♪がんばろう、私♪

山や旅行のお話し

『私たちの幸せな時間』

2007年07月21日 22時10分01秒 | 韓国映画


見たいと思っていた 『私たちの幸せな時間』 を見た

館内は年配の方が多くを占め、いわゆる「若者」の姿はあまりなかった

遅く行ったら、席が前の方しか空いてなくて、仰ぎ見るような場所・・・

「やべー、首疲れそー」と思っていたが、映画が始まってみれば、

そんなこと思う余裕もない位、あっと言う間に時間は過ぎて行った

 

ネタバレもあるから、内容を知りたくない人は読まないでね

 

死刑囚と自殺志願者の話  

いきなり衝撃的なシーンから始まり、目が覚めた(寝てた訳ではないけど)

その後は淡々と進んでいくものの、心に響き、どんどん引き込まれ、

被害者の母親が死刑囚を許し、優しい言葉をかけたたシーンで、

私の涙腺はとうとう壊れてしまった

とめどなく涙  があふれ、次々に涙を誘うシーンが訪れるたび、号泣

私のハンカチはびしょびしょになっていった


お互い心に傷を持ち、生きる希望もなく生きてきた二人が、

徐々に心を通わせ、ともに生きる希望をもち、

1週間に1度だけの面会を心待ちにするようになった矢先・・・

とうとう死刑執行を告げられてしまう

人の罪まで被って死んでしまおうと思っていた死刑囚が、

人の優しさや愛に出会い、初めて「生きよう」と思えた・・・

なのに、死刑執行はおとずれてしまった 無念すぎる・・・

最後は涙  でっぱなし、ハンカチで目を覆いながらの鑑賞

映画館でなかったら、きっと嗚咽  していただろう

いろいろと考えさせられ、痛く感動した映画だった

そして、私がこれまで見た映画の中で、もっとも泣いた 映画だった


拉致被害者の蓮池薫さんが、原作小説の翻訳をされている

今度は本  を買って、読んでみよう

韓国映画が好きな人にも、嫌いな人にも、ぜひ見て欲しい


ちなみに、主役の死刑囚は、カン・ドンウォン という人が演じている

この人は韓国では、若者に絶大なる人気  がある俳優さん

一緒に映画を見に行った韓国人俳優を一人も知らない友達が

「かっこいい 」 「目が超きれいと言っていた

韓国好きな日本人には、もちろん超有名なカン・ドンウォン

でも、韓国に興味のない日本人には、あまり知られていない

(誰にでも知られているのは、ペ・ヨンジュンとチェ・ジウくらいだろうか?)

いい俳優さんを知らないなんて、もったいない!

って思うのは、韓国好きな私の独りよがりだろうか・・・


『奇跡の夏』

2007年07月02日 22時45分47秒 | 韓国映画


昨日 『奇跡の夏』 を見た

ずっと見たいと思っていて、すっかり忘れていた  ところ

レンタルショップに行ってふと思い出し、早速借りて見た

脳腫瘍の兄とその弟、そして家族の姿を、実話を基に描いた作品

ヒューマンものに弱い私、実話と来れば尚更  感情移入度

見る前から、絶対泣く  だろうなー とは思ってたけど、

案の定・・・  に鼻水  に大忙し ・・・

主役の 弟役の子の演技がとても良い  

やんちゃだった弟が、兄の病気に直面して成長していく様が

とても良く伝わってきた

ニュー・モントリオール国際映画祭で主演男優賞を受賞 したとのこと

納得、なっとく

大好きなイェジンちゃんの 『私の頭の中の消しゴム』 と並んで、

久々に 大泣きし、感動した良き映画 だった