ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

聴音のすすめ

2021-04-23 | ピアノ教室

だいぶ前のレッスン生のことです。。。

 

Kちゃんは、中2からレッスンを始めました。

一般的に言うと、中学生から始めるのは、
少々遅いピアノデビューだと思いますが、

ピアノを始めるのに適齢期は無いので、
楽しくレッスンを続けていました。

 

数ヶ月経ったある時、
そう、8分音符の曲を弾くようになった頃です。

あれ?と思うような事がありました。

あれ?と思う事は度々続き、
もしかしたらKちゃんは、
音符の長さが分かっていないのかも?。。。

と思いました。

音の長さが、あまりにも曖昧なのです。

 

勿論、次の課題を出すときに、
間違いやすい箇所や、説明するべきことは
伝えていたつもりでした。

でも、もう中学生だから分かっていて当然~と思い、
サラッとした説明にとどめていたように思います。

でも、Kちゃんは、
2分音符、4分音符、8分音符の違いが
明確には分かっていなかったのです。

 

私は、すごく反省しました。

中学生だから~という先入観を持たずに
小学生と同じ様に、音符の長さから
丁寧に確認するべきでした。

 

なので、Kちゃんには、
丁寧に音符の説明をした後で、
聴音をする事にしました。

耳から入った音を、
自分自身の手でノートに書き写し、

そして、そのノートを見ながら
自分で弾いてみる。

この繰り返しは、
音の長さや音程の習得に本当に効果があります。

そういう理由で、
小学生には必ず聴音をやらせていたのに。。。

中学生だから~という理由で聴音をやらなかった事は、
本当に申し訳なかったと今でも思います。

 

さてKちゃんですが、

聴音をするようになって、音の長さもしっかりマスターし、
その後のレッスンはスムーズにいきました。

聴音、おそるべしです。

 

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