ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

本気で謝ったのに何故か大笑いされた話

2018-07-20 | ピアノ教室

(昨日の続きです 

先週の1週間は、薬疹に悩まされました。

熱も高かったですし、身体中が真っ赤だったので、当然レッスンはお休みにしました。

そんな中ウッカリ、T君にだけは、お休みの連絡をし忘れていたのです 

ですので先週、当然T君はレッスンに来て、家に鍵が掛かっているのを確かめた後も、
暗い中、しばらく庭で待っていたのだそうです。

一応、ご自宅に電話をして謝りましたが、私はもう一度、キチンと謝らなくてはと思っていました。

長い間ピアノ教師をしてきましたが、こんな事は初めてだったので、
T君に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいだったのです。

なので私は、お詫びのクッキーを用意して、T君のレッスンを待っていたのです。

 

そして昨日の夜。。。

レッスン室に入ってきたT君に向かって、私は「おおっ T君 」と言いました。

するとT君は、大声で笑いました。

「T君ごめんね。 先週は、とても申し訳ないことをしました。
本当にごめんなさい これは、お詫びの気持ちです。」

私は真面目な顔で丁寧に謝り、用意していたクッキーを渡しました。

T君は、それでもずっと笑っています。

何故笑っているのかは分かりませんでしたが、私は久しぶりにT君の笑顔を見ました。

T君は小学生の頃からずっと機嫌の良い子で、何時もニコニコしていたのですが、
中学に入ってからは、すっかり無口になってしまい、最近は笑顔も見せてくれなくなったのです。

そんなT君の笑顔を見て嬉しくなったので、つい私も一緒に笑ってしまいました。

 

その後はT君も上機嫌で、テストの事や、部活の事まで( 昨日の記事 )嬉しそうに喋ったり、
レッスンも集中してくれました。

これって、薬疹の功名なのかも~  と思ったのでした。

でも、何でT君は あんなに笑ったのかしら。。。?

どなたか解明してくださ~い

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