撮影は常にフィラデルフィア内、
街から半径50キロを超えようとしないという、
排他的で、超秘密主義の怪しい監督
M・ナイトシャマラン。
『シックスセンス』の脚本監督によって日本でも名を知らしめ、ワタシもかなり気になる監督だったんだけど・・・
その、異常なほどに秘密主義な彼の全貌を暴く!
という興味ふかーい企画が、
6作目である『ヴィレッジ』撮影時にドキュメンタリーとして撮影され、
2004年にリリースされた映像をスターチャンネルで放映していて、ママが面白いというのでダビングしたvideoを借りて観た☆
インタビュアーはこのドキュメンタリーのディレクター、
伝説の建築家・ルイスカーンの息子であるナサニエルカーン。
ヘタなホラーよりも怖かった
っていうか面白い!
2時間くらいあるけどあっという間で、引き込まれた~
と、その前にシャマランのプロフィールを一部抜粋。

生まれ・ 1970/08/06
出身地 インド/ポンディチェリー
インドのポンディチェリーにおいて優秀な医師の家系に生まれる。
幼少期にアメリカ・フィラデルフィアの高級住宅地域に移住。
8歳の時に8ミリカメラを与えられた彼は早くも映画製作に目覚める。
スティーヴン・スピルバーグが憧れだったシャマラン少年は17歳の時までに実に45本の自主映画を手掛ける☆
高校卒業後、医者の道をあっさりと捨て、映画製作を学ぶ為、ニューヨーク大学芸術学部へ進む。
92年に卒業し、同年初めての長編映画「Playing with Anger」を監督。
自らの生まれ故郷インドへの旅を基にしたこの作品は批評的な成功を収める。
98年、初のメジャー作品となる
「翼のない天使」で脚本・監督を務める。
自身の少年時代を色濃く反映したこの作品は興行的成功を得るまでにはいかなかった。
が、翌99年に3作目となる作品でキャリアはいきなり頂点へ。
ブルース・ウィリス主演でつくられた「シックスセンス」は斬新でスタイリッシュな演出と
世界中が度肝を抜いた衝撃のラストで興行面で大いなる成功を収め、自身もアカデミー賞の監督賞と脚本賞にダブルノミネートされるなど、
一躍ハリウッドで最も注目される監督の仲間入りを果たす☆
ブルース・ウィリスと再びコンビの4作目
「アンブレイカブル」。この作品で脚本料として破格の500万ドルを獲得。
続く「サイン」ではその記録を大幅に更新する1,000万ドル以上の値が!。
6作目は「ヴィレッジ」。名実ともにハリウッドを代表するフィルムメイカーのひとりとなった。
チャプター1
すべてが仕掛けとは限らない
~~フィラデルフィア郊外 『ヴィレッジ』のセット入り口

録音器機に頻繁に異常発生
シャマランの帰宅へ行くと、門の所には数人のファン(18~20才?)が。
彼らは、既にサインももらってるのに待ち伏せするほど熱狂的な信者。
その中の一人が、「シャマランは
霊界と繋がりを持ってる」と意味深な発言。
もっと詳しく聞くために取材を依頼、彼の家へ。こっくりさんのような、あちらでは有名?な占い盤を持ち出し、ナサニエルと一緒に試行。
蝋燭をつけてボードの上に置かれた、プラスティックっぽいもの、に手を触れずにかざす。
質問は、「M(マノジ)ナイトと関係のある霊はいますか?」
なんとYESと書かれた方に、勝手に動いた
後で、撮ったビデオを確認するシーンも入ってて、本当に触れてないし、ウソっぽいトリックやヤラセっぽさもないの!これには、びっくり。
その後、Mナイト信者のサイトのチャットで、熱狂的なファンに色々と訪ねる。
ファンのレベルは最高5までつけられていて、最初にいくつかのクエスチョンに答えて決まる。
(ここでも不思議なことが・・・・!)
チャプター2
秘密がない人生は退屈だよね

色々な聞き込み取材を続ける内に、『サイン』でのメルギブソンの前にオファーされていた俳優が存在することがわかる。広報担当には内緒で、こっそり会いに行くことになった。
それは何と
ジョニーデップ
自宅ではなく、一時的に借りているというマンションへ押しかけ取材。
にも関わらず、ラフな格好の素顔で答えるデップ。
「
あんな奇妙な思いはしたことがない」と答える。
シャマランは、デップのもとに、契約書にサインさせようと一式持って現れた。
その内容は驚くべきもので、尋常じゃない。
色々なマスコミへの質問に対する答えが用意されていて、勝手に答えることは禁止。
秘密がない人生は退屈だよねと言った。その「退屈だよね?」という言葉の調子が独特で気味が悪かったという。
「あともう一つ、クサイのがあったな。たかが映画なのに、何故そんなに深刻ぶる。
もっと肩の力を抜いて楽しめばいいのに」と締めくくった。
そして、別の日~
広告担当女性の許可を得ている上で今度は『ヴィレッジ』に出演のエイドリアンブロディへのインタビュー。
「Mナイトに殺されたくない」と言いつつ、たどたどしくインタビューに答える。
「
秘密がない人生は退屈だよね 」・・・!
そして更に彼は、「
秘密を守りたいなら誰にも言うな。 ジョージバーナードの引用だよ。」
まさにこれが、デップが言っていたもう一つのクサイ言葉。だった!
翌日は、同じく『ヴィレッジ』で主演の、ホアキンフェニックスにインタビューが慣行される。
が、彼は現れなかった。広報担当の差し金か?それとも。
その後、再度直接シャマランにインタビュー。夜のバーに繰り出す。
ビリヤードを楽しんでいると、女性ファンがポラロイドを一緒に撮ってくれと話しかけてくる。
1枚目は失敗したからと、2度目の撮影をせがむ彼女。シャマランは快くOKした。
失敗したという1枚目を見せてもらうと、シャマランの背後に怪しいものが


色々あって、今度は高校の同級生にインタビューを依頼。本人の許可がないと喋らないと最初は言ってたものの、結局喋ってる。
「彼が10才の頃、池に張った氷が割れて、シャマランは溺れそうになり、助けられるという事故があった。それから人生観が変わったと言う。」
その事件について詳しく調べると、驚くことに彼は
35分間水中にいた事がわかった。
その時、
水の底で何かを見たのだ
・・・かなり『アンブレイカブル』っぽい。
チャプター3
あなたはどう考えますか

これはちょっと胡散くさかったけど、祈祷師にシャマランの事を占ってもらう。
(石を投げながら)「彼は認めないが、霊能力がある。」
「霊に起こされるから夜は眠れない。」などと答える。

その間、広報担当女性から再三、何で勝手な事を聞くのよ!とか、色々と怒鳴られる。
そして、3度目くらいのシャマランのインタビュー。。。。
彼は、現れなかった
出来上がった、このドキュメンタリーについては
「
そんなものは、誰も信じない。次の日には忘れるさ。」
云々、否定コメント。(かなり憤慨してる様子)
でも、画面には
決定的証拠が映っていた
大まかに言うと、こういう内容。ホントにびっくり。そこらのホラーよりもよっぽどコワイよ~これ。
怖いの好きだけど、信じらざるを得ない程のリアル。
おまけに、ジョニデのインタビューなんて絶対ホントだろう。
それにしてもシャマラン、恐るべし。。。。。








8
『ヴィレッジ』そのものよりも、こっちのドキュメンタリーの方が面白いとは!
毎回自分の映画に顔を出す、シャマランがアヤシイと感じてる人は是非観て
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また超極秘で撮影が勧められている次回作は
『
Lady in the water』
ポールジアマッティと,『シンデレラマン』などの監督・ロンハワードの娘、
ブライスダラスハワード(「ヴィレッジ」の女優)共演。
水の妖精の話?(また水関係か!)

その次は『Life of pi』が控えている。

沈没、遭難、漂流…。
救命ボートに残されたのは16歳の少年と、シマウマ、オランウータン、ハイエナ、そしてトラ。生き残るのは誰か? 衝撃のラストシーンが待つ冒険小説。ブッカー賞受賞作。
これは面白そう!
ますます、シャマラン作品過去のも含めてまた観たくなってきた~。
Mナイトシャマラン・オフィシャルファンサイト
ヴィレッジでの来日インタビュー
やっぱりブレイクのキッカケとなった、『シックスセンス』が一番面白い。
なんか、その後の作品は段々とおかしくなっていくような・・・

特に、『ヴィレッジ』のラストは全然オチになってないじゃん!
どれも盗作疑惑とか、いろいろ言われてるけど・・・・
しかも、ほとんど自伝???

まだ可愛かったハーレイくん。
シャマラン、これって自分のこと?
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