soraとお散歩

日々のあれこれ、お気に入りのあれこれ、
心に沁みたあれこれ....人生の彩りを記してます。

牡丹

2011-04-18 | Weblog
今年も牡丹の花が大きな蕾をつけました。
いつもの時季に忘れずに、気が付いたときはもうこんなに
蕾が大きくなっています。

今日も痛ましい事故がありました。
朝の登行中の小学生の列にクレーン車が突っ込み、子供たち6人が犠牲に
なりました。
こんなことがあっていいのでしょうか....
朝、お父さんやお母さん、家族といつものように会話して
「いってきまあす」と家を出て学校へ向かったそれぞれの子供たち
それが、人間が操る暴走した車によって、突然命を絶たれるのです。
もう、「おはよう」も「また、あしたね」もやってこないのです。
犠牲になった子供たちの御霊に誰が、どんな言葉を持ち合わせるというのでしょうか
私たちはまた言葉を失ってしまう....。

何事もなければ、庭の花が約束を守るかのように毎年、毎年咲くように
子供たちも毎年、毎年大きく成長していったことでしょう

今日は悲しい一日でした。

山吹

2011-04-18 | Weblog
日曜日、久しぶりに空クンと一緒にずっといました。
洗濯をいっぱいしましたねえ~
洗濯機にどんどん入れて、干すまでがスキです。
裏庭の山吹がいつのまにか満開でした。

大震災の3日目あたりまではテレビのニュースを見続け、非現実な有り得ない事態に
釘付けでただ呆然とテレビを見ていました。

「お悔やみ申しあげます」
「お見舞い申しあげます」
その言葉も普通に言えないほどの衝撃を受け、それからはそのニュースから遠ざかり
自分に訪れる一日、一日、を心から感謝するようになりました。
当たり前が当たり前でなくなる人生があることを知ってからは......
いいえ、そういうことがあることは知識として分かっていましたが、この度の
大地震、大津波、原発...想像を絶していました。

新聞は意識的に読んでいませんでしたが、日曜日、読みました。
胸が痛くて、痛くて、涙が溢れてきます。
原発の避難地域の荒廃と取り残された動物たちの悲惨な様子....
ほんとに胸が締め付けられる思いというものは、本当はこういうことだったのか...と
深く、深く胸に刻まれました。

山吹の花を見ながら、明るい光のもとで洗濯ものを干している私は何て幸せでしょうか...