ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

レッスンの前にテニスのお話・3

2016-05-27 | 不登校

一昨日は、ミノ君のレッスンでした。

レッスンの前に、お母様から連絡があり、
ミノ君が今月でピアノを辞める!と言っているので、話し合ってください、とのこと。

 

私はショックでしたが、そのことには触れずに、普段どおりのレッスンを始めました。

勿論、最初にテニスの話をしました(笑)

ミノ君が練習している曲の中間部に、拍子感がずれている箇所が、何箇所かあります。

「この拍子感のずれは、作曲者の気持ちの揺れかもしれないね。」
と指導したら、非常に興味を持ってくれました。

あと、ペダルの踏み方を、何箇所か指導した後で、

「高校生は忙しいから、練習するのは日曜日だけでいいよ。
でも、今日のレッスン内容を定着させる為に、帰ったら1回だけでも弾いてみてね。」
と伝えました。

するとミノ君は
「1回だけなら、毎日出来ると思います。」
と言ったのです。

えっ!?辞めるんじゃなかったの???

 

話を聞いてみると、
学校の勉強が忙しいので、平日は時間的に無理だけど土曜日ならば来られます~とのこと。

私は早速、ニノ君のレッスンを、土曜日に組み込むことにしました。

 

夜になって、お母様から連絡が入りました。
「ピアノに行く前は、あんなに荒れていたのに、すっかり機嫌がよくなりました。
ピアノも続けるとのことで、安心しました。」

私も安心しました(笑)

 

きっと、超進学校に通い、勉強も部活も頑張っているミノ君は、
そのイライラを、お母さんにぶつけただけなのでしょう。

お母さんに楯突くことが、イライラの解消になっているのかもしれません。

そういえば、ウチの息子達の反抗期も、そうだったのかも~
と、今頃になって気が付いたのでした(反省)

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