20年間で100人殺した男の、知られざる裏と表を描いたクライムドラマ。実録。
キャストに惹かれて観に行ったけど
今更感のあるフツウの映画でした~。
わざわざ映画化するまでもないでしょうという感じ。
主演の殺し屋リチャード・ククリンスキーに、イッちゃった人やらせたら右に出るものなし
レオ&ケイト主演、サム・メンデス監督「レボリューショナリー・ロード」で強烈なインパクトを残した
マイケル・シャノン。
その後もニコの「バット・ルーテナント」や同じく、ヘルツォーク監督作でDVDスルーの「狂気の行方」
そして最近では「プレミアム・ラッシュ」や「テイクシェルター」などでもmig的注目の演技派。
ある意味、哀しき男。
その美しい妻に、ウィノナ・ライダー。
「ブラック・スワン」以来でみたかな?
数年前に豊胸してから胸はだけたりして強調するようになり
嫌でも目がいく
そして、共演者も何気に主演級がふたり。
まさかと思ったがファンなのですぐわかりました 笑
このもじゃ男、クリス・エヴァンス。
よく化けたもんだ。 最初から最後までこれなので
ファン以外はほとんどまるっきりわからないでしょう
ジェームズ・フランコはちょい役。
殺されたくないと必死に懇願。
ジェームズである必要はなかったんだけど 笑。
そして、いつでもワルな男として安定の、レイ・リオッタ。
例外なく本作でもギャングのボス。
あと、スティーヴン・ドーフも出てたはずだけどどこにいた?
忘れちゃったか気付かない程度。
殺し屋と普通の父としての顔。二面性を持った男の話。
ドラマそのものよりも、マイケル・シャノンの演技力が評価される
ストーリーは。
'60年代、米 ニュージャージー。最愛の妻と2人の娘に囲まれて、何不自由ない幸せな生活を送っていたリチャード・ククリンスキーは、家族すら知らない驚くべき秘密を抱えていた。彼の職業は、一流の“殺し屋”だったのだ。
1986年に逮捕されるまでの約20年間に、彼が手に掛けた命は100人以上と言われている。
被害者の死亡日時をごまかすために死体を冷凍保存して遺棄したことから“アイスマン”の異名をとった。
彼は、善悪ふたつの顔をどのように使い分けていたのか。家族は、なぜ彼の秘密に気づかなかったのか。
とこんな話で、原作はアンソニー・ブルーノという人の「氷の処刑人」。
監督はこれが長編3作目のアリエル・ヴロメン。
4/10(48点)
最初から最後までぜんぜん惹き込まれるところがなく終わっちゃった感。
もっと殺し屋としての見せ場あるクライムサスペンスだと思ってたのもあって期待はずれ。
マイケル・シャノンはもちろん素晴らしい。
けど、それだけかな。 そもそもこういう
家庭ではしっかりパパで、実は殺し屋だったという男がいた、
という話そのまんまなので それを映画化するからにはもっとドラマ性もたせ
脚色で面白くする必要あると思う。
こんな見せ場ない普通のハナシじゃ映画化する意味あるの?って感じ。
キャストが豪華なだけに残念。
1964年。美しい女性デボラを射止め、子宝にも恵まれたリチャード・ククリンスキー。平穏な日々を送っていた彼だったが、ひょんなことからその度胸を見込まれ、ギャングのロイから殺しの依頼を請け負うようになる。1970年代半ば。殺し屋家業も板 に付き、すっかり羽振りも良くなったククリンスキー。妻には為替ディーラーと偽り、家庭では相変わらず良き夫にして、良き父親としての顔を保っていた。そんな中、ロイとの契約関係が破綻し、仕事にあぶれたククリンスキーは、ミスター・フリージーというフリーの殺し屋に近づき、仕事を斡旋してもらうようになるのだったが…。
THE ICEMAN 2012年 アメリカ 106min
11月9日より、公開中~
2012/9/10 トロント映画祭にて
レオ様(リオッタ)ふだんも怖い 笑