桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

炭焼き6日目、トホホの7日目へ

2022年03月24日 12時20分35秒 | 活動報告

故障者が重なり戦力ダウンの中、炭焼きの延長戦と大物樫の片付け

に追われる。加えて、岩室地区からアベマキの提供がありこちらへの対

応と3種の平行作業となる。アベマキは予想外の大きさ直径40センチ以

上、キャリアーに載せるためチェーンブロックが用意されていた。一度は

載せてみたものの重すぎて軽トラへの移し替えは不可、依ってチェーン

ソーで縦割りにする。柾目の通った素直な肌で割り木、炭にするのは惜

しいような気がした。軽い気持ちでやってきたものの午後も続き大仕事の

結末となった。

朝、窯の温度は200度を越えてきたが未だこれから峠を越えなければな

らない。いつもの台詞、急上昇はダメを基調に煙突、通風孔を少しずつ

広げ昼には245℃になり、煙の色も青味かがってきた。

午後も順調に推移するはずが、あろうことか大どんでん返しを喰い、もう

一晩超す羽目になるとは思いもしなかった。昨日に延期せざるを得なか

った締め付けに遠因するのか(当事者はそう思っていないが)、15時半で

257℃、煙・木酢液の出方は少なくなっているがこの温度ではとても今日

中のことにならないと判断し、籠めるのは明日に延期とする。

             9時頃

                       12時頃

            材料は片つきかけてきた

                17時頃