今回の発表会では、結構直前に、思いもしないハプニングがあり、実はショックでした。
高校生3人が、出られなくなってしまったのです。
模試や試合と重なった為なので、仕方ありません。
これで、名曲を弾く生徒さん達が少なくなってしまったなぁ~と、かなり落ち込みました。
中学生達に頑張ってもらうしかないのですが、そのうちの2人は中3なので、
塾などで忙しく、あまり練習が出来ないようでした。
そんな中、頑張ってくれたのは小学生達でした。
特に、自閉症児のM君(中1)とR君(小5)、ADHD児のY君(中1)とT君(小4)は、
本当に頑張ってくれました。
今回はレストランを借り切って行ったのですが、そこのオーナー夫人が
「ららみ先生、今回は健常児ばかりが出演したんですね。」と仰いました。
「いいえ、障がいが有る子も、4人出演したのですよ。」
「えっ そうだったんですか? みんな上手だったので、わかりませんでした。」
と、嬉しい事を言ってくださいました。
さて、会場には、お祖母ちゃん達も、沢山お見えになりました。
M君のお祖母ちゃんは、私と会うなり
「M君を教えるのは大変でしょ? 本当に大変だと思います。」と仰いました。
「いいえ、とても言う事を聞いてくれますし、M君のレッスンは楽しみです。
それに、最近は本当に上手になりましたよ。」
私がそう言うと、本当に嬉しそうでした。
R君のお祖母ちゃんは、優しそうな笑顔で、本当に嬉しそうに挨拶をしてくださいました。
「R君、初めての発表会なのに、上手に弾けましたね。凜々しくて格好良かったですね。」と言うと、
深々と頭を下げてくださいました。
その他にも、Aちゃん(中3)、Aちゃん(小4)、Y君(小4)のお祖母ちゃんがいらしていました。
みなさん幸せそうな笑顔で、お孫さん達の演奏を聴いていらっしゃいました。
そんなお祖母ちゃん達の笑顔を見るだけでも、発表会を開いて良かったな~と思ったのでした。