我想一個人映画美的blog

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神様メール/LE TOUT NOUVEAU TESTAMENT

2016-05-30 23:35:25 | 劇場&試写★6以上

 

 

「トト・ザ・ヒーロー」「ミスター・ノーバディのベルギーのジャコ・ヴァン・ドルマル監督最新作は、

神様は退屈しのぎにパソコンで人々の人生を弄ぶ意地悪なオッサンだった。という奇想天外ファンタジー・コメディ。


⬅️10歳の私、エア。

ママは女神。

 

これはパパ。見えないけど職業、神様。

思いつくまま、決まりをどんどん作ってる。

自分がいた列から隣に移ったら元いた列のが早い。とか(マーフィーの法則か?)

ジャム塗ったパンは必ずジャムついた方が下に落ちる。とかめっちゃくだらないの笑える。

 

お兄ちゃんはJC(キリスト)

キリストで置物のお兄ちゃんにちょっとしたアドバイスをもらって旅はスタート

洗濯機に入るとあららそこは下界?への入り口。 (ホイチョイ映画「バブルへGO!」か?)

主演のエアは「サンドラの週末」に出演したピリ・グロイン。

ちょっとハーマイオニー=エマ・ワトソン似、父親を憎んでるところが可愛い。今後も注目しておこう⭐︎

 

殺し屋だと自分で思ってた男は片腕がない女とくっつき、

鳥と話すようになった会社員は世界の果てに歩いてっちゃうし、

憧れの一人の女性を忘れられないオッサン、

金はあるが夫とは倦怠期で買物に走る主婦はゴリラと恋をし、、、、

 

7/10(70点)

 

一つ一つの発想がありきたりじゃない、フツウじゃないところがいい。

観る者を面白がらせようと、楽しませようとして作ってる感満載

前作とは変わって、

一般受けし、、、、、やすくはないな やっぱり。笑。

 

原題の「Le tout nouveau testament(英題はThe Brand New Testament)」とは、「新・新約聖書」という意味。

"もし神が実在して、その家族と共に人間界で暮らしていたら?"という奇抜な設定の下、旧約・新約聖書の矛盾を皮肉たっぷりに、

ブラックユーモア交えた心温まるコメディ作品に仕上がっている。

6人の使徒たちのエピソードが、それぞれ短編小説のような形で描かれる。

いくらなんでもドヌーヴのゴリラとの恋はないだろう!と引きそうになったけど

着ぐるみのゴリラがなりきってとことんやってたからこれはこれで良しとした 笑。

はじめはもっと宗教臭い映画だったらやだなと思って観るのやめよーかなと思ったけど

あまり実際わたしそこまで宗教気にならない方なので、それに思い切りコメディだからOK

ただ、6人の使徒の話が一人づつそれぞれ長すぎるな。しかもその話自体が面白くない人のも長い。

もう少し一人当たり短くするかした方がまとまったんじゃないかなー。中だるみ。

ラストのミラクルな展開はファンタジックで可愛らしく、ちょっぴり幸せな気分に

 

呑気でおとなしいママのキャラと、

余命が120日もあるからって何度も死ぬチャレンジする男が面白かった。

(この人、エンドロール後にちょこっとだけど出てくるので最後までどうぞ!)

 

 

気になってる方は是非劇場で

 

 

 

ベルギーの首都ブリュッセルに神様が住んでいて、パソコンで世界を管理し、暇つぶしに事故や災害、戦争を引き起こしていた。妻の女神はそんな夫に口答えできず、刺繍とベースボールカード集めだけが生きがいだった。10歳の娘エアは、そんな父親に耐え切れず、置物になっている兄のJC=イエス・キリストのアドバイスで、ドラム式洗濯機を使って下界へ降りる決意をする。だが連れ戻される恐れがあるため、こっそり父親のパソコンをいじり、世界中の人々に余命を知らせるメールを一斉送信して、神の権威を失墜させる。そしてコインランドリーから下界に出たエアは、ホームレスのヴィクトールを記録係りに選び、「新・新約聖書」を作り上げるために6人の使徒を探す旅に出る......。


 

 

 

 公式サイト

 THE BRAND/NEW TESTAMENT      2015年     115min

5月27日より、公開中~

 

 

 

5月27日公開 映画『神様メール』予告編

 

監督と、、、、、

誰じゃこれ。