宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

京都一人日帰り旅

2020-11-16 07:17:44 | 日記

小春日和の昨日、京都に行ってきました。コロナ禍がまた増えているところ気を付けて行ってきました。
久しぶりの新幹線。7時発の車内は休日なので人は多かったですが、隣の席はずっと空席でした。

まず【東福寺】に。JR奈良線は混みこみです。お寺までの道は人の波に乗って到着。紅葉が誠にきれいです。
通天橋に、紅葉を見ながら下に降りてまた橋に戻り上からの紅葉を楽しみます。真っ赤な紅葉や薄モミジ最高です!
方丈庭園では東西南北の庭がそれぞれ趣が違っています。中でも面白いのが北の庭。四角い飛び石が市松模様のように配置されその間に緑の苔があり、ユニークです。他の庭も石庭だったり四角く刈られたツツジを配したり独特です。重森三玲氏の作庭です。


紅葉を堪能した後は【京セラ美術館】に。テレビでも幾度か紹介されてとても行きたかった美術館です。前日に予約していたのですぐ入場。中は広々していて展示室が北回廊と南回廊の二つがあります。
「京都の美術250年の夢展」で江戸から現代までの日本画を贅沢に鑑賞出来ました。絵画鑑賞が趣味であった亡き主人が見たらきっとすごく楽しめただろうと心の中で主人と会話しながら鑑賞しました。
またここのお庭も素敵です池の中にはガラスの四畳半茶室が建てられています。お池を見ながら持ってきたサンドイッチで昼食。
南回廊の方も当日予約で鑑賞。大好きな竹内栖鳳の作品を沢山楽しみました。

外に出ると空は真っ青!日がさんさんと照って暑いくらいです。平安神社の真っ赤な大鳥居。とても背が高く太い鳥居で圧倒されました。
木陰のない中【平安神宮】目指して歩きます。とても広ーいのですが、ここまで来てお参りしないわけにはいきません。おりしも七五三の日で晴れ姿の家族が何組もいらっしゃいます。来年大学受験の孫にお守りを買って、木陰で暫し休息。持ってきたエナジードリンクで元気をチャージ。


近くの、と言っても結構歩いて【細見美術館】にも寄りました。「若冲と琳派」展を鑑賞。会場が暗く、階段を上ったり下りたりの構造でややこしかったです。

東山駅まで相当歩き,地下鉄を乗り換えたりして京都駅に戻りました。京都駅はびっくりするほどものすごい人です。特にお土産屋さんは3蜜状態。
ここで【駅美術館】へ。隣接の伊勢丹7階にあり、迷い迷い着きました。ここでは先日NHK日美で紹介していた「異才 辻晋堂の陶彫」展を見ました。この展覧会も今までに見たこともないような大きな作品や、素朴で原始的な晩年の作品を鑑賞しました。

予定通りの場所を訪れ、時間にもゆとりをもって廻れてよかったです。今コロナ禍で観光客も日本人ばかりで、混んでるとはいえ心地よかった?です。帰ってスマホの歩数計を見ると、19,402歩、12,2Kmでした。本当によく歩きましたが、すごく楽しい日帰り旅でした。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする