今日は夏季特別稽古の最後です。
四ケ伝の稽古です。「台天目」・「唐物」・「盆点」の稽古が出来ました。
四ケ伝が初めての方もおられ、帛紗の行捌きや象牙の茶杓の清め方など予め稽古しました。
唐物茶入れもちょっとランクがあり、「盆点」で使う唐物茶入れは「唐物」で使うものより格が上で、お盆の上に載せて使います。
もみ手の仕方もその由来をお話して、ただ両手をこするのではありません。
四ケ伝では曲げの水指を使いますが、これは唐物のお道具を引き立てるのに大いに役立っています。瀬戸や染付等の水指だと主張が強すぎて唐物が際立ちません。木地曲げの水指だと主張がなく唐物道具を際立たせます。よく考えられたお道具組。
普段の稽古ではお菓子は一種類でしていましたが、今回は特別稽古なので三個を縁高に入れました。
今年はお点前の項目ごとに生徒さんを集めて稽古をする試みをしました。
生徒さんは8月は1回だけの稽古でしたが、私は4回稽古でしたがとても良い勉強になりました。
皆様のレベルが上がってきているので、私も頑張ってお教えしていこうと思います!