♪がんばろう、私♪

山や旅行のお話し

2日目は龍王岳まで、のんびり静かなひと時を過ごす

2019年09月11日 21時37分02秒 | トレッキング・山登り

9月8日(日)

ありがたいことに、今日も晴れ!

5時半、相部屋の方々に別れを告げ、お世話になった室堂山荘を後にします

室堂からは日の出は拝めず、向こうに薄っすら空の色の変化を感じられるだけ

 

浄土山方面へ向かいます

今日もまた静かな山歩き

 

浄土山登山口をいったん通過し、展望台へ

少し歩くと

期待できる景色が少しずつ目に飛び込んできました

 

展望台手前は工事中、重機があってびっくり

ふと右手を見ると

ズームして

白山

もう一度行きたい山です、でも遠い

 

そして小さな展望台に到着

目の前に広がる景色

テラスに座って、のんびり朝ご飯を食べることに決定

つぶれたパンを食べながら、五色ヶ原にいつかは行こうという気持ちが大きくなりました

そして左手に見える五色ヶ原に続く獅子岳を見ながら

今日の眺望はこれで満足、足の小指は悲しい位痛いし、予定していた獅子岳行きは止めて

のんびり浄土山まで登って一の越山荘経由で戻って来よう、と決めました

 

のんびりしたら次は浄土山へ

登山口まで戻り岩々の道を登って行きます

振り返ると、大日連山

次は大日岳まで行かなくてはなりません

 

急な岩の登りがしばらく続いて、やっと油断できる道になりました

 

と思ったのも束の間、また岩々

何だか支柱らしきものが左上に見える~と思い、喜んで登るも別に山頂標識ではなく…

 

今度こそ登りが終わり

左手には何やら石垣が見えてきました

 

軍人霊碑

ここが浄土山?

「山」とあるから浄土山? 結局、良く分からないままです

 

向こうにひょっこり龍王岳が顔出しているので、あちらへ進みます

 

登山道、景色良過ぎです

 

右を見て

 左を見て 

数少ない花を見て

 

山のズームを撮りたくなってしまいます

笠ヶ岳、一度は登ってみたい山

薬師岳、もう一度登りたい山

五色ヶ原から登ってみたい

 

で、富山大学立山研究所があるところに到着

今日何度も見ているのに、何度も新たな気持ちで感動

 

あちらに龍王岳

休んでいたお兄さまの「道がついているから登っておいで~」との言葉のままに、龍王岳へ

 

龍王岳(2,872m) 

昨日登った奥大日岳とともに

 

さて、この山頂からも360°の眺望です

中央をズーム

富士山、ありがたや

 

ここからまた反時計回りに写真を撮ります

立山からの山並み、こっちももう一回歩きたい、チングルマの花畑を見たい

顔を出している剱岳は、見るだけで十分

 

大日岳の向こうに富山湾

遠くに白山

 

こっち側の景色が好き過ぎて、、、

一応ズームしておきました

龍王岳も静か

途中2組3名が山頂で一緒になりましたが、皆さんすぐに下りて行ったので

それからは一人占め

 

のんびりと景色を堪能してから、ゆっくり下りにかかります

一応、お花も撮りながら

 

振り返って

右側から巻いて山頂へ登れます

 

先ほどの研究所のあるところに下りてきても、誰も居ません

後はもう室堂に下りるだけなので、時間たっぷり

 再びここでのんびり山を眺めながらの休憩、贅沢な時間

 

後ろ髪引かれますが、そろそろ一ノ越山荘に向かって下ります

こちらの道は歩き易い

周りが何だかもう素敵過ぎて、ちょこっと歩いては立ち止ってしまいます

 

歩き易いとはいえ、足元にも注意を払って

ふと山荘に続く道を見下ろすと…

う、、、人、いっぱい

今日の静かな山歩きもこれでお終い

 

山荘到着、立山を仰ぐ

 

静かだった龍王岳、浄土山

こちらは登ってくる方々で大賑わい

俯瞰で昨日歩いた行程を確認

室堂から奥大日岳に行くのに、まずは右端のテン場まで下りなくてはならないのです

 

数えきれないほどのすれ違いを経て、室堂山荘まで戻って来ました

立山、また来ます

浄土山、(見えてないけど)龍王岳も、良い山でした

 5時間ゆったり楽しみ(ほぼ休憩時間だったような)、10時半過ぎのバスに乗り、ケーブルカーに乗り継ぎ

午後の早い時間に帰宅しました

 

それ程歩いてないのに、素晴らしい眺望を楽しめたラッキーな2日間

足の痛みなんて我慢です

立山はもっと遠かったような気がしていたけれど、車で3時間以内なら全然近い!

もう一度立山を縦走したいし

龍王岳の静かさを味わいたいし

今度は獅子岳まで歩きたいし

大日連山も縦走したいし

あぁ、あと何回ここに戻ってくれば良いのでしょうか…


天気良し、肋骨まぁ良し、足の指悪しの奥大日岳

2019年09月08日 23時10分45秒 | トレッキング・山登り

9月7日(土)

お盆にお家で転んで胸を強打

咳できない、鼻かめない、背もたれに寄り掛かれない…これは肋骨やったな、と

それでも5日位で、疼く程度となり普通に動けるので、やっぱりやってなかったのかも

と思いながらも、一応3週間山を我慢

もう大丈夫かなと、天気予報を見てまたまた前日思い立ち立山へ

 

紅葉前、連休前を狙って多少は空いているだろう、との考えは立山では甘かった…

始発7時のケーブルカーに乗ろうと5時40分頃に駐車場に到着

余裕、余裕と思っていたら、皆続々と駅に向かっている

私も慌てて準備を整え駅に向かうと、既に切符売り場に長蛇の列

切符買うのに50分並び、ケーブルカーは始発から4本目の7時30分になってしまいました

 

9時少し前に室堂に到着、立山こんにちはです

 

雄大な景色を前に歩くのはこの上なく気持ち良いのですが

最初から足の小指が痛い、しかも今回は左右とも…一歩足を出す度に痛い

2度目の新しい靴、やっぱり合わない、2日間辛いなぁと思いながらの歩き始めです

痛みなんて大丈夫!と脳をだましながら歩きます

 

ミクリガ池

写真だけ撮って通過

一旦、あのテン場まで下るのが勿体ない

 

雷鳥沢ヒュッテ辺りから

目指す奥大日岳が見えます

このまま真っ直ぐ進めれば近い気もするのになぁ

 

 あの橋を渡って

 大日岳方向へ

 

まずはあの稜線へ

暑くて暑くて牛歩で進みます

 

奥大日岳が見えました

 

振り返ります

後ろ歩きで歩きたくなる

 

こんな楽ちんな登山道をのんびり歩いてます

地獄谷も良い景色

 

手前のピークは巻くらしい、良かった

 

室堂、立山は人がわんさか、こちらは静かな山を楽しめます

 

左手に現れる雄大な景色、素晴らしいのは立山の景色だけじゃないねぇ

お、右手にとうとう現れました

 

目指す奥大日岳は、手前のピーク(最高点)ではなく、真ん中のぽっこりです

 

先に見えるは、中大日岳と大日岳でしょうか

その間に小さく大日小屋

この小屋に泊まって、称名滝に下りようかなと考えたりもしましたが

台風の影響で日曜の天気が悪くなったら、雨の中長い距離歩くの嫌だな、、、

室堂に泊まれば翌日天気が悪かったらそのまま帰ればいい、、、と今回は弱気な計画にしました

 

何だか、この景色に見惚れてしまうのですよ(弥陀ヶ原?違うかな)

 

山頂もうすぐそこ

奥大日岳(2605.9m) 200名山です

 

天気が良くて、360°の眺望!

立山と歩いて来た道

そこから反時計回りに…

堂々とした剱岳

 

(私が)名の知らぬ山も良い眺望

富山湾かしら(適当)

 

大日岳、何か近い気もしますが、コースタイムは2時間半

追い越されまくり、写真撮りまくりの私でさえ

テン場から奥大日岳まで2時間位(コースタイム2時間半)だったので

普通の皆さんは大日岳へもそれ程かからないのでは…

 

ん!? 登っている最中は気付かなかったけれど、薬師岳やらいろいろ見えてる

お決まりのズーム

何度も360°ぐるぐる回りながら景色を眺め、満足、満足

後はゆっくり、ぶどう、トマトジュース、チーカマで休憩

 

さて、下ります

今度は咲き残りの花たちの写真も撮りながら歩きます 

 

 

 

 

前を見ても

横を見ても

こうなので、歩くのに集中できません

 

足元も忙しい

 

 

 

そんな感じで歩いていたら、分岐を曲り損ね、通行止めの方向へ歩いていました(-_-;)

ここは間違えないようにしよう、と登りで確認していたにも関わらず、花に誘われうっかりと

奥大日岳最高点へ続く道でしょうか

前方から私を追い越して先に歩いていた親子が引き返してきたので、その瞬間気付きました

でもその親子、私に一言もなかったのですが、そんなもんなんでしょうかね

私は引き返している途中、同じ様に登って来た方に、こっちじゃないですよ~って一緒に引き返しましたけど…

 

花越しに山、の図

 

 

花越しの山、の図2

 

やっぱり足が止まる

登山道は歩き易いです

 

りんどう、秋を感じます

 

右から、浄土山~立山~真砂岳~別山

前回行きそびれた浄土山は明日登る予定です

 

 

 

 

花越しに山、の図3

 

奥大日岳を振り返ります

 

似たような写真ばかりですが、でも違うんです、ちょっと違うんです

 

もう実になっているものがいくつもありましたが、何の花だかさっぱり

 

 

 

こういう道、歩くの気持ち良いことこの上ない

足の小指の痛みなんて忘れちゃいます(実際は一歩足出す度にズキズキ)

 

ほんの少しだけ木道

テン場が近づいて来ました

 

この橋を渡ったら、地獄の始まり

続く階段に足が疲れる、息が上がる

写真も撮らず歩いては止まり、そして最後の階段

こんな緩やかな階段ですら大変でした

 

午後3時半頃、本日のお宿、立山室堂山荘に着きました

今回も前日に電話しましたが、相部屋の予約が取れました

室堂なので、お風呂あり、シャンプー類も使えて嬉しい

モンベル会員は飲み物1本頂けるので、カード忘れずに

お部屋は6畳に4人、今回も素敵な方々との出会いがありました

ずーっと色々なお話をして、夕食も自己紹介しながら楽しく食べ

相部屋っていいなぁ、って改めて思いました

 

肋骨の方は、登山に特に影響なく、いつもの疼きがある程度だったので、まぁ大丈夫

問題は左右の小指、やっぱりたっぷりの水膨れ

針で刺したら勢いよくピューっと出てきて焦る

かなり痛いけれどどうしようもないので、再び痛みは痛みじゃないと脳をだましにかかる

 

そろそろ太陽が沈みます

染まる立山

 

夕食、完食

 

夕食後、赤く染まる空

空の色はどんどん変わります

 

満天の星空でしたが、睡眠優先の私は21時頃に寝てしまいました

初日、天気に恵まれた良い一日でした