Alejandro Jodorowsky

抗う者

satanは
失楽園において、明らかにミルトンに坐する
唯一の堕天使であり
天使の三分の一を誘惑し、
創造主に背を向かせるほどためにも、
そうであらなければならないのである・・

　　汝が
　　叛乱の天使であったのか。
　　ここにいる汝が
　　誰も破ったためしのない
　　天の平和とシン義を破戒シ
　　天の子らのおおよそ半分ほどを驕れる謀反の
　　郎党に引き込んだのか　

satanが謀反の先頭にたったのは天における御子の登位によって
威信が損なわれ蔑ろにされた事実をあげている
そのすべての行動原理はオゴリ(驕り)"に基づいており・・

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盲目的な愚かさにほかならず
外世界(別のプレーン)の現実を知覚できないほどの無責任な無能さであり
しかしながら創造主にたいして謀反をへとsatanを導いたのは愚かさであった
ベルゼブブにたいしてsatanは天との戦いよりも人との戦いに注意を向けるべきだと
述べている

　　ニンゲンたちを
　　一本の根元から破裂させ地上と地獄を
　　混ぜ合わせ
　　偉大な創造主を破壊するため
　　ありとあらゆることをなすのだ

意図してない独身

americaで昔
墓から死体を掘り起こしその死体で家具や服などを作っていた狂人がいた
その男は村では頭はよくないが素朴で親切な男でとおっていたが
彼を狂気に陥れた原因は唯一の家族である母親の死だった・・


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男は弟が一人いる弟も同じ職種で違う部署で働いていた
男はもともと結婚願望が人一倍強い男だった
なぜなら彼はとても両親(とりわけ母親)を大切にしており
できればはやく結婚して男の子を産ませ母親に跡取りとしての孫をみせてやりたかった

20代：まだ若いが彼の慎重な性格のせいで冒険はせずできるだけ温和に静かにすごしていた

30代：やはりすこし焦りがでてきた偶然知り合った中国国籍の女性と交際できた
　　　しかし肉体的なコンプレックスがひっかかる下半身を整形したこれで自信がついた
　　　でも彼女とけんかをしたがもって生まれたプライドと意地の高さで謝れず
　　　彼女と別れる　そのごそのことをずっと思って夜の街で静かに酒を飲んでいた

40代：年老いてゆく親をみて、自分と同じく結婚しない弟をみて
　　　絶望的な気持ちになるが自分がどうすれば女性と出会えるか理解できず
　　　半ば足踏み状態で周りの他人の「あなたはなぜ結婚しないの？」という
　　　問いに怯えることになる

50代：親に先立たれることに覚悟はできている
　　　ただ自分が天涯孤独になるフラグはたっている

いやな奴「おまえはいつ死んでもいいよな」
男「はぁ？」
いやな奴「だってお前が死んでもだれも悲しまないダロ」