砂漠の音楽

本と音楽について淡々と思いをぶつけるブログ。

cero Live「別天」

2019-05-25 16:33:56 | 日本の音楽


暑いんでブログを書きます。
5月なのになんですかこの暑さ、世界は俺に死ねと言っているのかよ。
仕事なんてしている場合じゃない。今すぐ海に行かなくちゃ、夕日を見ながらビールを飲まなくちゃ。
しかし今日はなんと9時まで仕事、世界は俺に死ねと言っているのかよ。



そんなわけで昨日ceroのライブに行きました。その感想を少し。
真っ先に感じたのは「洗練されてるな」ということ。会場がNHKホールだったし、座席が後ろの方だったのもあるんでしょう。でも昨年6月に聴きに行ったときより、抜群に良かった。音数自体はそんなに変わってないと思うけど、聞かせどころがわかりやすかったし、音があまりぶつかり合わずにスリムになった気がする。あと珍しくMCが面白かった(笑)

ステージ右側にメインのリズム隊。相変わらずの厚海義郎と光永渉コンビ。このリズム隊になら抱かれてもいい。今回は後ろに管楽器が控えていた編成だったためやや控えめでしたが、それでも最高。抜群の安定感。角銅さんのコーラスも良かった、古川さんはぴょんぴょんしてて存在感があった...。

良かった曲。
・Orphans 高城さんが「はしもっちゃんの曲やっていきます」って言ったとき、やるだろうなと思ったけど、生で聴けて良かった。ceroの中で3番目に好きな曲(なお1位ロープウェー、2位Contemporary Tokyo Cruise)。最後のサビ前の橋本さんのギターが好き。

・Poly Life Mult Soul アンコール前の最後の曲。厚海さん、今回はシンセじゃなくてベースで弾いてたけど、やっぱりこっちのほうがいい気がする。光永さんのドラムにほれぼれした、ライドシンバルめっちゃ叩くやん、好き。前回は気が遠くなるくらい長かったですが、この日はさっくり終わりました。

・街の知らせ アンコール。やっぱりこういうリズムの曲やらせるといいよね。微妙に後ろにノリがある。でも歌詞はかなりストレート、孤独と寂しさ、愛がテーマ。こんなに素直な歌詞、彼らにしては珍しい。だからこそ、最後にやられるとぐっと来ちゃうんだな。


意外だったのはYellow Megusをやらなかったこと。ライブだとほとんど常連だったと思うのですが。あとイベントタイトルと繋がっているベッテン・フォールズをかなり早めにやっていたこと。3曲目だったか。そんな早くやっちゃっていいの...?と思ってしまった。前半に比較的キャッチーな曲をやっていたような、Double ExposureとかSummer Soulとか。

中盤のBuzzle Bee Ride、拍が7/8ということもあってノリ辛いし、歌詞の内容もよくわからなくてあんまり好きじゃない。でも盛り上がる曲だからか、結構遭遇している気がする。あとロープウェーも良かったけど、高城さんのギターの音のハイトーンがちょっと強かった。イントロのギターがもう少しぼやっとしてたら尚よかったな。

それから。高城さんが作ってきた詩が面白かった。あんまり正確に覚えてないけど、朝パーティから帰ってきて、一人でする長い長い放尿、みたいなフレーズが印象的だった、いつかテキストで目にしたいと思う。



ざっくりした感想ですがこんな感じでした。またライブに行きたい。初期の曲をあまりやってくれないのは寂しいですが、変化を求めるバンドなのでそれはしょうがないかもしれない。「やがて人生は次のコーナーに」といったことなんだろうね。さて、仕事に戻るか。世界は俺に(ry


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