新年会

2010年1月15日（金）

今日は新年会。
以前、私が自身最初で最後の人生の寄り道（いま振り返ると）で、中洲で小さなお店を
していた頃出会った方々からのお誘いで....
辞めてから2年経過しますが、折々に食事会を設けて親交を温めています。

でもねエ～具合が回復したころに子供2人に言われたんです、
「お母さん、ふけたよ」「お母さん、顔が.....」
ショック！！
身内だからこそ遠慮なくほんとのこと言いますから...

病院でこんなことがありました。
その日は体調もだいぶん良くなっていたので、待合ロビーで順番待ちしていました。
すると目の前に一人のご婦人が座りました。
なんてかわいい人、とまず思いました。
で、彼女をさりげなく、ちらちら観察しました。

年齢はそう...72.3歳かな、お顔には殆どしわがありません。
薄いベージュのニットキャップ、首もとは白っぽいフワフワのマフラー、セーターはベージュ、パンツは
オフホワイトのニットパンツ、レギンスのようでもあり、レギンスよりはパンツに近い...
ソックスは濃いめのベージュ、靴はぺたんこの薄いベージュ....
ダウンコートは明るめのベージュ、白のトリミングあり....と、まあ..オフホワイトとベージュが
絶妙のバランスでコーデイネイトされていました。

わたしは感動しました。
「素敵は人」とはまさにこの方のことをいうのでしょう。
回りには同年代の女性の方が2.3人いましたが、この方たちが所謂普通の人です。
天神によく出かけますが、この年齢でここまで素敵な人を今まで見たことがありません。
年をとるにしたがって、オシャレがおざなりになっていきます。
いつまでもおしゃれ心を失わないように....このご婦人が教えてくれました

ファッションが輝くのではなく、その人自身の心持ちが、ファッションに現れて
心は見えないけれど、その人が纏っている雰囲気がきっと輝くのです。
新年早々ひどいめにあいましたが、こんな出会いもあったのでした。