50th Anniversary of Marilyn Monroe's Death
今日は、1962年にマリリン・モンローが他界してちょうど半世紀 50年。
写真集や、マリリンバービー、マリリンのDVDやCDはほとんど持っているわたし
これまでもちょこちょことマリリン出演作を紹介してきたけど
まだだったこの有名な作品を今日はご紹介
先月久しぶりにまた観たんだけど、この作品は夏の季節が舞台ってこともあり、
特に暑い夏のシーンが出てくるわけじゃないけど夏になると観たくなる映画のひとつなの。
「七年目の浮気/ THE SEVEN YEAR ITCH」
監督は、「お熱いのがお好き」や「アパートの鍵貸します」「麗しのサブリナ」
など、名作だらけの巨匠ビリー・ワイルダー。
ジョージ・アクセルロッドの同名ブロードウェイ舞台劇をアクセルロッド自らの脚色
(ビリー・ワイルダーとの共同脚本)で映画化。
地下鉄の通風口の風で舞い上がる白いドレスのシーンは
映画を観てない人でも知ってるくらい有名な名シーン
このシーンに、当時のマリリンの夫、ジョー・ディマジオが激怒して
2週間後に離婚が発表されたことはファンの間では有名な話。
「ナイアガラ」や「ショウほど素敵な商売はない」「帰らざる河」で人気を得た次の作品がこれ。
ゴールデングローブ賞で「世界で最も人気のある女優」に選ばれた1955年、マリリン29歳の時の作品。
本編は105分のラブコメディ。
舞台版でも主演を努めた、トム・イーウェルが演じる家族持ちで雑誌社に努める平凡な男リチャードが主役。
結婚7年目。浮気もせずまじめに仕事一筋でやってきた男。
ある暑い夏、妻や子供たちはバカンスで避暑地や実家へ帰る。
妻に止められてるタバコもこっそり吸えるし、気ままに過ごせる数日間に、内心わくわく。
そこへ、二階の部屋に魅力的で可愛らしい美女がやってくる。
元々妄想癖が激しいクセがあったリチャードは、さっそく色んな妄想が始まって止まらない。
ベランダで本を読んでると突然植木が落ちて来た。
マリリン・モンロー演じる娘が誤って落としたと言って部屋にやってきて、、、、、
というお話。
相変わらずの、マリリンのとぼけた可愛らしさでチャーミングな魅力が炸裂
ところでこのタイトル、実はあまりしられてないけど原題は七年目の浮気ではない。
直訳すると”7年目のかゆみ”で、結婚して7年目に現れる かゆい=むずむずする、
みたいな感じ。それを「浮気」にしている。
10/10
男の軽い浮気心をコミカルに描いた作品。
モノクロの写真が多いけどカラー。
浮気はダメ、タバコもダメダメ!と自分に言い聞かせながら 上にいる美女のことが気になって
本も音楽もてにつかない。
ちょっとだけ、と自分にいいながら娘を家に招き入れるリチャード。
とぼけた美人、マリリン演じる娘はテレビCMにも出たモデル。
「自分の部屋はクーラーがないので暑くて眠れない」といい、
下の男の家が自分の部屋より涼しいのをいいことに誘いにのる。
ピアノでラフマニノフを一緒に歌いながら連弾したり
お酒を飲んだりして楽しい時間を過ごすうち、次第に娘に惹かれるリチャード。
その反面、もし妻が帰って来たら?妻は避暑地で旧知の仲の男といちゃいちゃしてるのでは?
などと余計な心配をしだす、、、、
この男が異常なほどの妄想癖というのがまず面白い。
加えてマリリンの天真爛漫な魅力。
こんな風に部屋にこられたら誰だってノックアウトされちゃうよ、ってくらい可愛い♡
外に出るシーンは映画に行くときのこのシーンくらい。
よく全体的な写真がグッズやポストカードとして売られてるけど
実際作品の中では顔だけのシーンと足だけのシーンに分かれてて
浮気の描写も、ちょっとでもキワドいシーンはひっかかって削除されたとか。
軽ーく観られるラブコメなので、マリリンの作品初心者でも観やすい1本
観てない方はぜひこの夏観て欲しいな♪
THE SEVEN YEAR ITCH 1955年 アメリカ 105min
監督/脚本/脚色 ビリー・ワイルダー
原作/脚色 ジョージ・アクセルロッド
娘 マリリン・モンロー
リチャード・シャーマン トム・イーウェル
ヘレン・シャーマン イブリン・キーズ
というわけで、今夜はマリリンに浸りたいと思います~
マリリン、永遠に、、、、、
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