誕生日

平成23年3月17日

本日誕生日を迎えました。
元気に今日の命を頂いたことを感謝します。
東北関東の大震災のニュースを毎日心痛く悲しく辛い思いで聞いていますが、
あっという間にがれきや津波に呑み込まれていった方々のことに思いを馳せると
とても「おめでとう」という気持ちにはなれません。
春のお彼岸も近いけどまだまだ厳しい寒さが続いている被災地。
一度みちのくの春を散策してみたいと願っていましたが、いつか元気に復興した
みちのくの地を訪れてみたいものです。
避難所で過酷な生活を強いられている人々に一日も早く春の暖かな光が届きますように...
悲しみ、絶望の中にも一瞬の笑いがそっと心に宿る日がきますように...
祈るばかりです。

根っこ

お墓参りをさせて頂き、車に戻って目に飛び込んできたのがこの楠の木の根っこ。たくましく地面をつかまえています。

春ランチ

今日は仕事で市内まで出かけました。
平日の昼間に市内に行くことは年に数回のこと。
博多駅のＪＲシテイビルのオープン、明日からの九州新幹線全面開通のお祝いムードの
街は活気づいて見えました。
昼食にホテル　モントレの和食ランチに行ってみました。

まず、お刺身と口取が6品、お雛さまの飾りふうに運ばれてきました。
男雛の横には菱餅を模したもの、男雛の中には山菜の和え物
が入ってました。さりげなく桃の小枝が一本。
いつものように季節感を取り入れ、見て美しく、食べて美味しい平井料理長の心配りが
感じられます。お刺身もいつものようにおいしかった。
次にご飯が新筍とグリーンピースかちらし寿司、わたしは新筍の方をチョイス、天ぷら、
海老しんじょをうすーいかぶで包み込んだ椀物おすまし...品の良いおだしがよく効いて
絶品。
程よい満腹感の〆にデザートです。
6種類のデザートの中から「餅あんみつ」をチョイス。
杢の椀に小さく丸めた蓬餅、ほうじ茶の寒天、餡子、平井さんのこだわりのきな粉が
かけられ、黒蜜が添えてあります。
このデザートがまたとっても美味しい！
平井さんのお料理はデザートも美味しいんです。
一度是非ご賞味あれ

幸せ感をいっぱいもらったランチでした。

大先輩

20年ものの地植えのクリスマスローズ。

シンプルな花びらで、白からやがて薄いグリーンに変化していきます。

ハナミズキの樹の下、めだかの鉢の横、ここを自分の住処と定めて、毎年毎年

咲いてくれます。

新顔さん

去年の同時期に白のホワイトエンジェルさんと共に我が家にきました。

特徴のある花姿です。やはり白色がきれいかなあ....

クリスマスローズ

2011年3月11日

去年の12月に我が家に連れてきました。

気品のある花姿が気に入りましたので....

やっと咲き始めました。美しいです。

くじけないで

2011年3月10日

現在99歳の柴田トヨさんの詩集「くじけないで」が150万部突破したことを
雑誌で知りました。
私は去年の夏頃手に入れました。
平易な言葉で正直に飾らず綴られた詩集を読んでいくと、この私にも陽射しや
そよ風が吹いてくるのです。
もうご存知の方もいるでしょうが、表題作の「くじけないで」を書きます。


　　　　　　　　くじけないで


　　　　ねえ　不幸だなんて　溜息をつかないで

　　　　陽射しやそよ風はえこひいきしない

　　　　夢は　　平等に見られるのよ

　　　　私　　辛いことがあったけれど

　　　　生きていてよかった

　　　　
　　　　あなたも　くじけずに


柴田さんのお顔はやさしくてきれい。
お帽子をちょこんとかぶり
うっすらとお化粧もしている。こざっぱりとご自分によく似合ったお洋服を着ている。

わたしの憧れの人です。
こんな詩もあります。

　　　　　　　　　　　　化粧

　　
　　　　　倅が小学生の時　お前の母ちゃんきれいだなって
　　　　　友達言われたと　うれしそうに言ったことがあった
　　　　　それから丹念に97の今も　おつくりしている
　　　　　誰かに　ほめられたくて

　
「秘密」からの抜粋

　　　　　98歳でも　恋はするのよ
　　　　　夢だってみるの
　　　　　雲にだって乗りたいわ

　素敵な、素直な正直な言葉ですよね。


　　　　　　　　　　　　

沈丁花

2011年3月9日（水）

今日は冷たい風が一日中吹いて寒かった。
この風が沈丁花の香りをどこまでも運んでいく。
秋の金木犀、春の沈丁花....胸をきゅうんと切なく揺すります。
うちの沈丁花はこんもりとずいぶん大きくなっていたのに突然枯れてしまったことが
あります。
蕾をたくさんつけていたのに...なにをしたわけでも無いのに、徐々にしおれて
庭から消えました。
花屋さんでそのことを話題にしたら、花屋さん曰く、沈丁花は不思議な花と言って
ました。
人間が何をしたわけでもないのに忽然とある日消えると....
理由は分からないそうです。
アップしているのは会社に咲いているものです。
この木は半分は葉っぱが黄色くなって萎れています。
去年の冬、萎れはじめているのを発見した時はホント、驚きました。
それからは毎日声をかけています。

「がんばって、がんばって、大丈夫よ、大丈夫よ」

先週から白い花が開きだしました。
花は普通の大きさからするとかなり小さいです。
渾身の力を振り絞って花咲いたようで....けなげに淡い香りを放っています。

自宅の庭の沈丁花はまだまだ小さい木ですが、元気に育っていくつか花をつけました。
冬の名残の風が吹くこの時期に本当にお似合いの花と香りです。

青空に梅の花

昨日、朝の散歩途中に出会いました。
この梅の木は随分と古木。何度、何十度、花を咲かせたのだろうか…

あら～どうしたの？

今日、その知人に2ケ月ぶりに会った。
開口一番、「あら～どうしたの？疲れた顔してるね、大丈夫？」
毎朝毎晩自分の顔を見ていて、そんなこと感じたこともなかったから
言われた私が「ええっ、そうですか？」と驚いてしまった。
確かにココロも体も疲れています。疲れているでしょう...きっと...
うまくいかないことばかり
自分の非力に嘆くことばかり
だれかにやさしい言葉でなぐさめられたら、ナミダがいっきに溢れてくるだろう..

空の瞳をみつめる、空が私を見つめる
空を抱きしめる、空があたたかい..
言葉を持たない空のぬくもりが言葉以上のやさしさで私をつつんでくれている。