故障者が重なり戦力ダウンの中、炭焼きの延長戦と大物樫の片付け
に追われる。加えて、岩室地区からアベマキの提供がありこちらへの対
応と3種の平行作業となる。アベマキは予想外の大きさ直径40センチ以
上、キャリアーに載せるためチェーンブロックが用意されていた。一度は
載せてみたものの重すぎて軽トラへの移し替えは不可、依ってチェーン
ソーで縦割りにする。柾目の通った素直な肌で割り木、炭にするのは惜
しいような気がした。軽い気持ちでやってきたものの午後も続き大仕事の
結末となった。
朝、窯の温度は200度を越えてきたが未だこれから峠を越えなければな
らない。いつもの台詞、急上昇はダメを基調に煙突、通風孔を少しずつ
広げ昼には245℃になり、煙の色も青味かがってきた。
午後も順調に推移するはずが、あろうことか大どんでん返しを喰い、もう
一晩超す羽目になるとは思いもしなかった。昨日に延期せざるを得なか
った締め付けに遠因するのか(当事者はそう思っていないが)、15時半で
257℃、煙・木酢液の出方は少なくなっているがこの温度ではとても今日
中のことにならないと判断し、籠めるのは明日に延期とする。
9時頃
12時頃
材料は片つきかけてきた
17時頃