〜 生涯愛した妻とネコ 〜
猫をモチーフにしたイラストで人気を集めたイギリスの画家ルイス・ウェインの生涯を、
ベネディクト・カンバーバッチ主演で描いた伝記映画。
イギリスの上流階級に生まれたルイスは早くに父を亡くし、
一家を支えるためイラストレーターとして働くように。
やがて妹の家庭教師エミリーと恋に落ちた彼は、
周囲から身分違いと猛反対されながらも彼女と結婚。
しかしエミリーは、末期ガンを宣告されてしまう。
そんな中、ルイスは庭に迷い込んできた子猫にピーターと名づけ、
エミリーのために子猫の絵を描き始める。
時代の激変期だった20世紀初頭、彼のイラストは
イギリス社会に大きな猫ブームを巻き起こしました。
「つらいことばかりでも、世界は美しさで満ちている」という言葉が印象的でした。