♪がんばろう、私♪

山や旅行のお話し

2年ぶりの八ヶ岳、2日目は根石岳~天狗岳

2017年07月22日 13時22分00秒 | トレッキング・山登り

7月17日(月)

朝起きても真っ白

今日の行程を考えながら朝食

朝の食欲なく、納豆も魚も食べられません(>_<)

 

ガスの中、皆さんどんどん出発、多くは横岳方面へ

私たちはゆるゆると支度をして出発

ガスってますが風は昨日より弱く、雨も降っていないので予定通り根石岳へ向かいます

 

だだっ広い硫黄岳、ケルンが頼りになります

20分程で硫黄岳に戻って来ました

 

夏沢峠方面へ下ります 

ケルンには標識もしっかり

 

ガスで先が見えないので、花を見ながら進みます

 

 

こんな天気でも登ってくる人と多くスライド

と言っても、午後から天気回復の予報

天狗岳に着く頃には…と、期待しながら歩いています

 

夏沢峠(2,440m)まで一旦下り、ゆるく登り返して箕冠山 

硫黄岳から70分少々

林の中に標識があるだけで全く眺望ゼロ、ただの分岐点

ここで右に折れて根石岳へ

 

ちょこっと標高を落とすと広いコマクサ保護地

まだ真っ白

左手に山荘、前方に根石岳が見えるはずなのですが…

 

少し登れば、根石岳(2,603m) 

眺望ないので、次へ進みます

 

鞍部までまた下りますが、その頃ガスが晴れてきました!

登山道が見えるだけで喜びいっぱい

目指す東天狗岳(左)も見えてきて、やる気倍増

 

振り返ると、ガスがかかった根石岳

東天狗山頂の人々が見え、奥には西天狗も見えて、更にテンションアップ!

 

2度目の 東天狗岳(2,640m) 

で、向こうに見える西天狗はまだ未踏の山頂、今日はそっちにも向かいます

 

ガスが晴れている間に、後を振り返って…

根石岳の奥に硫黄岳、その奥に赤岳

 

今度こそ来ました、西天狗岳(2,646m) 

あちらの東天狗から20分程度の距離です

 

遠くの山はガスの中ですが、一瞬だけ晴れました

近くにいた人曰く、中央アルプスだそうです

 

さて、新潟まで帰ることを考えると、ゆっくりしていられません

15分程の休憩で東天狗へ戻ります

 

 

 そして再び根石岳に向かって歩きます

シャクナゲがきれいな時でした

 

 

 

もくもくと歩いてます

 

根石岳に戻って来たら、誰もいなかったのでカメラ遊び

一番高いところで

 

次は箕冠山まで戻ります

登りの時よりガスが薄くなり、根石岳山荘も見えてます

 

コマクサ保護地

開く準備中のコマクサ

鳥に見えるコマクサ

 

箕冠山からオーレン小屋まで30分、そこから駐車場まで更に50分

苔を楽しみながら歩きます

苔と沢が美しい

 

最後、まとわりついてくる大量のアブをかわしながら

ようやく13時半頃駐車場に戻って来ました

いつものように日帰り温泉に寄って、高速でラーメンを食べて帰宅

またも4時間近い運転、本当にありがとうです

 

今回は天気に恵まれず、予定を変更したり、ほとんど眺望なしだったりしましたが

そんな時もあるでしょう

八ヶ岳にまたおいで、と言われたのだと思ってます

次は天気の良い時に、北横岳周辺を歩きに行きます!


2年ぶりの八ヶ岳、初日は硫黄岳

2017年07月21日 18時29分06秒 | トレッキング・山登り

7月16日(日)

山友との楽しい遠征は八ヶ岳

連休の中日、6時頃に到着した桜平駐車場は、案の定車でいっぱいも何とか駐車

4時間近くの運転、感謝です

 

オーレン小屋から右回りで、まずは硫黄岳を目指します

車で進みたい…

 

30分ちょいで夏沢鉱泉到着、硫黄の臭いがします

ここで登山届を記入

 

今回はだいたいコースタイム(+α)で歩いてます

次のチェックポイントへ

ズダヤクシュや終わりかけのオサバグサを見ながら、のんびり歩き

 

 

50分と少々でオーレン小屋

 

右へ折れるルートへ、テン場を横目に歩いて行くと、登山道らしくなってきます

しばらく歩くと、ふと左側が開けました

明日行く予定の天狗岳がちょこっと顔を出してました

左奥は蓼科山かな

 

時々下山者とスライドする以外は結構静か

 

 ヤツガタケキスミレ?

 

 

あそこが赤岩の頭分岐、オーレン小屋から60分

で、横岳~赤岳~阿弥陀岳がで~ん

 

軽く休憩して、硫黄岳へ!

以前硫黄岳に登った時はガスガスで視界はなく、どんな山かも分からなかったので

硫黄岳が見えるだけで嬉しい

山頂が近いと分かると、花をゆったり見る余裕も出てきます

 

ミヤマダイコンソウはいっぱい

 

あともう少し

天狗岳の2つのてっぺん

 

で、硫黄岳(2,760m)

硫黄岳山頂から初めて見る、爆裂火口跡

 

 

今日泊まる硫黄岳山荘(左)から続く南八ヶ岳の山々

 

うだうだしてたら、あっという間にガスが…

今日は昼頃から天気が悪くなる予報なのです(残念)

風が強過ぎて山頂で休憩をとっていられないので、山荘へ移動開始

 

この後は一瞬ガスが晴れてはまたガスり、を繰り返し

とうとう完全に真っ白で強風の世界となりました

一瞬の晴れ間を狙って、硫黄岳山荘へ続く道

右に赤岩の頭、先ほどの分岐からすぐなんですが、今回は行きませんでした

 

またまたガスが晴れた間に、振り返って硫黄岳

火口跡が見えなければ、穏やかなまん丸山、って感じです

 

白さと強風の中歩いていると、久しぶりの再会、コマクサ!

マイズルソウも多くありましたが、やっぱりコマクサに目がいきます

 

 

ウルップソウ?

白コマクサ、まだ開く前

 

オンタデ

オンタデとコマクサ

 

硫黄岳山荘に11時前には到着

本当はこの後、お花を見ながら、岩歩きもちょこっと楽しむために横岳までの往復を~と思ってましたが

ガスと強風のため断念

仕方なく、山荘前の小さな小さな小さな植物園周回コースを周りましたが、

花は少ないし、風が強くて写真も撮れないし、あっという間に周り終わるしで

結局山荘内へ

 

やることないのでお昼を食べて、仮眠

今思えばこの仮眠、高山症状の出易い私にはだめな行動でした、例え標高2,650m程度でも

大したことはないものの、起きた後から軽い頭痛持ちになってしまいました

なかなか学習しない私、今回の反省点です

 

待ちに待った夕食

唐揚げが美味しい

そしてこの後、凝った魚料理まで出てきました

 

相変わらず外は真っ白、視界ゼロ、雨まで降ってます

布団が隣になった5人団体ツアーの方々は

真っ白で強風の中横岳へ向かって歩いていたものの、危険と判断し途中で引き返してきたとのこと

個人の方は引き返さず、歩いて行った方もいたようですが

安全重視の私たちは、山荘待機で正解だったでしょう

 

夕飯食べたらやることなし、7時台にはもう寝てしまいました


ワタスゲたっぷりの尾瀬 二日目

2017年07月11日 21時56分23秒 | トレッキング・山登り

7月9日(日)

4時起床、屋根にポツポツと雨があたる音がして、見れば屋根が濡れている…

天気予報は外れか、雨か、とがっかりし

洗面所で「雨ですね、残念ですね」と話しかけ、何人かを残念がらせてしまいましたが

ただの朝霧によるものでした

 

晴れていると分かれば、ちょこっと朝の散策

真っ白

そして、朝露を浴びたワタスゲ

 

サンダルで歩いていたら靴下が濡れたので一旦戻ります

散策後戻ってくるのが面倒なので、ザックも担いで靴を履いて、5時過ぎには山小屋を出発

山の鼻方面へ

 

ウラジロヨウラク、チングルマの綿毛

 

 

はっきりとは見えませんでしたが、白い虹らしきもの

その気になってみれば、薄っすら白いラインが見えるはず…

見える人には見えるはず…です…(-_-;)

 

燧ケ岳から朝日

 

空を見たり、山を見たり、足元を見たり、忙しいです

 

 

白い虹の下の方はそれでも少し分かり易いのですが…

分かりにくいか…

自己満足です

 

見晴から竜宮まで20~30分で歩いて来れるところ

写真撮ったり、立ち止ってぼーっとしたりで、1時間近く費やしました

今日は竜宮から左へ折れてアヤメ平に向かう予定ですが

もうちょっと尾瀬ヶ原を楽しみたいので、真っ直ぐ進みます

何だか夢の世界のようです、そりゃ立ち止って眺めちゃいますよ

 

朝霧がはれてきて、至仏山が見えてきました

 

リュウキンカの咲き残り、ミツガシワ

 

後ろを振り返って、燧ケ岳

 

鮮やかなレンゲツツジ

 

至仏山へ向かう人々

まだ静かな朝ですが、これからどんどん人が押し寄せることでしょう

 

風も穏やかな一日の始まり

と言うか、無風で直射日光で、既に暑くて死にそうです

 

木道沿いにカキツバタが群生

池塘の風景、和みます

 

牛首まで行ったところでUターン、来た道を竜宮まで戻ります

何だか早くも暑さにやられて若干ぼーっとしている気が…

テラスで休憩、山小屋の朝弁当のおにぎりを一つ食べ、元気を出します 

 

時計を見れば7時40分

そろそろ長沢新道を通って、アヤメ平へ向かいます

最初は緩やかな道を進みますが、途中から急登となり、暑さのせいで一歩を出すのが大変

角田弥彦程度の標高差なのに、熱中症にならないか、足が攣らないか、などなど心配が頭を巡りつつ

写真を撮る元気もなく歩きます

急登の後、木道が続くと土場のベンチ、この後はゆるゆるの道が続きます

花も目に入って来ました、イワナシ

 

しばらく歩いたら、富士見田代

 

分岐に到着後右に折れれば、アヤメ平までもうひと頑張り~🎵

チングルマが木道を華やかにしてくれてます

 

で、竜宮から1時間50分、アヤメ平到着!

ベンチには多くの人がいて、熊の話で盛り上がってました

私より先に歩いていた人が、土場のベンチで熊に会ったとのこと

当の本人が既にその場に居ず、熊を見たのか、鉢合わせたのか、その辺は不明

昨日みたいに「この先クマがいるよ」と聞くより

「さっきの道にクマがいたよ」と言われた方がいい、知らぬが仏です

もちろん、熊がいることは承知で歩いていますが

 

アヤメ平からの眺望です

燧ケ岳

そこから左へ目を向けると、雪の残った山

当然その場では何山かは分からず

帰宅後に地図を見ると、平ヶ岳のようです

 

更に左へカメラを向けます

左は巻機山? 右の山々は…地図を見てもそれらしき山は無い…(そんな訳ないが)

そしてまたその左に至仏山

 池塘越しの至仏山と燧ケ岳を楽しみに来たので、眺望ばっちりで嬉しい

 

少しウロウロしたら、早めの帰宅を目指して鳩待峠へ向かいます

横田代

左のとんがり、多分至仏山からつながる笠ヶ岳

ここも登りたい山の一つです

 

タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ

 

鳩待通りの木道はボロボロな所も多いですが、味がある感じ

 

さて、楽しい尾瀬歩きもあっという間に終わり

11時半頃には鳩待峠に下って来ました

乗り合いタクシー乗り場に行ったら、ちょうど人数となりすぐに出発

戸倉では大清水行きのバスへの連絡も待ち時間少々で、順調に駐車場まで戻って来ました

途中日帰り入浴に寄り、まだまだ明るい午後4時半には帰宅で、今回の山旅も無事終了

 

大好きなワタスゲをこれでもかと言う位見れて、もうお腹いっぱい

次は何の花を目的に出かけようか、悩むのも楽しい今日この頃です(^^)


ワタスゲたっぷりの尾瀬 一日目

2017年07月09日 22時26分48秒 | トレッキング・山登り

7月8日(土)

ワタスゲを見るために尾瀬へ!

燧も至仏も残雪ありなので山には行かず、それでも山小屋に泊まると言う贅沢旅です

 

入山は大清水から

6時40分頃駐車場に到着、砂利の第2駐車場は7~8割程度の埋まり具合

山に登らないくせに、一ノ瀬まではバスを利用

 

歩き始めます!

森の中へ

 

しばらく沢沿いを進みます

 

木道やら

階段やら

 

ゆっくり歩いて1時間足らずで三平峠

そして少し歩くと尾瀬沼沿いの木道

 

で、今回は燧ケ岳ばっちり!!

雪なさそうなんだけどなぁ…

完全に雪がなくなった頃、御池から登りたいです

 

大江湿原へ、花も目立ち始めます

 

 

今年は花が全て遅れています

昨年の今頃はニッコウキスゲが満開でしたが、今日咲いていたのはたった1つだけ

 

ハクサンチドリ、今年初

 

ツマトリソウやタテヤマリンドウがいっぱい

 

 

そして待望のワタスゲ!

今年もまたこのモフモフに会えました🎵

 

時々他の花にも目をやりつつも

 

やっぱりワタスゲ

 

小淵沢田代分岐手前辺りが一番いい感じ

 

ワタスゲの間にヒメシャクナゲなど他の花々も

 

 

ワタスゲに囲まれた木道

白い絨毯になってます

 

スミレも木道を彩ってます

 

で、もう一度、ワタスゲと木道

大江湿原をアホみたいに1時間以上ウロウロしました

 

沼尻~白砂峠経由で、尾瀬ヶ原へ

湿地にはやっぱりリンドウいっぱい、いっぱい

 

コバイケイソウは咲いているのは少なめ、これからです

 

残っていた水芭蕉

 

沼尻までは尾瀬沼の脇を歩きます

穏やかな日です

 

またまたワタスゲで足止め

 

 

途中、「わー!」「わー!」と大声を上げながら歩いている人とスライド

「ここから少し行ったところに何かがいるから気を付けて」と…

何かって何よ~!?

前後に人がいなかったので、熊鈴に加え時々ホイッスルも…

 

そんなこんなで尾瀬ヶ原に到着

まだ時間が早いので、龍宮~ヨッピ吊橋~東電小屋を周って来ます

尾瀬ヶ原もワタスゲ!!

気持ち良さそう~

 

1年ぶりのこの景色、燧ケ岳

ワタスゲ越しの至仏山

 

どこを歩いてもワタスゲ

 

ヨッピ吊橋

こちら側は人があまりいなくて静か

 

お花も所々に

 

 

どこに行っても白い絨毯

 

14時半頃には山小屋に受付

2回目の第二長蔵小屋、6畳に3人の相部屋でした

今回も2日前に突然行くことを決めたのですが、それでも一軒目の小屋で予約が取れました

 

お風呂でさっぱりした後は、夕食

やっぱり、美味しいです

 

それ程歩いていないにも関わらず、暑さのせいで疲労がたまっていたのか、

20時前にはいつの間にか寝ていました

夜中何度か目が覚めましたが、それでも4時まで結構ぐっすり眠れました

どこに行ってもワタスゲだらけで、目的達成、充実した一日目でした