7月10日(日)
5時前に山小屋出発
朝方はまだ雲が立ちこめていますが、今日は晴れ!です
木道の先には至仏山が見えます!
この期に及んで、体力のなさに昨晩決めた今日の行程を決心できずに歩いています
Kさんとは山ノ鼻まで同行
途中、昨日見れなかったヒツジグサを探しますが、早朝はまだ蕾でした…
歩を進めていくと、開きかけが~
これはこれでちょっと素敵
結局私は見れませんでしたが、咲いているヒツジグサはこちら !(写真:Kさんより)
今日の午後、尾瀬散策した人たちは、十分に楽しめたことでしょう
そしてオゼコウホネ
もうちょっと大胆に水面から出ているのを見たかったですが、チラ見せでもありがたい
至仏山、山頂にはまだ雲がありますが、空は明るいです
振り返ると燧ケ岳(写真:Kさんより)
今年はカキツバタも少なく、時期ももう終わり
尾瀬の池塘も見納め
最後の池塘に黄昏てみました(笑)(写真:Kさんより)
颯爽と歩く山ガールが「撮りましょうか?」と2人の写真を撮ってくれました(写真:Kさんより)
至仏山がどんどん近づいてきました
Kさんの足取りは軽快
私はダラダラ…この時点でも、まだ悩んでます
懐かしの尾瀬ロッジ
登山口までやっと到着
ここまで小屋から6km、ウォーミングアップとしてはちょっと長い…
ベンチで朝食のお握りを1個食べ、やっとやっと覚悟を決めます
Kさんとはここでお別れ(寂)
私は至仏山へ、Kさんは鳩待峠へ
6:57 登山開始
しかし体が重く歩くだけで精一杯
足元は滑る木道、滑る岩、おまけに次から次へと水溜り
更には早朝の尾瀬ヶ原とは対照的に人、人、人
渋滞が時々発生、全然ペースつかめず、疲れるばかりです
森林限界を過ぎると、太陽光のおかげで蛇紋岩や木階段も乾いていて助かりました
燧ケ岳も姿を現しています
尾瀬ヶ原との雄大な景色に(一瞬だけ)疲れを忘れます
最後の階段地獄
ここの階段は段差が低く、平らで歩き易いです
その前までの階段で斜めっているところ、濡れていたら恐怖です
9:52 山頂
人多すぎ、座る場所なし、写真を撮るのも順番待ち
眺望
あまりに人が多くて、一方向側からしか写真は撮らず 群馬の方向かな?良く分かりません
あちらの小至仏まで行って休憩することにします
途中眼下に見えたどこかのダム
水不足、深刻です
ここも人いっぱい
でもお茶飲みたいし、日焼け止め塗りたいし、しばらく休憩
腹ごしらえもしたら、さて後は下るだけ
あちらに見える三角のお山は笠ヶ岳
シーズンの至仏山はちょっとこりごり
今度は笠ヶ岳で静かな山行きを楽しみたいです
鳩待コースからも尾瀬ヶ原と燧ケ岳
後ろに見えるは会津駒でしょうか
今日は必ず前後に登山者がいます
登りでは大渋滞、下りでは何度もすれ違い待ち、しかも団体さんも多し
オヤマ沢田代通過
ワタスゲがまだ残ってました
でも昨日までの雨の影響か、フワフワ感はありません
ここから先は滑る岩もなく、スピードアップ
どんどん追い越し、12:30頃に鳩待峠に無事下山しました
至仏山は標高差たかだか800mちょいなのに、私は毎回クタクタです
滑る岩や連続する階段などで神経を使い、自分の歩幅で歩けないのも要因でしょうが
一番は、自分の筋力が全然ないこと、そして体重が重いこと、この2つが大きい
デブではだめです(>_<) ダイエットが必要!
そして筋力強化も必要!
今度こそ、今度こそ、地道に鍛え直す!と決心しました
✿ ✿ ✿ ✿ ✿
さてお花ですが、今回は歩くので精一杯…
人が多すぎておちおち立ち止まって写真を撮ることもままならず、登りの花の写真はゼロ
下りでは時々写真を撮る余裕(場所的にも心理的にも)があり、少しだけカメラに収めました
オゼソウ
地味だけど、可愛らしい
イブキジャコウソウ、ホソバツメクサ、チングルマ、ジョウシュウアズマギク
ホソバヒナウスユキソウ
ハクサンチドリ、タテヤマリンドウ、シナノキンバイ、タカネシオガマ
アズマシャクナゲとトンボと燧ケ岳
ハクサンイチゲ、、ベニサラサドウダン、モミジカラマツ 、他
花の癒しに感謝です
🐻 おまけ1 🐻
鳩待峠からは乗り合いタクシーで戸倉まで下って来ました
素晴らしい運転に激しく酔いまくり
ただひたすら目を閉じ、早く到着することだけを祈っていました
「お疲れ様でした」との声で一安心も、下りたらバス停はなく想像していたのと違う景色
タクシーはすぐに行ってしまうし、一人ウロウロ
そこに待機していた大きなバスの運ちゃんに聞いたら
バス停は橋を渡った向こう側とのこと…( ゚Д゚)
でも優しい運ちゃん「乗りな」と言って、大きいバスに私一人を乗せ連れて行ってくれました
ありがたや、ありがたや
乗り合いタクシーでバス停まで行きたい時は、第一駐車場ではなく
ちゃんと戸倉連絡所まで連れて行ってもらいましょう(こんな失敗私だけかな)
大清水への路線バスの最終は14時台と早いので、それも要注意です
🐻 おまけ2 🐻
尾瀬を歩いて、光兎山から続いていた熊の恐怖がとれ
これからまた今までのように山を楽しめる!トラウマ克服!と思いながら帰って来ました
すると、無事九州に帰宅したKさんからメールが…
山ノ鼻から鳩待峠に向かう道中、なんと熊さんと遭遇!したとのこと!
10m程の距離ということですが、しばらく見つめ合ったようで…
私なら絶対腰抜かしてる…(@_@)
Kさん曰く「熊はぼーーーっとしていた」(笑)とのことで
無事通過でき、良かったです
やっぱり今年は熊さんに注意、トラウマがまた再発してしまいそうです(>_<)