だいぶ前のレッスン生のことです。。。
Kちゃんは、中2からレッスンを始めました。
一般的に言うと、中学生から始めるのは、
少々遅いピアノデビューだと思いますが、
ピアノを始めるのに適齢期は無いので、
楽しくレッスンを続けていました。
数ヶ月経ったある時、
そう、8分音符の曲を弾くようになった頃です。
あれ?と思うような事がありました。
あれ?と思う事は度々続き、
もしかしたらKちゃんは、
音符の長さが分かっていないのかも?。。。
と思いました。
音の長さが、あまりにも曖昧なのです。
勿論、次の課題を出すときに、
間違いやすい箇所や、説明するべきことは
伝えていたつもりでした。
でも、もう中学生だから分かっていて当然~と思い、
サラッとした説明にとどめていたように思います。
でも、Kちゃんは、
2分音符、4分音符、8分音符の違いが
明確には分かっていなかったのです。
私は、すごく反省しました。
中学生だから~という先入観を持たずに
小学生と同じ様に、音符の長さから
丁寧に確認するべきでした。
なので、Kちゃんには、
丁寧に音符の説明をした後で、
聴音をする事にしました。
耳から入った音を、
自分自身の手でノートに書き写し、
そして、そのノートを見ながら
自分で弾いてみる。
この繰り返しは、
音の長さや音程の習得に本当に効果があります。
そういう理由で、
小学生には必ず聴音をやらせていたのに。。。
中学生だから~という理由で聴音をやらなかった事は、
本当に申し訳なかったと今でも思います。
さてKちゃんですが、
聴音をするようになって、音の長さもしっかりマスターし、
その後のレッスンはスムーズにいきました。
聴音、おそるべしです。
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