいと考えております。


私の不断の研究と思索
そして天来の閃きによって
日本の近現代史の大まかな流れについて
幾つかの仮説を提示したいと思います。


まず
近代史を研究する視点として

孝明天皇とその最期

明治、大正、昭和天皇の始源、天皇家の始源

長州の専横とそこから戦後、現代に至る閨閥

欧米列強なかんずくフリーメーソンやユダヤの財力と人脈と秘儀

薩長と幕府・会津藩、豊臣と徳川の相克

等が挙げられます。


そして
一次資料と論者の説を渉猟し
フィールドワーク(現地取材・聞き込み)を行うことになります。


結局
警察の捜査のような
仮説立案力と直観力が必要であります。


また
価値判断の根源たる論客の世界観も重要となります。



仮説1 孝明天皇と明治天皇に血統の連続性はない

明治憲法で萬世一系を強調した血統の連続性は、王統の権威を担保するものではなく
孝明天皇と血族が何らかの非合法な手段で暗殺されたことを糊塗隠蔽するための方便ではないのか。


理由:幕末維新期の日本だけがフランスやロシアのように野蛮ではない無血革命を成し遂げたという旧来の説は、最近の研究、論客によって覆されつつある。はっきり言えば、幕末維新期の日本は、フランスやロシアの革命と同様の野蛮で残酷な振る舞いが横行しており、日本だけが聖なる国家国民であるといった稚拙なナショナリズムは破綻する。

伊藤博文氏を暗殺した安重根は、その理由について閔妃(李氏朝鮮)暗殺と孝明天皇暗殺の首魁が伊藤であると述べた(安は、実定法と道徳的に罪人だが、日本と朝鮮の王権を尊敬していたキリシタンでもあった)。

そのメタファーは、ジャコバンやボリシェビキと同様な長州である。



仮説1の検証

もし、孝明天皇とその子が長州人脈によって闇に放擲されたとしても、何ら不思議ではない。基本的に野蛮な武士であり現代人の感覚とは齟齬がある。奇兵隊の伊藤の臣下が仮に傀儡として明治天皇に祭り上げられたとしても、殊更驚嘆すべきことでもない。何となれば、日本は満州において愛新覚羅溥儀を擁立することを臆面もなく断行した。明治憲法において神聖にして侵すべからずな万世一系な天皇を強調した理由も判然とする。


仮説1から導かれる近代史、王権への視点


仮に明治天皇が孝明天皇の子でなかったとしても、美智子皇后さまの威光と崇高は褪せることなく、むしろ高貴な光を照射する。

王座を担保するものは、血統ではなく人徳であり聖権の塗油だからだ。ダビデ・ソロモン、堯・舜に血統の連続はない。

柳田国男氏が指摘した通り、王座を担保するのは血統ではなく天皇霊がおふすまにて継承される新嘗、大嘗祭である。


明治維新は、長州閥ひいては秀吉側の毛利家のルサンチマンであって、それを利用したのはフリーメーソンリーのイマージュである。

東アジアは、本来友好的なアジア主義(大東亜秩序)であったが、そこに分裂と戦争を投げ込んだのは、現代の東アジアを戦乱に陥れようとする組織と人脈と秘儀である。


日本と朝鮮と中国は、共通の敵を見間違えることなく、本来の大東亜共栄圏に回帰すべきである。




といった一つの仮説が提示されます。

これは一つの論考ですが、極めて重大なる視点を含んでおり
諸兄の研究の一助になることを期待します。


おわり


高橋研究員(歴史学)