♪がんばろう、私♪

山や旅行のお話し

ヘトヘトでした、火打山

2019年07月28日 13時54分40秒 | トレッキング・山登り

 

7月27日(土)

台風の影響がなさそうな火打山に行って来ました

今年はそれ程しっかりした山に登っていなかったので、今年初の山登りと言う感じ

なので、超ヘトヘトの超ヘロヘロ、加えてがっかりなことも…

 

5時過ぎ駐車場に到着

さて今日のがっかり一つ目ですが

この駐車場に車を止めている間に、車の側面に前から後ろまでガーーーーっと傷がついていました(T_T)

以前、駐車場内をザックとか気にせずに車に当てながら歩いている人を目撃したことがあるので

そのような人がいたのでしょうか…現場は見てませんが

わざとではないと思いますが、ザックとかストックとか気を付けて欲しいです

 

準備を整え、5時半頃登山口へ

登山口では登山道整備やライチョウ保護等のための任意の協力金を集めていました

500円払って、キーホルダーみたいな物を頂きました

 

天気が悪くならないうちに下ろうと、写真は控え、どんどん追い抜かれながらもゆっくり着実に登って行きます

黒沢で5分、富士見平で5分と、しっかり休憩もしながら歩き、やっと火打山が見えて来ました

頭は雲ですが、お姿拝めて安心

 

ヒュッテは通り過ぎ、天狗の庭まで進みます

池塘のある風景

 

ヒュッテは現在改装中?

自然庭園、素晴らしい

 

天狗の庭です

 看板の文字がはっきり新しくなり、若干違和感

逆さ火打

 

山頂へのひと登りに向け、ここのお庭でしばし休憩

体力低下している私はここまででも結構疲れてます、意を決して再び歩き始めます

残雪を横目に

 

この風景も好きな場所の一つ

だんだん疲れてきて足が重くなるので、立ち止って振り返り妙高山

 

ライチョウ平、到着

火打山で雷鳥を見たことはありません、どこにいるのかしら

さて、疲れながらも、何とかここまでは歩いて来れました

ベンチで休憩し、本当に最後の登りに備えますが、ここからが本当にしんどかった

最後になって階段が続くのも止めてほしい(>_<)

火打山は、来る度に大変になり、休憩もたくさん必要になり、時間もかかるようになっています

 

何度も立ち止りながら、やっとの思いで到着

火打山 

既に周囲がガスで見晴らしなしなので、写真は撮らず、座ってお休み

 

登りは花の写真を我慢したので、下りでは写真を撮りながら進みます(止まります?)

しかし風があって被写体動く動く、何度撮っても上手く撮れません

花を撮りたいとの思いと、雨が降らないうちに下らなくてはとの思いで板挟み

 

 

 

 

下りは楽々なここの階段も、登る時は本当にキツかった

 

 

地味なんですけど、山の斜面にお花たち

 

ミヤマキンポウゲ越しに妙高山

コバイケイソウ越しに妙高山

 

遠くに海沿いの街並みと日本海

 

 

写真撮ってばかりで、山頂からライチョウ平までがかなり遠かった

ギリギリみられたサンカヨウ

 

大分ガスってきました

 

時間は気になるが、花も気になる

 

 

 

 

大好きなイワイチョウ

ガスがかかると、池塘も寂しげな雰囲気

 

終盤ですが、ハクサンコザクラも見れて良かった

 

 

 

このお庭も見納め

ここでのんびりしたいけど、今日はここから急いで下ります

 

と言いながら、ヒュッテのベンチで休憩し岩や木道で転倒しないよう、落ち着きます

この時間帯は登ってくる方々とのすれ違いもまだまだあり、待ち時間もかかってしまいます

高齢の方には時々、おばちゃんの私に向かって

「一人で登っているの?すごいね」と声をかけられますが

若い娘でもあるまいし、そんな時はハハハと笑って返すしかありません

 

その後も慎重に歩いて、ところどころ休憩して、15時頃、登山口に無事戻って来ました

ここは下山届も必要です

 

さて、がっかり二つ目ですが

歩いている最中から耳が少し痛い感じがしていたのですが、あまり気にせず

帰って来てから虫に刺されたような跡があるのを見つけ

一晩寝て起きたら、痒くて、痛くて、腫れていて…

しかも顔にも2ヶ所、同じような症状が…

耳は膨らみ、頬の膨らみも左右非対称になってしまいました、、、悲しい😢

治るのにどの位かかるのでしょうか…

 

追記

調べてみると、虫の正体はブヨだったようで

昨日下りの途中からずっと頭痛がしていたのですが、そのせいだったと思われます

今日は一日痒みとの戦い

熱感もとれず、腫れも徐々にひどくなり

顔は片側だけ宍戸錠のようになってしまいました(T_T)


連休は雨模様、そんな時は尾瀬へ

2019年07月15日 08時19分33秒 | トレッキング・山登り

7月13日(土)

やっと山に行ける!となった週末、しかし天気は悪い予報

そんな時は尾瀬でしょう

前日の夕方に思い立ち、いつもの山小屋に電話したら、相部屋の予約がとれました

仕事終わって、イチから準備、いつの間にやら深夜となり、早出は断念

今回の目的はのんびり尾瀬散策です

 

8時半頃戸倉到着、第2駐車場へ誘導されます

ここはまだガラガラ

バス時刻を待たずとも、次から次へと乗り合いタクシーが来ます

 

鳩待峠にはたくさんの人、でも裏口のようなアヤメ平への登山口は静か

9時半頃、出発です

 

マイズルソウ、すみれ、?、ギンリョウソウと、小さな少しの花を見ながら歩きます

 

 

ピントの合わない写真ばかりで…

 

横田代

振り返り至仏山、残念ながら山頂は雲

 

可愛らしいタテヤマリンドウ、見頃です

チングルマは既に穂、この先にかろうじて残っていたちょっとくたびれた花

 

会いたかったヒメシャグナゲ!

イワカガミ、ツマトリソウはそろそろ終わりでしょうか

 

 

ウラジロヨウラク、今年お初

唯一のフワフワのワタスゲ、アカモノ

 

ワタスゲの時期は過ぎ、残っているワタスゲはみんな濡れてペショってて寂しげでした

ゴゼンタチバナ、たくさん

 

タテヤマリンドウの蕾も素敵、ボケてしまって悔しい

 

白いお花は何でしょう??

 

アヤメ平に着きました

燧ケ岳、雲の中

いつもの写真を撮ります

至仏山、見えてきました

 

テラス一人占めでスープ休憩

雨に降られずここまで来れて感謝

このまま降られずに歩きたいので、休憩はそこそこに再出発

昨秋、アヤメ平から先の濡れた木道で大転倒したので

大緊張で歩きます

タテヤマリンドウ、ハナニガナ、じっくり見る余裕ありません(と言いながら立ち止って写真は撮ります)

 

 

長沢新道へ下りてすぐ、富士見田代

下りの木道は嫌いです

歩き方に注意しながらゆっくりゆっくり進みました

ミツバオウレン、ナナカマド?

 

 

以前、土場のベンチ辺りで熊さんと会った方がいたので、そそくさと通り過ぎます

私の歩いている時間帯は追い越して行った方も、すれ違った方も多くなく

終始前後人のいない、静かな尾瀬を感じることができました

 

竜宮十字路が見えてきて、この景色を見ると、帰って来た~って安堵感

池塘、永遠に見てられるかも

 

カラマツソウ、モウセンゴケ

 

黄色い花は難しい

 

小さいけど存在感のある、トキソウとサワラン、たくさん見れました

 

 

ここでも恒例の写真

至仏山側、雲…

燧ケ岳側、頭出した~

 

まだ早いので、アヤメとカキツバタの群落があるとの情報より山の鼻方面へ行ってみます

三叉路との中間点位と聞いていたけれど、これのこと?

う~ん…

すれ違いの方にこの先に群落があるか聞くも、こちらも「う~ん…」との返事、引き返します

 

でもヒツジグサが見れて、すぐに機嫌は直ります

 

こっちもカラマツソウ?、ヤナギトラノオ

 

ニッコウキスゲ

唯一残っていたミツガシワ、龍宮小屋の側にいっぱいの丸くて白い花(何??)

 

 

見たかった景色、9ヶ月ぶりです

 

(左)は花なのか?→(追加)オゼヌマタイゲキと知る キンコウカの時期はまだまだ

 

アヤメですよね…近くで見ると模様がちょっと…

 

見晴側の方がカキツバタの群生は多かったような

 

15時前に今日のお宿、第二長蔵小屋に着きました

4度目です

尾瀬に行こうと思うと、いつもまず最初にここに電話をします

で必ず取れちゃうので、見晴ではここしか泊まったことがありません

ここは落ち着いた印象で一人で来てもくつろげるので、好きな山小屋の一つです

 

相部屋は3人

お一人は超健脚

今日は朝見晴から出発、山の鼻から至仏山登って、鳩待からまた見晴に戻って来たとのこと

私では考えられない行程、一度で理解できず、聞き直してしまいました

スゴイの一言、羨ましい限り

もうお一人は息子さん4人(!)と旦那さんと家族で来られた方で

全員が一緒の部屋に入れないため相部屋に

仲の良い家族、羨ましい限り

 

お風呂に入って、相部屋の方とおしゃべりしてるうちに夕食

安定の美味しさ、ご飯おかわりして完食

食事のテーブルには相部屋の方の他、ドイツの方と中国の方も

受験生の頃だったら簡単な日常会話位なら英語で話せたかもしれないのに、今では単語すら出てきません

コミュニケーションがとれない残念な思いに、英語を勉強しなくては、との思いが湧いたのでした

そして中国の方、優秀です

なんと日本語も英語も話せるというトリリンガル!通訳してくれました

 

夜9時前には就寝

十回以上起きては寝返って…と熟睡とはいかなかったですが毎度のこと

昨夜から雨、朝起きても雨…天気予報は当たってしまいました(>_<)

 

7月14日(日) 

朝食

美味しかったです、完食

 

相部屋の方にお別れをして、一足先に出発、尾瀬沼へ

レインウェアを着て傘さして歩き出しましたが、暑くて暑くてしんどい、15分しかもたず…

半袖になりましたが、雨は傘で間に合いました

今日も木道で滑らないよう、神経使います

 

いつの間にか白砂峠を越え、白砂田代

モウセンゴケ生き生き、残っていた水芭蕉

 

 

池塘がきれいだな、と立ち止って見ていたら、何と相部屋の方が追いついて来ました

燧林道に行く予定と聞いていたので、びっくり、だけども嬉しい再会

ここからは一緒に歩きます

(私のノロノロ歩きに合わせてくれて申し訳なかったです)

 

シャクナゲも見れました

 

 

松ぼっくりのような、紫色のもの、何なんでしょう

 

沼尻の休憩所に着きました、久しぶりの尾瀬沼

火事で焼けてしまった翌年だったかは、何もありませんでした

今は立派な休憩所ができていました

コーヒーやスイーツまで販売、そして自販機まで

ここでちょこっと休憩して、再出発

 

コバイケイソウもきれいでした

 

大江湿原に到着

ハクサンチドリたくさん、ニッコウキスゲ蕾たくさん

 

 

これもカラマツソウ?

残ってましたレンゲツツジ、鮮やかです

 

尾瀬沼を望む

 

ニッコウキスゲは咲いているのはまだほんの少し

蕾が多いです、今年は期待できるとのこと

1週間~10日後位が見頃でしょうか、早過ぎました

 

大江湿原を少し散策して、沼山峠に向かう相部屋の方とお別れ

私は大清水へ下ります

ここからの景色がお気に入り

 

三平峠は親子熊の目撃ありとの看板がありました

以前より熊さんの目撃情報のある場所なので、ここもそそくさ通過します

下り木道多し、全部濡れてるので緊張で大変

途中からは雨足も強くなり、ただただ転倒なく歩くことだけに集中

そんな中、唯一撮ったお花

ここまでくれば、一ノ瀬はすぐそこ

 

一ノ瀬に着いたら、ちょうどバスの出発時刻、最後の1時間の林道歩きはカットし、楽させてもらいます

大清水でバスを乗り替え、戸倉の駐車場へ戻って、本日の尾瀬旅は終了

 

いつものように突然思い立っての尾瀬でしたが、やっぱり思い立ったら行くものです

自然の中を花を探しながら歩くのは楽しいし、新しい出会いも楽しいし

雨でも楽しめるのは尾瀬ならではです

(ただ木道が滑られなければ申し分ないのですが…)

次は秋の尾瀬!まだ行ったことのない御池から入る!と今から考えているのでした