NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

下からものを観る。

2016-03-08 | コラム

頑固で

人の異見を聞かず

すぐ怒り出す。

 

しかし

仕事は

丁寧で速い職人気質。

 

このような人は

案外多い。

 

かっての

佐々成政氏や

柴田勝家氏の如きタイプである。

 

プライドも目線も

高過ぎて

下から観ていた秀吉公の目線からは

愚かに見えただろう。

 

やはり

これからは

腰の低い秀吉公

下から観る越中商人の気質が

大切だ。

 

 

特に

最近の日本人は

上から目線で

力に頼る人が多いので

上の人が

しもじもの人心を掌握出来ていない


どこでも

争いとけんかが絶えない修羅の世が顕現しているのは

力で部下や誰かを何とかしようとするからである。


子供も高齢者も

神に近い存在なので

小手先の人間力で

何とかしようとするのは

無理である。

 

言葉が足りないとか

ぼけているか否かは

コミュニケーションの重要な要素ではない。

 

子供の方々が

言うことを聞かないのは

親や先生の人間力不足

修業、修練が足りないからだ。

 

お年寄りの

直感的な才は

知能という近代唯脳論、唯物論の概念で測れるものではない。

 

尋常ならざる人生経験からくる眼力は

正鵠を射るものであり

若者の浅知恵は

見抜かれている。

 

 

すなわち

人が嫌がる

しもじもの仕事をし

下から人と世界を観るべきだ。

 

世の真理を識ることが出来ているのは

男子ではなく

女子なのである。

 

おわり

 

 

高橋(上善は水の如し)

 

 


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