宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

いろは歌

2019-01-04 17:23:16 | 日記
2019年が始動しました。
ちょっと遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
我が家は主人が体調を崩し、おめでたいお正月・・・とは言えませんでした。

いろは歌 

 いろはにほへと ちりぬるを
 わがよたれそ つねならむ
 ういのおくやま けふこえて
 あさきゆめみし えひもせず

花は咲いても散ってしまう そんな世の中にずっと同じ姿で存在し続けるものなんてありえない
《人生》という険しい山道も今日もまた一つ越えて はかない夢は見たくないものだ 酔いもせずに

つまりいろは歌は、「諸行無常」を言っている。世の中は常に変化し,生滅して永久不変のものはないと。


だから今の今を生きる。この精神は茶道の大きなテーマとも通じます。

新年早々ちょっと深い哲学?の話になってしまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする