宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

教室内茶会

2021-01-09 15:41:27 | 茶道



コロナの感染症が増えている折、初釜をしました。今年は教室内茶会という形です。
水曜クラスが土曜クラスを濃茶でもてなし、土曜クラスが水曜クラスを薄茶でもてなすというものです。
お道具の組み合わせ、お菓子、会記、それぞれの役割などクラスごとに考えて臨みました。
私は火の管理、お湯の管理の水屋に徹しました。
お客役のクラスは2階の待合で。「蜜」を避けます

午前10時に開始です。お席入りも床、お釜、道具と一人ずつ拝見します。
半東さん入室で正客と挨拶。
お濃茶は勿論各服点。各服ですからお菓子は廻ってきたらすぐ頂くことにしました。
お点前は粛々と行われていきます。室内には緊張感が・・・
お濃茶が終わると今度はお薄。

水曜クラスの方は2階の待合に。 土曜クラスが準備を始めます。
軸、お花、棚など、またお菓子を並べたり・・・私は火の様子を見て少し炭を足し、お湯をポットに加えます。
土曜クラスは2人欠席で裏方さんは大変でした。私は手を出さず今日は傍観。
半東さん役の方がお休みなさったので急遽その役に着かれた方は大変でしたが落ち着いてされていました。

最後は恒例の福引をして、なんと丑年の方が一番良い賞に当たりました。
12時前にすべて終了、皆様静かにお帰りになられました。

今回はなんといってもこの数日の東京での感染者が2000人台で緊急事態宣言発出後ですから、気が引けましたが、挙行しました。
今まではお正月になったらにぎやかに華々しく初釜をしてその後会食をするのが当たり前でした。当たり前なんてもうありえないことをこのコロナ禍で知りました。
教室内茶会は初めての試みでしたが皆様立派に「コロナ禍中の一期一会の茶会」が出来ました。生徒の皆様がお互いに協力して茶会の席を持てたことが私は嬉しいです。


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2021年 今年もよろしくお願いします

2021-01-01 08:46:31 | 茶道


明けましておめでとうございます。

令和もはや、3年となりました。コロナに明け暮れた昨年でしたが、まだまだ収まるどころか猛威を振るっている状況で不安な元旦です。
”静かに家で過ごす”のが今年のお正月のスタイルです。
日本海側は大雪で大変なのに、申し訳ないような今朝の東京の青空。

昨日大晦日にはコロナ感染者が東京では1337人と本当に恐ろしい数が出ました。12月後半からの増加の速さには驚きます。
私はまた巣ごもりです。
しかしネット社会になりましたので、ブログやLINEでコミュニケーションが取れるのがありがたいです。
本年もよろしくお願いいたします。
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