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大分前の午年の時に 初めて友人に誘っていただき立礼の茶会をした時に求めた蓋置。
真葛造の春駒の絵が描かれているものです。
初午も近い事なのでお稽古に使いました。
絵があるのですが炉縁に置くとお客様から絵は見えません。
絵のある蓋置はどう置くのか調べましたが、花押のあるものでも花押を前にして置きやはり客側からは見えません。
見せびらかすものではないという茶道のつつましさでしょう。
そこでそういう時は正客が気を利かせて茶器の拝見をお願いするとき「蓋置も拝見できませんでしょうか」と所望するとよいのでは…
今回初めて蓋置の拝見をしました。
柄杓を棚に飾って、蓋置は棚に飾らず、棗と茶杓を出す位置より下座に出します。
正客はお道具を返すとき蓋置はやはり出された位置に返します。
亭主は拝見物を取りに出てお尋ねにこたえ、蓋置を棚に飾り、薄器も飾り茶杓だけ持って下がります。