僕が好きな女子が教室の隅でこう話していた
女子「アニエスのバックが・・」
話を盗み聞きしていると
どうやらアニエスとは
服のブランドらしい
大丸に売っていることは分かった
そこから根拠はないが木屋町四条に出来た
ポールスミスで服を購入することに
買った服は着てみるとカッコいいと思ったが
一度しか着なかった
その後 僕はファッションというものに対して無知だったので
メンズノンノを毎週購読することにした
そのときのノンノの何号かに
町のおしゃれさん紹介という企画があり
そこで京都にあるセレクトショップのオーナーと
店の電話番号が書いてあり
僕は手持ちのお金を持ちその店にいった
店で購入できたのは、
ドリス・ヴァン・ノッテンのコーディロイのgジャン
パトリック・コックスのスエードハーフブーツ
そのお店には頻繁に通うようになり
ジャンコロナのポロシャツ
ジョーケースリーヘイホードの千鳥格子のシャツ
ドリスのニット
ジョンガリアーノのtシャツ
マルタンマルジェラの基金tシャツ
ラフシモンズのセーター
ローラ・ダッフィーのローファ
などを購入した
その時期
街を歩いている時に踵が金属でできていてその中心に穴が開いており
そこにひもを通して履くブーツを履いてる男子を見かける
僕はそれが無性に欲しくなり、
どうやって調べたか思い出せないが
販売している店までたどり着いた
ブランド名はダーク・ビッケンバーグ
靴は今期のコレクション
価格は7-8万だった
サイズがあったので早速購入し
次のコレクションでのブーツの写真を見せてもらい
予約した
そこの店長がいうには
僕が良くいく店を解雇されてそこから
このブランドでやっていくのを決めたそうだ
当時の雑誌;アントワープの6人
ジャンコロナ
ピストルズの再来
一点豪華主義
ミニマリズム
ぼくは好きな女子に
振り向いてもらうという
初期の目的を忘れていた
大阪のopaのバーゲンで
コスチュームオムのジャケットを購入
その後
京都の桜ビルにアダムエ・ロペが出来ることが発覚
これもどうやって調べたか
いまとなれば思い出せないが
当時探していたヘルムート・ラングのジャケット
アレクサンダー・マックインのミリタリーバックを
購入
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落伍者としての自分
学校に通わなくてよくなり
仕事の事と家庭用ゲームやマンガ・映画
またひきこもり的な生活に戻っていき
服装を衣装として捉える資金も意欲も薄れ
メンズノンノは買わなくなりました