中央市場付近西大路一本東の通りを
仕事中後輩がいった
後輩「先輩東京に行きませんか?先輩もうすぐ異動だし」
僕「時間さえ合えば良いよ」
僕らは東京に行くことになった
行く場所は徳永弘明のコンサート以外は
全て僕の企画で進むことになった
真意は、後輩は徳永弘明のコンサートに行きたいが
それだけでは興が足りない
なのでもう会えなくなる僕と東京にゆくことができれば
もっと楽しくなるのではないかということだった・・・
新幹線に乗ることになった
村上隆のドボジテドボジテオシャマンべ
通称DOB君の携帯ストラップを買った
当時の村上隆は日本画とジャパニメーションの融合や
芸術の商業化をコンセプトにしていた
それがルイヴィトンのデザインをするとは
思ってなかった
新幹線の中ではビールを飲み
渋谷についた
渋谷に二人部屋のホテルを取ったのだ
後輩が出かけたので酒を買う
傍らすこし渋谷の街を散策した
タワーレコードの様な巨大な書店があり
アックスの特集を組んでいた
アックスは危ない1号の流れを組む雑誌で
かなり危ない雑誌だが
90年代初頭から続く日本のサブカルチャーブーム
でその手のマニアからは受けていた
ホテルに戻ると後輩は帰っていて
ジャッキーチェンの店に行こうという
店には等身大の写真があり
甘いあんかけスープに唐揚げの乗った
ラーメンを食べた
その後ホテルのテレビをつけると
犬夜叉がやっていた
犬夜叉は京都アニメーションが制作していたが
僕的には内容はいまいちだったが
女性ファンが多くいるアニメだった
初日は徳永英明のコンサートが夜にあるので
僕はホテルで待つことになった
待つ間に500㎖の銀のビールを9本買い
一人で飲んでいると
後輩が餃子を持って帰ってきた
次の日
上野博物館に行くことになった
ピエール瀧がテレビブロスで紹介したからだ
干し首やハチ公のはく製
ダイオウイカを観た
その後目黒の寄生虫館へ
寄生虫館では住血線虫の入っているカタツムリが
プラケースに入っていて蓋が開いていた
サナダムシのTシャツやキーホルダーが発売されていた
ホリプロを通り過ぎた
次の日は
秋葉原にいった
露店にコンデンサや電気部品がバラで売ってる
街は意外とさっぱりしていた
現在は凄いことになってるみたいだが
当時の秋葉原は本当に電化店のあるだけの街だった
その後お台場に行きフジテレビに行った
ホリケンさんサイン会はこちらという
プラカードをもった社員の男に
わざと「堀内健太郎さんサイン会だ」と言うと
すごい睨まれた
次の日は最後の日で新幹線にのり
ビールを飲んで京都に帰った
後輩はまた行きましょうと言った
それから東京には行ってない