2013年にアメリカ政府による個人情報監視の事実を告発し、世界中を震撼させた
元CIA職員で国家安全保障局(NSA)だったエドワード・スノーデン。
「JFK」「ニクソン」「ブッシュ」と実在の人物にもスポットを当て描くことが得意の社会派オリバー・ストーン監督が映画化!
国を愛していたスノーデンが、監視社会への危機感を募らせ反旗を翻す過程を描く。
スノーデンの弁護人から「亡命中のモスクワに会いに来てくれないか」と言われ、2年間で9回にわたって話を聞き
「スノーデンの視点から語られる物語」を映画化しようという気になった。主観は入っていないと語る本作。
スノーデンにはジョセフ・ゴードン=レヴィット。
彼を支える恋人、リンゼイにシャイリーン・ウッドリー。(「きっと、星のせいじゃない」「ファミリー・ツリー」)
上司になんと大好きなリスさん❤︎ (リス・エヴァンス)
他にトム・ウィルキンソン、メリッサ・レオ、ザカリー・クイント。
仕事の仲間、上司にベン・シュネッツアーや、レイキース・リー・スタンフィールド、
イーストウッドのイケメン息子、スコット・イーストウッド。
キャプテンアメリカというシーンがあって、前からクリス・エヴァンスに似てると思ってたからニヤリ。
そして、こんなところにニコが!脇で出るの珍しい 驚
オリバー・ストーンの「ワールド・トレード・センター」に出たからだね。
トータルで僅か5、6分の登場シーンのみだけど出てるの知らなかったからちょこっと嬉しいサプライズ
ニコでてると、たった数分でも「THE ニコ!!」ってオーラがすごい存在感
笑
6/10(68点)
2時間超えという映画では長い部類の尺の中で
本作ではもともと軍隊にいて、怪我で除隊されるところから描かれる。
なぜスノーデンは国家を裏切るような告発を行ったのか。
一番の理由はもちろん、アメリカ政府に対する不信感。
アメリカ政府の人間しか知り得ない国民監視システムの実態。
マイクロソフト、グーグル、ヤフー、フェイスブック、AOL、skype、YouTube、アップル、
政府が各社のサーバーに直接侵入し、国民の知らぬ間に行われる秘密捜査。その恐怖。
これまでも幾つか映画の中でその恐怖を描いていたりするけど、
実際のところ、自分のメールなんて他愛もない会話や政府にはどうでもいい内容ばかりで
気にはならないけど、それが誰でも見ることができるというのはやっぱり
プライバシーが守られていないということで、怖いことだ。
20年前くらいとは違い、こういう風にインターネット社会になって
SNSがどんどん普及し誰もが毎日アクセスするのが当たり前の世の中で、
守られるべきプライバシーと、必要な情報の提供を許可なく行っているっていう現実は
アメリカ社会のみならず、世界中で守っていかなきゃいけない問題で
たった一人のまだ若い男、スノーデンの勇気を讃えるか、犯罪者と見るか そんなことは国の利益を考えずに
一人の人間としての尊厳を考えたら、問うまでもないことでしょう。
スノーデンのツイッターの中で大事なことを伝えてる。
I used to work for the government. Now I work for the public.
かつては政府のために働いていました。いまは人々のために働いています。
オリバー・ストーンはトランプが勝ったアメリカ選挙で、
ヒラリークリントンがもし勝ったら大戦争になっていただろうとか、批判的。
そしてトランプだったらまだいい、みたいなことを発言しているのがすごく引っかかる。
果たしてそうかな。
わたしはまったくそうは思わないので、オリバー・ストーンの政治に関する意見には賛成はできないけど
いろいろと映画で学ぶことも可能。実話をベースにした社会派作品として、観る価値はあると思う。
ジョセフは相変わらず素晴らしいしシリアス演技。頭の良い男が似合う。
共演のリスさんもすごくよかった。
すでにスノーデンのこの題材は、「シチズンフォー スノーデンの暴露」というタイトルで2014年に
ローラ・ポイトラスという女性監督が撮った作品があって
アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞はじめ、45の賞を受賞。
元CIA職員が明かすアメリカ政府による国民監視システムの実態に迫る驚愕のドキュメンタリー。こちらも合わせて観るといいよね。
1/6にDVD出てるので時間あるとき観たい。
SNOWDEN 2016年 アメリカ=ドイツ=フランス
1月27日より、公開中〜
9.11同時多発テロに衝撃を受けた青年エドワード・スノーデンは、国家の役に立ちたいと2004年に軍への入隊を志願する。しかし過酷な訓練で足を負傷し、除隊を余儀なくされる。その後CIAの採用試験に合格した彼は、コンピュータの知識を高く買われ、指導教官コービン・オブライアンからも一目置かれる存在に。一方プライベートでは、SNSで知り合ったリンゼイ・ミルズと愛を育んでいく。そんな中、ジュネーヴにあるアメリカの国連代表部に派遣された彼は、やがてNSAの極秘検索システムの存在と、それを使った情報収集の驚愕の実態を目の当たりにしていくのだったが…。
3年ぶりに来日したオリバー・ストーン監督。最後に会見で伝えたかったことを。
スノーデンは我々が注目するきっかけを作ってくれました。しかし、サイバー戦争の実態というのは表面しか判っていません。
これは新しい戦争。僕にとっては1945年に原子爆弾が日本に落とされた事も、また新しい戦争の始まりだったといます。
「サイバー戦争」は新しい戦争の形であり、それはすでに始まっています。それがこの映画に描かれている、世界に対する監視システムの体制というものと共に、確かに存在することを知って頂きたいのです。
そしてもう1つ。法的な定義を鑑みても、今行われているサイバー攻撃的なものは戦争行為だと思います。
アメリカにとって日本は同盟国ではありません。人質になっている、いう風に僕は考えています。もし日本が、中国でもいいですし、他の経済圏と協力関係を持とうとし、そしてこの同盟関係から離れようとした場合、脅迫されたり、この(仕込まれた)マルウェアなどが人質になる、そういう非常にシリアスな問題だと受け止めて頂きたいのです。
NYプレミアにて。
トロント映画祭にて。