メリル・ストリープがロックミュージシャンに
と聞いてずっと楽しみだった本作
監督は「羊たちの沈黙」「フィラデルフィア」(どっちも古いけど名作だよね)
近年だと、アン・ハサウェイの「レイチェルの結婚」(2009年日本公開)のジョナサン・デミ。
メリル大好きなので、今回もハズせません♡
そして、脚本は「JUNO/ジュノ」「ヤングアダルト」どっちものディアブロ・コディ。
なので、きっちり手堅く描かれる、バラバラになった家族の再生物語。
夢を追って家族を捨てた売れないミュージシャンのリッキーに、メリル・ストリープ。
これまでも数々の作品で歌声を披露し、元々歌唱力はお墨付きだけど、今回はきっちりとギターの特訓を受けて挑んだメリル。
革の黒のぱつんぱつんのパンツにライダース、アイライン濃いめでなかなかサマになってるんだけど、
ロッカーってこんなにぽっちゃりしてないけどね??(皆動くし食べないから細っそいし)
でも超売れっ子ミュージシャンではなく、スーパーでのバイト掛け持ち、破産するほど売れてない役だから
まぁ、多少太めでもアリか 笑。
このザ・フラッシュという架空のバンドメンバーが実はほんとのミュージシャン起用で原題にもなってる。
名ギタリスト、リック・スプリングフィールドがメリルのBFで同じバンドのギタリスト、グレッグを演じる。
すごいいい人役だったけど実際もなかなか渋いイケメン風。
ベーシストには、リック・ローザス。
なんとこの後、亡くなってしまい(死因は公表されてない)本作の最後は リックに捧げる、、、とクレジットされている。
ところで、メリルのロッカー姿と歌の他にこの映画の見どころの一つでもあるのが
実の母娘競演。
メリルと彫刻家の夫との娘(長女で女優)メイミー・ガマーがまた巧いの!
この子、ジョニーさんの妻アンバー・ハードの主演でジョン・カーペンター監督の
「ザ・ウォード 監禁病棟」にも出てて注目してたんだけど、今回も素晴らしかった。
離婚のショックで自殺未遂後の脱力感、のっけからノーメイクで死人みたいな顔で登場。
でもちゃんとメイクするときちんとそれなりで、目は近くメリルより細いけど、全体的に似てる。
ワシっ鼻っぽいとこもそっくり。演技派なのは母親譲り。血は争えない。
ケビン・クラインが元夫役。こちらも真面目な父親役ぴったり。
ワンちゃんが可愛くて♡
他の兄弟役たち。
「ピッチパーフェクト」シリーズのベン・プラットもバーテンでちょこっと出演。
ミュージシャンでの成功を夢みて3人の子どもと夫を捨てたリッキー。今は売れないバンド“リッキー&ザ・フラッシュ”のギター兼ボーカルとして、小さなライブハウスのステージに立つ日々。そんなある日、元夫ピートから娘のジュリーが離婚して実家に戻ってきて以来、憔悴したままだと連絡を受ける。なんとか飛行機代を工面し、ジュリーの元に駆けつけたリッキー。しかし20年ぶりの再会にも、ジュリーは自分を捨てた母を許すことができない。そんな中、ピートから連絡を受けた2人の息子たちも戻ってきて、久々に家族が全員顔を揃えるのだったが…。
離れていても、疎遠にしていても血のつながりは強い。
愛と素敵な音楽があれば、どんなときだって強くなれる
6/10(68点)
想像通りふつうによかった。
母娘ものってぐっときちゃうんだけど、メリルの本当の母娘で演じたからリアル。
ただ、母と娘の話に集中してくれたらもっと良かった。
他の兄弟も出て来て、兄貴の結婚というのをラストのメインの見せ場に持って来てるから
兄二人の話はそんなに出てこず、家族でレストランでディナーする時とパーティのシーンで
出て来ただけだけど、話が分散されちゃった感じも。
昔子供の頃、自分たちを捨てた母親は、今でも好き勝手に遠く離れたところで
夢を追い続けていた。娘は、自分の結婚式にも来なかった勝手な母親を許せずにいたけれど、
離婚するとなったら飛んできた母親をやっぱりすぐには受け入れられない。
最初は罵倒するも、けっこうあっさりと受け入れて、すぐに母親のおかげで
着っぱなしだったTシャツとパジャマを脱いで、洗ってなかった髪も綺麗にしてもらいに母親と外出。
三人で夜中にハッパをやり昔の家族写真を見つけて懐かしむ。
そして、母親の作った歌に安堵を覚えて少しづつ心が癒される。
このシーン素敵だった。 じーん
メリルの歌、クラブで歌ってる時はハスキー系でのどやられてるみたいな感じがリアルに出てるけど
このシーンではいつもの綺麗な優しい声で歌う。
元旦那と新しい恋人をレストランで偶然見かけた時に、二人揃って直接文句を言いにいくところが
やっぱり娘思いの両親。
結婚する息子もすぐには母親には結婚も伝えてなかったり、
育ての親でもある、後妻との口論があったり
その辺、丁寧に描いてるところがやっぱりあとあとジーンとくる。
ラストの結婚式でのスピーチで歌を歌い、最初しらけてるも段々皆がノリノリになってくる。
っていうのはお決まりパターンでかなり読めちゃう展開だったけどね
メリルが歌うシーンはオープニングから。
トータルで弾き語り入れて7曲くらいは歌ってたんじゃないかな?
昔のロックのカバーばっかりだったけど。笑
個人的にはストーンズの曲とか、お祝いに選んだのがブルーススプリングスティーンで嬉しい。
同じバンドのBFも自由を選んだために父親として、認められなくも頑張ってる。
「娘の大変な時にすぐに駆けつける君はいい母親だよ」そういって応援してくれる。
そんな彼がいるのはお金がなくても心強い。
傷ついた過去があっても、優しい愛がいっぱい。幸せな気持ちになれる作品でした~
気になる方はぜひ劇場で
映画『幸せをつかむ歌』本編映像
Ricki and The Flash 2015年 アメリカ 101min
3月5日より、公開中~
『幸せをつかむ歌』予告編
NYプレミアにて
また共演みたいな。
ボクもよろ。