宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

琳派 俵屋宗達から田中一光へ @山種美術館

2018-06-23 21:06:32 | 美術

昨日、梅雨の晴れ間に出かけました。
山種美術館は琳派の作家の絵を沢山所蔵しています。

宗達・光琳・抱一・其一・・・・等々
宗達の「烏」を今回初めて見ました。足の表現が素晴らしいです。光琳の《白楽天図》は豪快、大波にゆれている船の配置が琳派です。
抱一は私が大好きな画家です。《秋草図》《紫式部石山寺観月図》など繊細に可憐に美しい色差しで書かれています。今回は出ていませんでしたが、抱一の動物の絵も好きです。
其一の《牡丹図》は見事!

次に神坂雪佳、菱田春草、速水御舟、加山又造・・等々と続きます。

20世紀琳派として、田中一光を掲げていました。
初めて聞く名前です。1930年生まれのグラフィックデザイナー。デザインの源流を琳派に求めてポスターが多く展示されていました。
山種美術館所蔵の日本画はいつ見ても穏やかな気持ちになり、日本画の素晴らしさを痛感します。

神坂雪佳の可愛い絵ハガキを買いました。
もうすぐ孫の誕生日…この絵ハガキで誕生カードにしようと思います。
《狗と蝸牛》《雪中竹》です。
コメント
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